ラフィーニャの代表離脱問題と現地での激しい紛糾

今季ハンジ・フリック監督によってウイングから中央のフォワードポジションへ配置転換され、公式戦13試合で19ゴール3アシストという驚異的な得点力を発揮しているラフィーニャ。リーガ・エスパニョーラでは15ゴールでピチーチ(得点王)の単独トップを走り、ヨーロッパ全体のゴールデンシュー争いでも首位に立っています。

11月のFIFA国際マッチウィークにおいて、ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督から招集を受けました。シンガポール国立競技場で行われる11月14日の日本代表戦、およびその3日後のシンガポール代表戦というアジア遠征に臨むため、長距離移動を伴うハードスケジュールが懸念されています。

2030年までの契約更新イベントの場において、ラフィーニャ本人は『アンチェロッティ監督とは直接話し合った。彼は指導者として選手の出場時間を賢く分配しなければならないことをよく理解している。自分は怪我から回復している途中で非常に良い状態だが、まだ100%ではない。クレの皆さんは心配しないでほしい。自分は常にフィジカルを最高の状態に保つために全力を尽くしている』と語り、ファンを安心させようと試みました。

しかし、アンチェロッティ監督は『次の親善試合ではオーストラリア戦と同じラインナップで臨むつもりだ。エンドリッキ、ラフィーニャ、ヴィニシウス・ジュニオールらを起用する』と公言しており、初戦の日本戦でスタメン起用する方針を明かしています。

前回の代表ウィークでもオーストラリア戦2試合に出場した後に太ももを痛め、帰国後のヘタフェ戦とガラタサライ戦を欠場した経緯があるため、現地バルセロナのメディアやファンの間では強い批判が巻き起こっています。

RAC1の番組『Tu Dirás』に出演したジャーナリストのジョアン・ポキー氏は『ブラジル代表の親善試合のためにわざわざシンガポールまで行くなんて正気の沙汰ではない。過去3回の代表パロン全てで負傷して戻ってきたのに、また同じことを繰り返すなんて理解不能だ。私ならラフィーニャから今すぐ主将の腕章を剥奪する。まるでバルセロナが代表戦のために選手を温存・調整しているかのようだ。これは強盗であり、恥さらしで到底受け入れられない』と激怒し、代表派遣に対する強い憤りを表明しました。(via Estadio Deportivo / MARCA)