UDラス・パルマス
2026-27シーズンに向けた新戦力として、オリンピア・リュブリャナから2007年生まれ(18歳)のスロベニア人アタッカー、マテオ・アチモヴィッチの獲得を発表し、プレゼンテーションを実施した。アンドレス・ロドリゲスに続く今夏2人目の補強であり、2030年までの4年契約を結んでクラブの未来を担う投資として位置付けられている。スポーツディレクターのルイス・エルゲラは彼を多才な選手と評価し、トップ下や8番などのインサイドだけでなくアウトサイドでもプレー可能であり、若く成長の余地が大きいため大きく飛躍できると太鼓判を押している。アチモヴィッチ自身は、クラブからのオファーに迷いはなく、プロジェクト、プレースタイル、そして選手の質が決め手になったと語っている。『プロジェクトを見た時、躊躇しませんでした。チームのプレースタイルと選手の質が好きなので、ここに来るのに二度考えることはありませんでした』。自身のスタイルについては『攻撃的なポジションの近くにいて、アシストやゴールでプレーを終わらせるのが好きな選手』と分析している。また、ラス・パルマスがボールポゼッションを好むビッグクラブだと知っており、島の人々のチームへの愛情と、2025年の降格を経てスペインサッカーのエリート(1部)に復帰するというロッカールームの野心を強く感じ取っている。『人々はこのクラブを愛しています。ここに来てからの2週間でそれを実感しました。全員の野心は、クラブが本来いるべき場所である1部リーグに昇格することです』と力強く語った。さらに、グラン・カナリア島に到着してからのコーチングスタッフやチームメイトの歓迎に感謝し、『最初の試合でシーズンを始めるのが待ちきれません』と意気込みを見せている。スペインリーグについては、技術的な選手が多く、自分の能力を伸ばすのに理想的な場所であるとし、『スペインはサッカーをするのに世界で最高の国です。非常に技術的な選手がいるプレースタイルが大好きで、自分の能力を伸ばすのに理想的な場所だと思います』と称賛。監督の決定次第でどのポジションでもプレーする用意があると宣言している。(via SPORT)
UDアルメリア
昨シーズン惜しくも1部昇格を逃し、再びトップカテゴリーへの復帰を争うため、守備陣の再構築に動いている。メキシコのPumas UNAMに所属する地元アルメリア出身の30歳のDFルベン・ドゥアルテの獲得に強い関心を示している。ドゥアルテは昨季36試合、2,839分に出場して3ゴールを記録するなど、メキシコ屈指のビッグクラブで不可欠な存在として活躍した。センターバックと左サイドバックをこなせる多様性が魅力であり、Pumasが400万ユーロで獲得した同選手の現在の市場価値は230万ユーロとされている。契約が2027年6月までと残り1年であるため、Pumas側も完全移籍での売却に前向きな姿勢を見せている。ドゥアルテ自身もスペイン復帰を望んでいるが、エスパニョール、ラージョ・バジェカーノ、オサスナといった1部クラブも獲得を狙っており、アルメリアは激しい競争を勝ち抜く必要がある。(via Estadio Deportivo)
一方で、バレンシアCFから届いたダイジロ・チリノ(24歳)に対する600万ユーロの最初のオファーを拒絶した。キュラソーとオランダの国籍を持つチリノは、センターバックや右サイドバックとしてプレー可能で、ルビ監督の下で右サイドのレギュラーとして確固たる地位を築いている。アルメリアは彼との契約を2030年まで残しており、放出価格をバレンシアには到底手が届かない1500万ユーロと強気に設定して主力の慰留に努めている。(via ElDesmarque)
ブルゴスCF
新たなプロジェクトにおける攻撃の基準となる選手を探しており、ビジャレアルのストライカー、アレックス・フォレスの獲得レースに力強く参戦した。ブルゴスは、フォレスがLaLiga Hypermotion(2部)で攻撃を牽引するためのすべての条件を満たしていると確信している。フォレスは昨季のレンタル先であったレアル・オビエドでは控えめなシーズンを過ごしたものの、依然として高い評価と市場価値を維持している。2023/2024シーズンにはビジャレアルBで2部リーグ16ゴールを記録し、その後レバンテの1部昇格にも大きく貢献(後半戦で5ゴール)した実績がある。25歳という若さで、スペースを突く能力や優れた機動力を持つ彼は、2部リーグの多くのプロジェクトに適合する。ブルゴスは、選手本人とビジャレアルを説得するため、多数のライバルクラブとの厳しい交渉を制する必要がある。ビジャレアルはフォレスの契約が2027年6月まで(残り1年)となっているため、新たなレンタルよりも完全移籍での放出を優先する構えを見せている。(via Estadio Deportivo)
コルドバCF
アンダルシアのチームであるコルドバは、昨冬の移籍市場でも獲得を試みたアレックス・フォレスへの強い関心を現在も持ち続けており、彼の状況を注視しているクラブの一つとして名を連ねている。(via Estadio Deportivo)
また、プレシーズンにおいては、19:00よりマルベーリャ・フットボール・センターで南アフリカの強豪オーランド・パイレーツと最初の親善試合を行う。オーランド・パイレーツは1937年にヨハネスブルグのソウェトで創設され、南アフリカのチームとして初めて旧アフリカ・チャンピオンズカップを制した歴史と実績を誇る。アフリカ大陸の大会の常連であり、コルドバにとっては非常に要求の高いタフな相手となる。イバン・アニア監督にとっては、数日間のフィジカルトレーニングを経たチームの初陣となる。新加入選手の連携、フィジカルの仕上がり、戦術の落とし込みを確認する絶好の機会である。結果よりも競技リズムの蓄積が重視されるため、監督は多くの選手にプレー時間を与え、後半には頻繁な交代を行うことが予想されている。スポーツディレクションは引き続き新たな補強を進めており、リーグ開幕までにチームはさらに変化する見込みだが、この試合が新プロジェクトのアイデンティティをピッチで示す第一歩となる。(via SPORT)
スポルティング・ヒホン / レアル・オビエド / CDテネリフェ
スポルティング・ヒホンは、ブルゴスやコルドバと同様に、実力派ストライカーであるアレックス・フォレスの獲得状況を注意深く見守っており、攻撃力強化のオプションとして検討している。(via Estadio Deportivo)
レアル・オビエドは昨季、そのアレックス・フォレスをレンタルで獲得して戦った。しかし、彼はチーム内で居場所を見つけることができず、かつてのような継続性や出場機会を得られないまま、控えめな役割に終始し、期待されたほどの成績を残すことができなかった。(via Estadio Deportivo)
CDテネリフェは、ビジャレアルからの退団が確定したビクトル・モレノを新たな戦力として迎え入れたことが公式に発表されている。(via Estadio Deportivo)
CDエルデンセ / CDカステリョン
両クラブとも、カルロス・コルベラン監督率いる1部のバレンシアCFのプレシーズンマッチの対戦相手として予定されている。バレンシアはジローナでの合宿とアンゴラのペトロ・デ・ルアンダとの試合を終えた後、パテルナの練習場に戻ってリーグ開幕に向けた準備を継続し、その一環としてCDエルデンセおよびCDカステリョンとの親善試合を戦う。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
本日の移籍市場やプレシーズンの動向は、各クラブが1部昇格やトップカテゴリー復帰に向けた野心を鮮明にしていることを示している。ラス・パルマスは有望な10代のアタッカー獲得で長期的なプロジェクトの推進を図り、アルメリアは実績あるベテランの帰還を狙うと同時に主力に高額な違約金を設定し、守備陣の再構築と昇格への本気度を見せている。また、ブルゴスやコルドバは実績十分なストライカー、アレックス・フォレスの激しい争奪戦で火花を散らしており、確実な攻撃力の強化が上位進出の鍵となることを物語っている。プレシーズンマッチを通じた戦術の浸透と新戦力の融合が進む中、今夏の市場での的確な立ち回りが、シーズンを通じた熾烈な昇格争いの行方を大きく左右することは間違いない。