移籍市場
エスパニョールのスポーツ部門ジェネラルディレクターを務めるモンチは、来季に向けてマノロ・サンチェス監督に全幅の信頼を寄せつつ、チームを飛躍させるための補強に休むことなく奔走しています。その中で、セグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ・ハイパーモーション)へ降格したジローナFCのウクライナ人ウインガー、ビクトル・ツィガンコフ(28歳)を攻撃陣のクオリティを上げるキーマンとしてリストアップしていました。
しかし、ツィガンコフは最終的にトルコ・スーパーリーグのトラブゾンスポルへ移籍する決断を下しました。トルコ側が提示した経済的条件は、エスパニョールや同時に興味を示していたアヤックスが用意できるものを大きく上回っていたためです。ツィガンコフは2027年6月30日までの契約を残しており、3000万ユーロの契約解除金が設定されていましたが、降格に伴う減額条項などは存在しませんでした。今季はリーグ戦とコパ・デル・レイを合わせて34試合で7ゴール5アシストを記録して欧州中で高く評価されていたものの、チームの降格により市場価値は1500万ユーロまで下落していました。(via ElDesmarque)
監督人事
モンチをトップに据えたエスパニョールの新プロジェクトでは、もし監督を解任した場合、ヘタフェのホセ・ボルダラスを最も明確なターゲットとしてリストアップしていました。しかし、マノロ・サンチェスが終盤戦でチームにポジティブな感覚を取り戻させ、見事に1部残留を達成したことで状況は一変しました。その数週間後、マノロ・サンチェスの契約延長が公式に発表され、ボルダラス招へいの可能性は消滅しました。(via ElDesmarque)
クラブOB
2023/24シーズンにエスパニョールを率いたルイス・ミゲル・ラミス元監督が、オサスナの新監督に就任することが公式発表されました。契約は2028年6月30日までの2シーズンとなり、ホセ・マヌエル・ヒル(第2監督)、イバン・マドロニョ(アシスタントコーチ)、ミゲル・アンヘル・フェルナンデス(フィジカルコーチ)、ホセ・ファハルド(アナリスト)といういつものコーチングスタッフを伴っての就任となります。
ラミス監督のエスパニョールでの時期は全く実りあるものではなく、シーズン終了前に突然解任され、マノロ・サンチェスの到着に道を譲る結果となっていました。その後ブルゴスCFで結果を残した彼は、指導者キャリア最大の挑戦として、オサスナのプロジェクトをスペインサッカーの最高峰に定着させるという確固たる目標を掲げています。(via MARCA)
クラブ運営
RCDEスタジアムで、国内最高峰のハンバーガーが集結するグルメイベント「The Champions Burger」が6月4日から14日までの日程で開催されています。月曜日に開催された開会式には、エスパニョールのマオ・イエ・ウーCEOが、コルネジャ・デ・ジョブレガト市議会のセルヒオ・マルティン・サンチェス都市計画・住宅担当市議、同イベントの共同創設者であるホセ・モラレス氏とともに出席しました。
今年のテーマは「カリフォルニア・ドリーミング」で、アメリカ西海岸の文化にインスパイアされた空間やインタラクティブなアクティビティが来場者向けに用意されています。また、新たな試みとして、国内の有名工房が参加するチーズケーキのコンペティションスペース「The Champions Cheesecake」も併設されました。このイベントの開催により、RCDEスタジアムはエスパニョールに関連する通常のスポーツ活動の枠を超え、バルセロナ都市圏における大規模イベント会場としての地位を確固たるものにしています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
モンチSDの主導で来季の補強が進められる中、ツィガンコフの獲得は資金面でトルコ勢に及ばず見送りとなりました。監督人事は、終盤にチームを残留に導いたマノロ・サンチェスの続投が決定し、ボルダラス引き抜きの計画は立ち消えになっています。また、スタジアムでは大規模なグルメイベントが開催され、クラブの多角的な施設運営が注目を集めています。