ニコ・ウィリアムズが明かす昨季の苦闘とクラブの象徴としての覚悟
🦁ニコ・ウィリアムズがラジオ番組のインタビューに応じ、昨シーズンの肉体的・精神的な苦悩について赤裸々に語った。『今シーズンは肉体的にも精神的にも、とても苦しまなければなりませんでした』と告白。アスレティック・クラブの最大の象徴であるがゆえの周囲からのプレッシャーや批判に対しては、『結局のところ、多くの人が、ただ批判したいだけなのか、僕がニコ・ウィリアムズでアスレティック・クラブの最大の象徴だからなのかは分からないけれど、理解してくれないことがよくあります』と複雑な胸中を吐露した。さらに、怪我を押しての強行出場が続いていたことにも言及し、『何度も注射を打って練習や試合に出なければならず、その後で体がそのツケを払い、家で吐いたり、熱を出したりしていました』と衝撃の事実を明かしている。それでも彼はクラブへの強い愛着と責任感を示し、『でも、それはサッカー選手として背負わなければならないことであり、僕がアスレティック・クラブの一員であることの証として、毎日100パーセントで証明しなければならないことです。そしてそれは、若手や周りの人たち、チームメイトに、僕が諦めていないことを見せるためでもあります』と力強く語った。また、若い選手に向けては『サッカー選手になりたいなら、技術的なクオリティ以上に精神面も非常に重要です。精神的に強く、しっかり準備していなければなりません。プロになりたての頃は誰でもSNSの声を気にしてしまうものですが、自分が何者で、ファンにとってどれだけ重要かを理解し、成熟していく必要があります。打ちのめされる日があっても、家族や友人に頼ることが一番の解決策です』とアドバイスを送った。(via Estadio Deportivo)
ニコ・ウィリアムズ、デ・ラ・フエンテ監督との「父と息子」のような対話
🗣️ワールドカップを戦うスペイン代表の中で、ニコ・ウィリアムズとルイス・デ・ラ・フエンテ監督との間に強い絆が築かれている。ウルグアイ戦でニコラ・デ・ラ・クルスからの強烈なタックルを受けて負傷するなど、精神的にも追い込まれていたニコ・ウィリアムズだが、SNSに自身の思いを投稿した後、監督と深い話し合いを持ったという。『僕が経験したシーズン全体や、負傷を抱えてワールドカップに来たこと、そしてウルグアイ戦で再び削られたことについて、2人で本音で話し合いました。ほとんど父と息子のような、とても深い会話でした』と明かしている。また、怪我による批判や雑音についても『サッカーでは4〜5日ごとに試合があるため、すべてを消化する時間はありません。翌日には気持ちを切り替える必要があります。サッカーは誰のことも待ってくれませんから。だからこそ、完璧な状態で試合に臨み、すぐに頭を切り替えなければならないのです』と語り、監督との対話がメンタルの切り替えに役立ったことをうかがわせた。ワールドカップ自体については『ワールドカップはワールドカップです。ワールドカップで優勝できるのはごく限られた人たちだけで、サッカー選手にとって起こり得る最高の出来事だと思います。主役になろうがなるまいが、ここにいる26人全員が主役です』と語り、チームの団結力を強調している。(via Estadio Deportivo)
24歳の誕生日を迎えたニコ・ウィリアムズ、代表チームで手荒い祝福を受ける
🎂7月12日に24歳の誕生日を迎えたニコ・ウィリアムズが、ダラスでのスペイン代表のトレーニング前にチームメイトから恒例の「パシージョ(花道)」で手荒い祝福を受けた。急いで花道を通り抜けようとしたニコ・ウィリアムズだったが、チームメイトにユニフォームを掴まれ、愛のこもった「コジェハス(首の後ろへの平手打ち)」をたっぷり浴びることに。花道の最後にはルイス・デ・ラ・フエンテ監督が待っており、父親のように温かいハグで彼を出迎えた。ウルグアイ戦での負傷によりオーストリア戦やポルトガル戦を欠場したニコ・ウィリアムズだったが、準々決勝のベルギー戦では延長戦突入が濃厚と思われた後半35分に投入され、ミケル・メリノの決勝ゴールの起点となるなど見事な復活を遂げている。フランスとの準決勝に向けて、指揮官にとって非常に頼もしい戦力となっている。(via Estadio Deportivo)
元フランス首相がニコ・ウィリアムズの出自を挙げて多様性を擁護
🌍スペインの元首相マリアノ・ラホイがフランス代表について「フランス人がいない」と発言したことに対し、元フランス首相のマニュエル・ヴァルスが猛反発した。ヴァルス氏はラホイ氏の発言を「人種差別」と断じ、多様性に富んだフランスの歴史への無理解を指摘。その上で、スペイン代表の現状を引き合いに出し、『マリアノ・ラホイは自国の代表チームを見るべきだ。ラミン・ヤマルはモロッコ人の父と赤道ギニア人の母の息子だ。パンプローナ生まれのニコ・ウィリアムズは、サハラ砂漠を越えてヨーロッパに到着したガーナ移民の息子だ。さらに守備にはアジャン生まれでフランスの年代別代表のキャプテンだったラポルテがいる。彼の理屈に従えば、スペイン人もいないことになる。レ・ブルー(フランス代表)を侮辱しているつもりだろうが、彼が最初に侮辱しているのは彼自身の同胞だ』と語り、ニコ・ウィリアムズらのルーツに触れながら、彼らがスペイン代表で活躍している事実を強調して痛烈に反論した。(via Estadio Deportivo)
ラ・リーガ開幕戦のFCバルセロナ対アスレティック戦が延期の見通し
📅ワールドカップ・アメリカ大会でベスト4に進出したアルゼンチン、イングランド、フランス、スペインに多くの選手を派遣しているクラブのラ・リーガ第1節が延期される見通しとなっている。アスレティック・クラブは開幕節でFCバルセロナとのアウェイ戦が組まれているが、両チームともにワールドカップの準決勝に勝ち進んだ選手を多数抱えている(アスレティックにはニコ・ウィリアムズらが所属)。スペインプロサッカー選手協会(AFE)とラ・リーガの協定により、大会終了後から最低3週間の休暇が義務付けられているため、該当選手が8月14日〜16日の週末に予定されていた試合に出場することは不可能となる。これにより、この対戦は8月下旬(24日〜26日あたり)のミッドウィークに組み込まれる可能性が高い。(via SPORT)
アギレサバラの負傷が他クラブのGK補強戦略に与えた影響
🧤バレンシアCFのGK補強動向に関連し、フレン・アギレサバラについて言及されている。バレンシアは昨季中盤にアギレサバラが負傷したことを受け、ストール・ディミトリエフスキを補強の第一候補として位置づけた。また、アスレティックからのレンタル期間を終え、昨季契約を更新したクリスティアン・リベロがバレンシアの第3GKとして浮上しているものの、クラブは彼に出場機会を与えられる移籍先を探している。こうした玉突き的な市場の動きの中で、アギレサバラの負傷が他クラブの補強戦略にも間接的な影響を与えた形となっている。(via MARCA)
【本日の総括】
ニコ・ウィリアムズが昨季の壮絶なコンディション不良とクラブの象徴としての重圧を乗り越え、デ・ラ・フエンテ監督との絆を深めてワールドカップの舞台で躍動しています。また、彼自身の出自がフランス政界で多様性の象徴として語られるなど、ピッチ外でも大きな注目を集めています。一方、ワールドカップの過密日程により、バルセロナとのリーグ開幕戦は延期が濃厚となっています。