CDカステリョン
レギュラーシーズン最終節のエイバル戦に3-1で勝利し、勝ち点72で6位に入り、プレーオフ進出を決定しました。選手たちもこの偉業に喜びを爆発させており、アレックス・カラトラバは『言葉では言い表せない。スタジアムの雰囲気も、皆の期待感も最高だ』と語り、決勝点のアシストを受けたイスラ・スエロは『1部でプレーするチャンスを得られるなんて、街全体にとっての夢だ』と歓喜しました。イタリア人DFのファブリツィオ・ブリニャーニも『序盤は苦しんだが、ふさわしい場所に辿り着けた。サポーターにはこれからも共に戦ってほしい』と呼びかけています。(via SPORT)
パブロ・エルナンデス監督率いるチームは、19試合連続得点を記録し、期待ゴール数や攻撃の生産性でリーグトップクラスの数字を叩き出しました。今季の20勝(ほぼ2試合に1勝のペース)と得失点差+19は、プロサッカー界におけるクラブ史上最高の成績です。プレーオフの対戦相手はアルメリアで、突破すればラス・パルマスかマラガと対戦します。レギュラーシーズンでの直接対決では、アルメリアに対してアウェーで1-0、ホームのSkyFiカスタリアで2-0とダブルを達成しており、マラガ(ホーム2-1、アウェー2-3で連勝)、ラス・パルマス(ホーム1-0、アウェー1-1)に対しても無敗と、相性の良さが光ります。ただし、オーストラリア代表としてW杯に出場するアウェル・マビルと、ブライアン・チペンガが欠場となるほか、ジェレミー・メロの状態も不安視されており、エイバル戦の81分で交代したパブロ・サンティアゴは疲労と見られています。一方で、ファブリツィオ・ブリニャーニ、ロナルド・ポンペウ、イスラ・スエロ、ディエゴ・バリの4選手はイエローカードの累積警告を回避し、クリーンな状態でプレーオフに臨めます。(via SPORT)
クラブは「¿Y si sí?(もしそうだったら?)」というスローガンのもと、プレーオフのチケット販売を直ちに開始しました。シーズンチケット保持者向けには、アルメリア戦と勝ち進んだ場合の決勝戦を含めたパックが用意されており、価格はプレミアムで14〜50ユーロ、ベーシックで18〜61ユーロです。単一試合のチケットは9〜33ユーロ、および11〜41ユーロで販売されます。一般向けのチケットは大人34〜55ユーロ、子供15〜36ユーロに設定されています。さらに、ベンチ横での観戦やピッチレベルでのウォーミングアップ見学、選手との交流が含まれるVIP体験プランも準備されています。相手のアルメリアの予算が4000万ユーロであるのに対し、カステリョンの予算は1430万ユーロと約3分の1ですが、失うもののない野心で1991年以来の1部復帰を目指します。(via SPORT)
マラガCF
レギュラーシーズン最終第42節のレアル・サラゴサ戦をアウェーで0-2と制し、4位でフィニッシュしてプレーオフのホームアドバンテージを確保しました。フアンフラン・フネス監督率いるチームは、準決勝で5位のUDラス・パルマスと激突します。プレーオフのルールとして、120分の延長戦を終えて同点だった場合はPK戦を行わず、レギュラーシーズンの順位が上のチームが勝者となるため、マラガは非常に有利な条件を手にしています。第1戦は6月7日(日)にアウェーのグラン・カナリアで、第2戦は6月10日(水)にホームのラ・ロサレダで開催されます。(via SPORT)
チームの躍進を支えたのは、今季24ゴールを挙げたカルロス・ルイス・通称『チュペ』です。得点王に輝いたアルメリアのセルヒオ・アリバス(25ゴール)には1点及ばなかったものの、今季9回のドブレーテ(1試合2得点)を記録し、2001-02シーズンのダビド・ビジャを4回、1998-99シーズンのカターニャを2回上回る驚異的な決定力を発揮しました。サラゴサ戦での2点目は、アドリアン・ニーニョが獲得したPKによるものでした。チュペは『PKのキッカーには順番があるが、ニーニョが僕が得点王争いをしているのを知って譲ってくれた。彼には感謝している。得点王になれなかった悔しさは少しあるが、サラゴサに勝てたことが一番重要だ』と語っています。また、好セーブを連発したGKアルフォンソ・エレーロも『これはただのプレーオフではなく、マラガでのプレーオフだ。僕たちがどこから来たのかを評価し、楽しむことが鍵になる』と意気込んでいます。対戦相手のラス・パルマスについては、チュペが『彼らとは2回対戦しており、自分たちのプレーができればうまくいくとわかっている。監督の指示通りに仕事をするだけだ』と自信を見せ、エレーロも『彼らは素晴らしいチームだが、僕たちから勝利をもぎ取るには相当な汗をかかなければならないだろう』と語っています。(via AS)
UDラス・パルマス
レギュラーシーズンを5位で終え、プレーオフでマラガCFと対戦することが決まりました。ルイス・ガルシア監督率いるチームは、敵地リアソールでのデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦に見事1-2で勝利し、士気を最高潮に高めています。レギュラーシーズンのマラガ戦では、アウェーとホームの合計で3得点0失点と負け越しており、マラガはまさに天敵と言える存在です。しかし、マラガの平均年齢が26歳と若い一方で、ラス・パルマスには1部リーグや昇格プレーオフの経験が豊富な選手が多く在籍しており、この経験値の差が勝負を分ける鍵になると見られています。守備陣ではアレックス・スアレスとフアンマ・エルソグが奮闘していますが、プレーオフ第1戦に向けてビティとバルシアの復帰が強く待ち望まれています。(via SPORT)
一方で、守備の要であるミカ・マルモルの退団が確実となっています。バルセロナのカンテラ出身で、2023年夏にアンドラから加入した彼は、ガルシア・ピミエンタ、ルイス・カリオン、ディエゴ・マルティネス、そして現在のルイス・ガルシアと歴代監督から絶対的な信頼を得て、リーグ戦全118試合中102試合に出場してきました。今季も36試合(うち35試合先発)に出場し、3166分間プレー。2ゴール2アシストを記録したほか、ボール奪取からの起点(4回)、起点となるパス(6回)、スルーパス(3回)、ロングパス(2回)と、チームの全57ゴールのうち19ゴールに直接関与する絶大な影響力を発揮しました。クラブとの契約は残り28日で満了となり、契約解除金は1000万ユーロ(バルサと折半)に設定されていましたが、クラブが過去のオファーを断ったためフリーでの退団となります。現在はセルタ、ラージョ、ヘタフェのほか、イタリアやサウジアラビアのクラブからも関心を集めており、夏の移籍市場における最大の目玉選手の一人となっています。(via AS)
UDアルメリア
レギュラーシーズンを3位で終え、プレーオフに臨みます。最終節のレアル・バジャドリード戦では、セルヒオ・アリバスがPKを決めて1-0で勝利し、一時は危ぶまれたプレーオフ進出の切符を確実にしました。アリバスはこのゴールにより今季25得点目をマークし、昨季のルイス・スアレスに続いてアルメリアの選手として2年連続の得点王(ピチーチ)に輝きました。さらに7アシストも記録しており、合計32得点に直接関与する驚異的な活躍を見せています。市場価値1500万ユーロのアリバスに加え、タリス(600万ユーロ)、ディオン・ロピ(400万ユーロ)、ニコ・メラメド(300万ユーロ)、フェデリコ・ボニーニ(300万ユーロ)など、総予算4000万ユーロを誇る豪華なスカッドを擁しています。2025年にサウジアラビアのモハメド・アル・ケレイジが約1億ユーロでトゥルキ・アル・シェイクからクラブを買収し、さらにクリスティアーノ・ロナウドが株式の25%を取得して参画していることでも大きな注目を集めています。(via MARCA)
しかし、チームの雰囲気は決して良好とは言えません。ルビ監督はバジャドリード戦後の記者会見で『選手たちに熱意が感じられないことに驚いている』と苦言を呈し、『危機という言葉は少し大げさかもしれないが』と述べつつも、自身もここ数週間は解任の噂が絶えない状況にあります。プレーオフに向けては、右脚ヒラメ筋の違和感でバジャドリード戦を欠場したアンドレ・オルタが復帰する見込みであり、イエローカードの累積リーチがかかっていた選手たちも警告を受けずにシーズンを終えたため、ペナルティなしでベストメンバーを組める状態です。(via SPORT)
ラシン・サンタンデール
圧倒的な強さでレギュラーシーズンを制し、見事14年ぶりの1部リーグ復帰(昇格)を果たしました。最終節ではカディスを相手に4-1の快勝を収めています。ホセ・アルベルト・ロペス監督が築き上げた明確なスタイルと個々の能力が融合し、リーグ最多の90ゴールを叩き出しました。失点は61とやや多かったものの、圧倒的な攻撃力で他を寄せ付けませんでした。(via MARCA)
その攻撃陣を牽引したのが、アンドレス・マルティンとイニゴ・ビセンテです。アンドレス・マルティンは最終節まで得点王争いを繰り広げ、24ゴール9アシストを記録しました。昨季の16ゴール17アシスト(計33貢献)に続き、今季も計33ゴールに直接関与する大車輪の活躍を見せました。一方のイニゴ・ビセンテは、『デリオの魔術師』の異名通り、他の選手には見えないパスコースを突き、驚異の20アシストを記録。さらに9ゴールを挙げ、ダブルダブルまであと一歩に迫る計29ゴールに関与しました。(via MARCA)
チームの若き至宝である19歳の左サイドバック兼センターバック、ホルヘ・サリナスには欧州のビッグクラブが熱視線を送っています。年代別スペイン代表にも名を連ねる彼は、今季プロとしてのフルシーズンで33試合に出場し7アシストを記録。アトレティコ・マドリードやFCバルセロナが獲得を狙っているほか、パリ・サンジェルマン、ニューカッスル、バイエル・レバークーゼンも動向を追っています。契約は2029年6月まで残っており、契約解除金は1600万ユーロに設定されています。ラシンは彼の残留を望んでいますが、他クラブが獲得後にレンタルでラシンに留まらせるという形でのオファーも検討されているようです。(via ElDesmarque)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
LALIGA EA SPORTS(1部リーグ)への直接昇格を見事に成し遂げました。アントニオ・イダルゴ監督の下、盤石の戦いを見せましたが、来季に向けてフェルナンド・ソリアーノSDが守備陣、特にゴールキーパーの再編に着手しています。昨冬に加入して昇格に大きく貢献したアルバロ・フェルージョと、後半戦は控えに回ったものの貴重な存在であるヘルマン・パレーニョの残留は確定しています。一方で、エリック・プエルトは退団し、その分の資金を投じて、フェルージョと高いレベルでポジション争いができる実力派のGKを移籍市場で探しています。(via ElDesmarque)
昇格の立役者の一人であるカナリア諸島出身のイェレマイ・エルナンデスには、ポルトガルのスポルティングCPやベンフィカから熱烈なオファーが届いています。特にスポルティングCPは、約4000万ユーロという天文学的な移籍金を準備していると報じられました。しかし、イェレマイ本人はポルトガル紙のインタビューで、『僕には2030年まで契約があるし、今はバカンスに行くことしか考えていない。他の人が去るような状況でも、僕は常にデポルを信じてきた。クラブと代理人にすべてを任せている』と語り、移籍の噂を一蹴しました。また、ここ数ヶ月悩まされている恥骨炎については、『プレーはできるが、自分の本来のプレーができない厄介な怪我だ』と明かしています。(via SPORT)
一方で、昇格を祝うリアソール・スタジアムでのラス・パルマス戦後、ピッチになだれ込んだ一部のファンによる暴動が問題となっています。クラブのインフラ責任者であるホセ・ヌニェス氏や公式声明によると、発煙筒によってピッチが15箇所焼け焦げ、752席の座席が引き剥がされ、ミュージアム周辺にも被害が出ました。通常1シーズンで壊れる座席が50席程度であることを考えると、異常な被害規模です。クラブはこの事態を強く非難し、犯人の特定と処分を進めると同時に、罰金や一部スタンドの閉鎖処分を受ける可能性を危惧しています。しかし、スペイン代表対イラク代表の親善試合に向けて、オランダから専用のミシンを借りる時間がなかったため、手作業で芝を縫い合わせるなど、昼夜を問わず修復作業が進められており、選手の安全は完全に保証されると断言しています。(via Estadio Deportivo)
スポルティング・ヒホン
ニコラス・ラルカモン新監督を迎え、来季に向けた大改革がスタートしました。新体制は7月8日のプレシーズンから、ハビエル・ベルヘス、フアン・クルス・モナコ、ミゲル・アンヘル・バスケスらコーチ陣とともに始動し、1部昇格を絶対の目標に掲げています。クラブはすでに選手たちと個別面談を行い、契約を残すルーカス・ペラン、アマドゥ・マタール、ヘスス・ベルナル、パブロ・ガルシア、ダニ・ケイポ、ヤン・ケンボの6選手に対して戦力外通告を行い、今夏の退団を促しました。さらに、契約満了となるクリスティアン・ジョエル、エリック・クルベロ、ブライアン・オリバン、ケビン・バスケスの4選手も退団が確定しており、計10名がチームを去ることになります。一方で、ジャスティン・スミス、アンドレス・フェラーリ、アンドレス・クエンカの3選手については、レンタル期間の延長を所属元クラブと交渉中です。(via Estadio Deportivo)
新プロジェクトのベースとなるのは、ルベン・ジャニェス、ギジェ・ロサス、ディエゴ・サンチェス、パブロ・バスケス、ナチョ・マルティン、ガスパル・カンポス、セサル・ヘラベルト、アレクサンドレ・コレデラ、ママドゥ・ルーム、マヌ・ロドリゲス、ジョナタン・ドゥバシン、フアン・オテロの12選手です。これに加え、ラージョ・バジェカーノを退団したオスカル・トレホの復帰も検討されています。トレホはヒホンに強い思い入れがあり、引退か現役続行かを数日中に決断する予定です。(via Estadio Deportivo)
今季の失敗の要因も明確に分析されています。ドゥバシン(16ゴール)、オテロ(15ゴール12アシスト)、ヘラベルト(アシスト等)の攻撃トリオは、チーム総得点60の65%を占める39ゴールを叩き出しましたが、彼らを支える控え選手の得点力が皆無でした。負傷したフェラーリ(2得点)やガスパル・カンポス(5得点)以外は、退団したカイセドとコルテスが無得点、アマドゥが消化試合で1得点、ケイポも無得点に終わり、結局パブロ・バスケス(4得点)やペラン(2得点)らDF陣の方が点を取る始末でした。さらに、守備面では昨季と同じ54失点(1試合平均1.31失点)を喫し、夏に空中戦に強いペランやパブロ・バスケスを獲得したフロントの目論見は完全に外れました。これら攻守のバランス欠如と、主力への過度な負担(ヘラベルトは3000分以上プレー)が、プレーオフ進出すら逃す結果を招きました。(via SPORT)
カディスCF
今季のレギュラーシーズンは、近代の2部リーグにおけるクラブ史上最悪の成績に終わりました。後半戦は3人の監督が交代する泥沼の中でわずか2勝(21試合で勝ち点9、16敗)しか挙げられず、最終節では優勝したラシン・サンタンデールに1-4で大敗しました。最終的な勝ち点は43で、史上最も少ない勝ち点での残留という不名誉な記録を残しました。過去に3部へ降格した2008年(49ポイント)や2010年(50ポイント)よりも低い数字であり、これより下は勝利が2ポイント制だった1994年の最下位(実質22ポイント相当)まで遡ります。多くのスター選手が期待を裏切り、フアン・カラを中心としたフロントのスポーツ計画は完全に破綻したと厳しく批判されています。(via ElDesmarque)
この暗いシーズン終了とともに、クラブの象徴であったキャプテンのアレックス・フェルナンデスが9シーズンにわたる在籍に終止符を打ちました。涙の退団セレモニーで、彼は『人生が私をカディスファンにし、私はカディスを私の人生にした』と語りました。通算308試合に出場し、41ゴール、100勝、そして2023-24シーズンの1部昇格という輝かしい足跡を残しました。彼の退団は引退を意味するものではなく、新たなクラブでの挑戦を求めています。カディスは来季に向けて、彼の穴を埋める中盤の底に加え、ストライカーとセンターバックの補強が急務となっています。(via Estadio Deportivo)
レアル・オビエド
クラブ創設100周年を迎える来季こそ1部昇格を果たすべく、アグスティン・ジェイダとロベルト・スアレスのスポーツディレクター陣が、1部リーグの選手をターゲットに守備の再建に動いています。カルロス・タルティエレの新しいベンチの主にはフリアン・カレロ監督の就任が濃厚とされています。また、契約満了で退団が確定したハコボ・ゴンサレス(コルドバCF)とユネス・ラチャブ(ADセウタ)の獲得もメディカルチェックを残すのみと報じられています。一方で、ダビド・カルモとエリック・バイリーの退団が決まっているセンターバックの補強として、エスパニョールを退団してフリーとなっている31歳のフェルナンド・カレロと、セルタで出場機会を失っている25歳のカルロス・ドミンゲス(レンタル移籍を想定)の2選手に白羽の矢を立てています。GKのアーロン・エスカンデルにも他クラブからの関心が寄せられており、クワシ・シボも退団候補に挙がっていますが、サンティ・コロンバットの残留は見込まれています。(via ElDesmarque)
さらにクラブは、「我々を偉大にするもの」というスローガンの下、来季のシーズンチケットキャンペーンを発表しました。1部リーグだった昨季の価格から、かつての2部リーグ水準にまで大幅に値下げされています。例えば、アニージョ・アスール・オエステは568ユーロから390ユーロ(31%減)、ランガラは618ユーロから455ユーロ(26%減)、プレシデンシアル・バハは669ユーロから490ユーロ(27%減)となります。更新手続きはオンラインで可能となり、ウェブサイトの利便性も向上。高齢者や車椅子ユーザー向けの対面窓口も設けられます。また、クラブの試合指定日が廃止され、Bチームや女子チーム、カンテラの試合観戦が含まれるほか、オフィシャルショップでの15%割引や、他人にチケットを譲渡できるシステムも新たに導入されました。(via SPORT)
エルチェCF
エデル・サラビア監督が、契約を1年残したままクラブを去ることが決定しました。劇的な残留を果たしたものの、クリスティアン・ブラガルニク・オーナーは彼が築いた攻撃的なスタイルを引き継げる後任探しを急務としています。ホセ・アントニオ・コントレラスSDが中心となってリストアップした候補の中で、最有力とされているのがコルドバCFのイバン・アニア監督です。しかし、彼にはコルドバとの契約が1年残っており、違約金の支払いがネックとなります。その他の候補としては、セビージャを解任されてフリーのガルシア・ピミエンタ、オサスナを最終節で奇跡的に残留させて退任したアレッシオ・リスチ、そしてブラガルニク氏と親交が深く、南米や中東で実績のある元アルゼンチン代表ストライカーのエルナン・クレスポの名前が挙がっています。(via ElDesmarque)
補強面では、アストン・ヴィラに所属するバレンシア出身の23歳右サイドバック、アンドレス・ガルシアのレンタル獲得を再び狙っています。彼はウナイ・エメリ監督の了承を得て移籍先を探しており、バレンシアやイタリアのクラブも興味を示しています。エルチェは彼をブバ・サンガレとの定位置争いに組み込みたい考えですが、新監督が決まるまでは具体的な交渉を進められない状態です。(via SPORT)
CDテネリフェ
今季11ゴール7アシストを記録してLALIGA Hypermotionへの復帰シーズンを彩った29歳のストライカー、ヘスス・デ・ミゲルが、3部に降格したレアル・サラゴサやエルクレスCF、クルトゥラル・レオネサから熱烈なオファーを受けています。しかし、彼自身は来季も2部でのプレーを強く希望しており、テネリフェとの契約も2028年まで残っているため、獲得には移籍金の支払いと本人の説得という高いハードルが待ち受けています。(via ElDesmarque)
レアル・サラゴサ
衝撃的なPrimera RFEF(3部)降格を受け、クラブ内部で大きな動きがありました。ホルヘ・マス会長とフアン・フォルセン理事が、新プロジェクトへの強いコミットメントを示すため、約800万ユーロ規模となる6度目の増資を承認する臨時取締役会を開催しました。しかし、マイアミ在住で過去4年間に9回しかサラゴサを訪れていないマス会長に対しては、ファンからの距離感や不満が募っており、ビクトル・フェルナンデス、ナジム、フアン・セニョール、シャビ・アグアド、アルベルト・サパテルといったクラブのレジェンドを新たな代表に据える案も浮上しています。また、マリアノ・アギラールSDとフェルナンド・ロペスGDの責任問題も浮上しており、退任の可能性が取り沙汰されています。それでもクラブは、2027年夏に完成予定の新「ヌエバ・ロマレダ」スタジアムという巨大な資産と、75年間の優遇された使用権を持っているため、経済的な将来性には自信を見せています。(via SPORT)
コルドバCF
過酷なシーズンを戦い抜き、無事に生き残った選手たちへの評価が下されました。イバン・アニア監督の指揮の下、チームは歴史的な連敗記録など浮き沈みの激しいシーズンを送りましたが、最終的にはカディスでの勝利を機に立ち直り、過去10年で最高の成績を収めました。アニア監督の評価は6です。
選手個人の評価では、チーム最多の14ゴール3アシストを挙げたFWアドリアン・フエンテス(評価:8)、中盤の絶対的な柱として攻守に躍動し、緊急時にはCBも務めたイスマ・ルイス(評価:8)、そして13アシストを記録してリーグ2位のアシスト王となったウインガーのクリスティアン・カラセド(評価:8)が最高評価を得ました。また、ビジャレアルからのレンタルで飛躍したダニ・レケナ(評価:7)や、9ゴールを挙げたハコボ・ゴンサレス(評価:7)も高く評価されています。一方で、GKカルロス・マリンは9試合で16失点と居場所を失い市場へ出される見込みで(評価:3)、代わりにイケル・アルバレスが35試合で46失点、8回のクリーンシートを達成し正GKに定着しました(評価:6.5)。守備陣ではルベン・アルベスが怪我がちながらも高い評価(評価:6)を受けましたが、シャビ・シンテスやフランク・フォメジェムは怪我に苦しみました。FWセルジ・グアルディオラ(5ゴール、評価:4)や、113分間の出場に留まったニコライ・オボルスキー(無得点、評価:2)など、期待外れに終わった選手も少なくありません。(via SPORT)
SDエイバル
フィリアルに所属する19歳の有望株、ルーカス・サラスケタを巡ってバスクの2強が激しい争奪戦を繰り広げています。左ウイングを主戦場としながら、守備的なサイドバックとしても適応できる高いポリバレント性を備えた彼は、今季セグンダ・フェデラシオンで多くの出場機会を得て実力を証明しました。かつてアレビン時代にレサマ(アスレティックの下部組織)に所属していた過去があり、アスレティック・クラブが特に強い関心を示していますが、レアル・ソシエダも獲得を打診しています。エイバルとの契約は2027年6月まで残っているため、移籍には移籍金が発生します。(via ElDesmarque)
CDミランデス
レアル・ソシエダからレンタル加入していたカルロス・フェルナンデスは、今季35試合に出場し16ゴールを挙げる大活躍を見せ、ストライカーとしての輝きを取り戻しました。しかし、レガネスとの最終戦には出場できず、チームは無念のPrimera RFEF(3部)降格となってしまいました。フェルナンデスはソシエダとの契約を2027年まで残していますが、来季の構想外となっており、別のクラブへ完全移籍するかレンタルされる見込みです。(via MARCA)
ブルゴスCF
レギュラーシーズンを勝ち点72というクラブの歴史上でも非常に高いポイントで終えましたが、同勝ち点のCDカステリョンとの直接対決や得失点差の影響により、無念にもプレーオフ進出を逃しました。プレーオフに進出できなかったチームの中で、勝ち点72というのは史上最高のポイント数であり、非常に不運なシーズン終了となりました。(via SPORT)
レバンテUD
厳しい戦いを強いられたシーズンでしたが、ルイス・カストロ監督の指揮の下、まさに奇跡的な形で残留を成し遂げました。クラブは来季も引き続き彼にチームを託すことを決定し、続投が確実となっています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
レギュラーシーズンが終了し、ラシン・サンタンデールとデポルティーボ・ラ・コルーニャが1部昇格を決め、ミランデスとレアル・サラゴサの3部降格が確定するなど、リーグの勢力図が大きく動きました。また、カディスは史上最低の勝ち点で辛くも残留し、名門の威信を落としました。一方で、カステリョン、マラガ、ラス・パルマス、アルメリアの4チームは、残る1つの昇格枠を懸けた過酷なプレーオフへと突入します。各クラブで監督人事や主力選手の引き抜き、ベテランの退団などが活発化しており、来季に向けた激しい水面下での戦いがすでに始まっています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
カステリョンのプレーオフ進出は、単なる結果ではなく、19試合連続得点という数字が示す通り、攻撃の生産性を維持し続けた配置の妙にあります。対するアルメリアは予算規模こそ圧倒的ですが、ルビ監督が苦言を呈するチームの熱量不足が懸念材料です。マラガとラス・パルマスの対戦は、マラガの若さと勢いに対し、ラス・パルマスが経験値でどうゲームをコントロールするかが焦点となります。特にマラガのチュペのような個の決定力が、プレーオフという硬直しやすい局面でどう機能するのか、戦術的な駆け引きが勝敗を分けるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
昇格の歓喜と降格の悲哀が交錯する中、クラブの「温度差」が浮き彫りになっています。デポルティーボの昇格後の暴動は、熱狂が負の側面を見せた象徴的な出来事であり、クラブの管理能力が問われます。一方で、レアル・サラゴサの降格と経営陣への不信感は、名門が抱える構造的な課題を露呈させました。カディスのアレックス・フェルナンデス退団に見られるような、クラブの象徴を失う痛みは、単なる戦力ダウン以上の喪失感をファンに与えます。来季に向けた再建には、数字以上の信頼回復が不可欠です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
夏の移籍市場は、昇格・降格の結果と連動し、すでに活発な動きを見せています。特にラス・パルマスのミカ・マルモルのフリー退団は、クラブの編成戦略における大きな損失であり、市場価値の高い選手をどう管理するかの難しさを物語っています。また、ラシンのホルヘ・サリナスやデポルティーボのイェレマイといった若手へのビッグクラブからの関心は、セグンダが依然として才能の宝庫であることを証明しています。各クラブは、契約解除金やレンタル延長の交渉を通じ、限られた予算内でいかに戦力を最適化できるか、シビアな判断を迫られています。