アトレティコ決戦に向けたハンジ・フリックのメンバー葛藤とディエゴ・パブロ・シメオネとの因縁
今週末の日曜日にメトロポリターノで開催されるアトレティコ・マドリードとの首位攻防戦に向け、ハンジ・フリック監督はスターティングメンバーの選定においていくつかの大きな決断を迫られています。
右サイドバックの位置では、直近のアラベス戦(6-1)とアストン・ヴィラ戦(3-0)で高いパフォーマンスを見せた20歳のブリアン・ファリーニャを継続起用するか、筋肉の負傷から復帰を目指すエリック・ガルシアを起用するかが焦点となっています。ジュール・クンデは左足首の捻挫の回復が遅れており、欠場が濃厚視されています。
中盤のピボットでは、ロドリの負傷離脱を受けて、アストン・ヴィラ戦後半やPSG戦で起用された若手のマーク・ベルナルか、実戦復帰を果たして出場時間を伸ばしている経験豊富なフレンキー・デ・ヨングのどちらを選択するかが注目されます。
左ウィングでは、PSG戦やクラシコなどビッグマッチで重宝されてきたアンソニー・ゴードンが、10月14日のガラタサライ戦以来ゴールやアシストから遠ざかっているカリム・アデイェミに対して優勢とみられています。
フリック監督にとって、ディエゴ・シメオネ監督はキャリア最多となる通算12回の対戦を数える最大のライバルです。バイエルン時代に2試合(1勝1分)、バルサ時代に10試合(6勝1分3敗)を戦い、通算勝敗では勝ち越しているものの、昨シーズンはコパ・デル・レイ準決勝第1戦で0-4の惨敗、チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で0-2の敗戦を喫し、タイトル争いから脱落させられた苦い記憶が残っています。
両者の対戦では通算12試合で一度も0-0のスコアレスドローがなく、常に劇的な展開が繰り広げられてきました。リーガにおけるアトレティコのアウェイ戦ではバルサが直近4連勝中(0-1、0-3、2-4、1-2)であり、今回勝利すればクラブ史上3例目となる敵地アトレティコ戦5連勝の快挙となります。
Radio MARCAのペペ・ブラシン記者は『アトレティコに勝利して勝ち点差を5に広げれば首位を固められるが、敗れてアトレティコに首位を譲れば、相手を本気の優勝候補に押し上げることになる』と、この一戦が与える巨大な心理的影響を指摘しています。(via SPORT / Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)