新体制の陣容整理: ウルコ・イセタがカディスへ完全移籍

👋 アスレティック・クラブは、ウルコ・イセタのカディスCFへの完全移籍で合意に達したことを正式に発表しました。1999年9月29日アイア(ギプスコア)生まれの26歳のアタッカーは、CDビトリア、アレナス・デ・ゲチョ、アモレビエタの育成組織を経て、2023年にアスレティックのBチームに加入し、セグンダ・フェデラシオンで22ゴールを記録しました。

⚽ 2024-25シーズンはセグンダ・ディビシオンのミランデスへ期限付き移籍し、アレッシオ・リスチ監督の指導の下、45試合に出場して15ゴールを挙げる大活躍を見せ、上位進出に大きく貢献しました。昨季はエルネスト・バルベルデ監督の下でトップチームに在籍しましたが、公式戦の出場は16試合(うち先発はわずか3試合)にとどまりました。しかし、最終節サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦では見事ゴールを記録しています。

💼 アスレティックとはあと1年の契約を残していましたが、新たに就任したエディン・テルジッチ新監督の構想には入らず、退団が既定路線となっていました。セグンダで確かな実績を持つイセタにはプリメーラやセグンダの複数のクラブが獲得に興味を示していました。

🤝 移籍交渉の裏側では、当初カディスとの間で125万ユーロから150万ユーロの移籍金でほぼ合意に達しており、選手側もカディス行きを決断していました。しかし、アスレティック側が移籍金の条件を巡って要求を提示したことで交渉が一時難航しました。イセタはアスレティックのトップチームで最も給与が低い選手の一人であり、給与が3倍になる他クラブへの移籍をこれまでクラブに阻止されていたという背景もありました。そこにマジョルカが200万ユーロというカディスを上回る好条件を提示して争奪戦に介入する動きも見せましたが、最終的にはマジョルカなど他クラブを出し抜く形で当初の予定通りカディスへの移籍で決着しました。

📝 カディスとは2031年6月30日までの5年契約を締結しました。移籍の具体的な条件として、アスレティックには固定の移籍金が入るほか、目標達成に応じた変動ボーナス、将来の売却益のパーセンテージ、そして買い戻し優先権が確保されています。

🗣️ クラブは公式声明を通じて『レサマでのこれまでの軌跡における彼のコミットメントと献身に感謝し、個人的にもプロフェッショナルとしても今後の幸運を祈る』とエールを送っています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

若手の旅立ち: ウナイ・ゴメスがセリエAのウディネーゼへ移籍

✈️ プレシーズン序盤からエディン・テルジッチ新監督による人員整理が進められており、ウルコ・イセタの移籍が発表される数日前には、ウナイ・ゴメスの移籍も正式に発表されました。移籍先はイタリア・セリエAのウディネーゼ・カルチョとなります。

💶 こちらの取引においても、アスレティック側は単なる売却にとどまらず、目標達成による変動ボーナス、将来の売却益のパーセンテージ、そして買い戻し優先権を確保する契約を結んでいます。プレシーズンが始まって間もない時期に、すでに2人目の売却という形で陣容のスリム化が進んでいます。(via Estadio Deportivo)

日程変更: W杯の影響でバルセロナとの開幕戦が延期へ

🗓️ 現在開催中のワールドカップ2026の影響により、ラ・リーガの2026-27シーズン開幕戦の日程に大きな変更が生じる見通しとなりました。

🏆 ハビエル・テバス会長やラ・リーガの決定により、ワールドカップの準決勝に自クラブの選手が進出している場合、そのクラブの第1節の試合は延期されることが決まっています。スペイン代表はベスト4に進出しており、アスレティック・クラブからはウナイ・シモン、ニコ・ウィリアムズ、そしてアイメリク・ラポルテが参加しています。

⏳ これにより、本来であれば8月14日から16日の週末に開催される予定だった第1節、FCバルセロナ対アスレティック・クラブのビッグマッチは延期される対象となりました。延期された試合は、第2節と第3節の間に設けられる8月のミッドウィーク(水曜日など)に振り替えられる予定です。これはスペインプロサッカー選手協会(AFE)の労働協約に基づき、代表選手たちにワールドカップ最後の試合から21日間の完全な休暇を与え、さらに最低3週間の準備期間を確保するための措置となります。(via MARCA / SPORT)

守護神の金字塔: ウナイ・シモンがW杯連続無失点記録を大幅更新

🧤 ワールドカップを戦うスペイン代表の正GK、ウナイ・シモンが大会の歴史にその名を刻む大記録を打ち立てました。大会前から正GKの座を巡ってダビド・ラヤやジョアン・ガルシアとの激しいポジション争いが議論されていましたが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は揺るぎない信頼を寄せ、シモンを起用し続けました。

🧱 シモンはその期待に見事に応え、グループステージのカーボベルデ戦、サウジアラビア戦、ウルグアイ戦をすべて無失点で切り抜け、決勝トーナメントに入ってもラウンド32のオーストリア戦、ラウンド16のポルトガル戦でクリーンシートを達成しました。さらに、カタールW杯のラウンド16モロッコ戦での120分間無失点、そしてグループステージの日本戦の51分から残りの39分間を含めると、驚異的な連続無失点時間を積み上げていきました。

⚽ 準々決勝のベルギー戦でも先発したシモンは、前半41分にティモシー・カスターニュの右サイドからのクロスに合わせたチャールズ・デ・ケテラーレのヘディングシュートを浴び、ついにゴールネットを揺らされました。しかし、これで記録がストップしたものの、ワールドカップでの連続無失点時間は「650分」に到達しました。

🥇 これは、1990年イタリア大会でウォルター・ゼンガが記録した517分や、イケル・カシージャスが持つスペイン人GKとしての最長記録476分、さらにはゼップ・マイヤー(474分)やジャンルイジ・ブッフォン(459分)といった伝説的な名手たちの記録を大幅に塗り替える偉大な金字塔です。また、ワールドカップで6試合連続無失点を記録した初めてのゴールキーパーにもなりました。

⚠️ ただし、ベルギー戦でのシモンはあまりセーブの機会がなかった一方で、ヒヤリとする場面もいくつかありました。ロメル・ルカクとラポルテが競り合ったボールに対し、ペナルティエリア外に遠く飛び出してクリアミスをしてしまい、ケビン・デ・ブライネに無人のゴールへロングシュートを打たれる場面ではロドリのブロックに救われました。さらに右サイドでの不完全な飛び出しからサーレマーケルスに抜かれた場面でも、ラポルテのカバーによって失点を免れています。それでも、この歴史的な記録の価値が色褪せることはありません。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque / MARCA)

ニコの復帰と本音: 負傷明けのニコ・ウィリアムズが誤解を解き、胸中を吐露

⚡ スペイン代表のニコ・ウィリアムズは、グループステージ第3戦のウルグアイ戦でニコ・デ・ラ・クルスの厳しいタックルを受けて負傷し、離脱を余儀なくされていましたが、ベルギーとの準々決勝で見事にピッチへ復帰を果たしました。

📺 試合は後半終了間際の88分、途中出場のミケル・メリノが劇的な決勝ゴールを決め、スペインが2-1で勝利しました。しかし、このゴールの直後、チームメイトがメリノの元へ駆け寄って歓喜の輪を作る中、ニコだけが少し立ち止まってからゆっくりと歩いて向かう姿がテレビカメラに捉えられ、SNS等で「メリノのゴールを祝っていないのではないか」と物議を醸しました。

🗣️ これについてニコは試合後、テレビ中継のインタビューで自ら誤解を解きました。

『テレビの映像で、僕がゴールを祝っていないように見えたということをはっきりさせておきたい。ポストを叩くような仕草をしたんだけど、その時に「バモス!」と大声で叫んでいて、その直後にラミン・ヤマルとぶつかったんだ。多くの人が、僕がミケルのゴールを祝っていないと考えたようだけど、彼のためにも、チームの皆のためにも、心の底からとても嬉しく思っている。これからもこんな風に勝っていきたいし、本当に幸せだよ』と力強く語りました。

❤️ さらにゾーンミックスでの取材では、負傷を乗り越えて復帰した現在の心境と、困難だったこの1年についての本音を感情を込めて吐露しました。

『今は解放された気分だよ。この1年は本当に惨めなものだった。でも、人生とはそういうもので、打ちのめされることがあっても、また立ち上がらなければならない。それが人生から学ぶ教訓だ。チームを助けることができて、僕にとってそれが一番大事なことだし、とても嬉しい。いつものような笑顔で、常にポジティブでいるよ』

🥺 続けて、周囲のサポートへの感謝を口にする際には言葉を詰まらせました。

『最初の瞬間からチームのみんなが僕を支えてくれた。僕がどれだけ苦しんできたか、みんな知っている。ウルグアイ戦でああいうことが起きて、今日こうして最高のバージョンで戻ってくることができた。家族の無条件の愛が常に僕の背中を押してくれた。兄弟、友人、彼女…彼らはいつも僕のそばにいてくれる。ここにいられること、そして家族が支えてくれていることは僕の誇りだ。これ以上話すと感極まって泣いてしまうよ』(via MARCA / SPORT / ElDesmarque)

宿敵のユニフォーム騒動: ラ・レアルの第3キットがビルバオカラーで炎上

👕 アスレティック・クラブの最大のライバルであるレアル・ソシエダが、2026-27シーズンに向けた第3ユニフォームを発表しましたが、そのデザインが思わぬ波紋を呼んでいます。

🔥 イクリニャ(バスク州旗)にオマージュを捧げたというこの新ユニフォームは、赤を基調とし、白と緑のディテールが施されています。しかし、ファンの間で最も物議を醸しているのが、胸に輝くクラブエンブレムの配色です。本来の青と白ではなく、白い縁取りと赤い背景のモノクローム仕様で描かれているため、この色の組み合わせがまるで「アスレティック・クラブの色」を彷彿とさせると指摘されています。

📱 SNS上では、ライバルチームのカラーを連想させるこのエンブレムの変更に対してラ・レアルのサポーターから大きな不満と批判の声が上がっており、アイデンティティを巡る予期せぬ炎上騒動へと発展しています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

エディン・テルジッチ新監督の下で陣容の整理が進み、イセタとゴメスがクラブを去りました。W杯の舞台ではウナイ・シモンが歴史的な無失点記録を打ち立て、負傷明けのニコ・ウィリアムズも勝利の喜びに涙をにじませています。W杯の影響による開幕戦の延期というイレギュラーな日程に向け、新体制のビルバオは着々と準備を進めています。