【今回のラインナップ】

 

✅ 金曜日のベティス戦プレビュー [ラ・カルトゥハでの一戦に向け、アルベロア監督が残り6試合の全勝を誓う]

 

✅ カルバハルのスタメン落ちと確執疑惑 [アルベロア監督が個人的な悪意を否定し、アーノルドのパフォーマンスを称賛]

 

✅ ムバッペの「いいね」騒動 [モウリーニョ復帰を示唆するSNSへの反応を、指揮官がジュリア・ロバーツを引き合いに一蹴]

 

✅ アルベロア監督の哲学とW杯への姿勢 [自身の去就への無関心と、W杯のための温存を許さない厳格な要求]

 

✅ 最新の負傷者情報と起用方針 [ミリトンのMRI検査結果待ち、アセンシオの復帰、ヴィニシウスのスタメン明言]

 

■【金曜日のベティス戦プレビュー】

 

アルバロ・アルベロア監督が、金曜日21:00からラ・カルトゥハ・スタジアムで開催されるラ・リーガのレアル・ベティス戦に向けた記者会見に臨んだ(試合はOrange TVとDaznで放送される)。チームは現在、首位FCバルセロナと勝ち点9差の2位につけている。チャンピオンズリーグ敗退のショックと、直近のアラベス戦でのグレーな勝利というデリケートな状況の中、残り6試合をすべて「決勝戦」と位置づけ、タイトル争いのプレッシャーを維持することが求められている。

 

対戦相手のベティスは、マヌエル・ペジェグリーニ監督の下でジローナとのモンティリビでの試合に勝利し、5位に浮上している。さらにアントニーなど重要な選手も復帰しており、勢いに乗っている。

 

アルベロア監督は『ベティスは先週火曜日に非常に重要な勝利を収め、非常に重要な選手を取り戻しているチームだ。彼らがどのような相手か、どんな選手がいるか、そして私が最大限の尊敬と愛情を抱いている監督がいることは説明するまでもない。私たちにとって最高難度の試合になるだろう』と警戒を強めた。

 

また、現状のチームの課題として、試合を決定づける力が不足していることを指摘し、終盤戦の鍵は感情面にあるとした。『今日勝つためには、すべてにおいて非常に高いレベルにいる必要がある。100%を出し切らなければならない』と選手たちに発破をかけた。

 

残り試合への意気込みについては、『私たちの目標は、バルセロナがどうするかに関係なく、残り6試合すべてに勝つことだ。素晴らしいパフォーマンスを見せ、リーグ戦で多くのことを成長・改善し続けなければならない。明日勝つことだけが心配であり、その後は残りの試合に集中する』と力強く宣言している。

 

選手のモチベーション管理に関しても『私の最大の目標はレアル・マドリードの選手たちのモチベーションを高めることではないはずだ。彼らは非常に大きな自己要求を持たなければならない。私は彼らがピッチで何に直面するかを準備し、非常に明確なプレーのアイデアを持たせなければならない。それに最も時間を費やしている』とプロフェッショナリズムを求めた。(via SPORT) (via MARCA)

 

■【カルバハルのスタメン落ちと確執疑惑】

 

記者会見では、キャプテンであるダニ・カルバハルの出場機会激減に関する質問が4つも立て続けに飛んだ。クラブOBのサンティアゴ・カニサレスが「これは悪意に関するものだ、嫉妬がある、火を見るより明らかだ」と痛烈な批判を展開していることも背景にある。

 

アルベロア監督は前回の会見での態度が冷たかったことを認めつつも、個人的な理由での冷遇を完全に否定した。カルバハルをクラブ史上最も重要なカンテラーノでありマドリディスモの伝説だと最大限に称賛している。

 

『私の答えは真剣で冷たいものだった。質問が場違いだと感じたからだ。私がダニ・カルバハルについてどう話しているか、誰にでも聞いてみてほしい。あなた方がしようとしていることは正当化されない。カルバハルは非常によくやっている。ピッチの内外で重要だ。彼がクラブ史上最も重要なカンテラーノだと何度も言ってきた。彼とは常に素晴らしい関係を築いてきた。常に敬意を持って接してきた。私が個人的な理由でスタメンを決めていると誰かが考えるなんて...監督がサッカーの理由以外でスタメンを決めるなんて考えにくい』と怒りを込めて反論した。

 

彼がプレーしない理由は純粋なスポーツ面での競争だという。『ダニがプレーしない理由は、11人しかプレーできないからだ。だからこそ、私は選手に対して不公平であり、不公平でなければならないと言っている。彼らの練習を見ているが、素晴らしい仕事をしている選手がたくさんいる。それ以上の理由はない。それは私が選手たちの仕事に満足していないという意味ではない』。

 

ポジションを奪っているトレント・アレクサンダー=アーノルドについては『彼は良いレベルを示しており、プレーするに値する。疑いの余地のないパフォーマンスだ。私は毎試合命を懸けている。選手を起用するときは、彼がそれに値すると思うからであり、勝つためだと考えているからだ。誰にも1分たりともプレゼントしない』と擁護した。

 

カルバハルの契約延長については『彼の継続について、私が言えるのは、クラブと選手を幸せにすることが良いことだろうということだけだ』と述べるにとどめた。(via AS) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

 

■【ムバッペの「いいね」騒動と次期監督の噂】

 

キリアン・ムバッペのSNS上での行動がマドリディスモの間で大きな波紋を広げている。ジョゼ・モウリーニョ、ムバッペ、アルダ・ギュレルが一緒に写っている写真に対し、ムバッペ本人がInstagramで「いいね」を押したのだ。この投稿はモウリーニョがレアル・マドリードの新監督になる可能性を示唆するものであり、すでに25,000人以上のユーザーが反応して様々な推測が飛び交っている。さらにポチェッティーノやクロップといった名前も次期監督候補として議論され、ベンチ周辺が熱を帯びている。

 

しかし、アルベロア監督はこの話題を完全に笑い飛ばし、記者会見場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 

『そういうことは評価しない。ムバッペがモウリーニョやジュリア・ロバーツにいいねをしても、私は気にしないし気にならない。何もない、重要性のないことだ』と一蹴した。

 

また、トップ選手への注目度についても、人々は彼が非常に優れているためにより多くの注意を払い、プレーしているときはすべての小さな詳細がより際立つことを覚えておくべきだと、メディアによる過剰なフォーカスを指摘している。(via AS) (via MARCA) (via SPORT)

 

■【アルベロア監督の哲学とW杯への姿勢】

 

アルベロア監督は自身の去就の噂に惑わされることなく、クラブへの忠誠を強調した。

 

『私の目標は、レアル・マドリードがプレーするたびに勝つことだ。自分の役職ではない。残りの6試合は私たちにとって不可欠だ。エンブレムへの敬意から、非常に大きな努力をしなければならず、選手たちにはマドリードのことだけを考えるように伝えた』と語った。

 

さらに、シーズン終盤において選手たちが北米ワールドカップを見据えて怪我を恐れ、力を温存するのではないかという懸念に対しても、断固たる姿勢を示した。

 

『選手がワールドカップのために力を温存するとは理解できない。私たちはレアル・マドリードの選手だ。私たちの要求は、これら6試合のために戦い抜くことだ』と、完全なコミットメントを要求している。(via SPORT) (via MARCA)

 

■【最新の負傷者情報と起用方針】

 

週末の試合に向けた選手のコンディションについても最新情報が明かされた。

 

前節アラベス戦で筋肉痛を訴えてピッチを退いたエデル・ミリトンについては、MRI検査を受ける予定だ。アルベロア監督は『ただの驚き(軽い症状)に留まるようだ。しかし、範囲は分からない。私たちは落ち着いている』と述べ、初期の感覚では深刻な怪我ではないことを示唆した。

 

胃腸炎で離脱していたラウル・アセンシオは無事に戦列へ復帰した。一方で、ロドリゴとティボ・クルトワは引き続き欠場となる。

 

前戦でファンに対して謝罪のジェスチャーを見せたヴィニシウス・ジュニオールについては、『ヴィニシウスはスタメン出場するし、明日プレーする準備ができている。彼がなぜファンに謝罪したのかは分からない』と、全幅の信頼を寄せてスタメン起用を明言した。

 

また、UEFAユースリーグでのカンテラーノたちの活躍を称賛し、『カンテラーノたちは、私たちが必要としたときにとても助けてくれた。彼らは準備ができていることを示した』と述べ、トップチームでの出場機会が減少している現状でも彼らへの信頼は変わらないと保証した。(via SPORT) (via MARCA)

 

【本日の総括】

 

アルベロア監督はカルバハルとの確執を一蹴し、純粋な実力主義を強調。ムバッペのSNS騒動もユーモアで交わしつつ、残り6試合への全勝と選手たちへの絶対的なコミットメントを求めています。ヴィニシウスの先発も明言され、チームは一丸となってベティス戦に臨みます。