来季の展望とバライードス大改修
セルタ・デ・ビーゴは今季を6位で終え、来季はヨーロッパリーグの舞台で戦うことになります。クラウディオ・ヒラルデス監督率いるチームにとって、来季の大きな課題となるのがホームでの成績改善です。今季のヨーロッパ進出はアウェイでの素晴らしい成績によって支えられており、バライードスでの成績は6勝5分8敗、29得点28失点でした。獲得可能な57ポイントのうちわずか23ポイントしか得られず、これは降格したオビエドの19ポイントに次いでリーグで2番目に悪いホーム成績です。一方、アウェイでは8勝7分4敗で31ポイントを獲得し、バルセロナとレアル・マドリードに次ぐリーグ3位の成績を収めました。
ホームでの成績改善を目指す新シーズンは、スタジアムの改修工事と並行して進められます。2030年ワールドカップの開催地候補としてバライードスの改修が少しずつ進行しており、新シーズン開幕時点で、新しいゴール裏スタンドの最初の5列に相当する約792の新しい座席が使用可能になります。ここ数ヶ月間は試合と並行してクレーンや基礎工事が行われてきましたが、この2026年末までには工事が完了し、総収容人数は31,000人に達する予定です。さらに、ワールドカップ開催地として正式に選ばれれば、トリブナスタンドの新たな改修も始まり、収容人数が40,000人以上に引き上げられる可能性もあります。チームはより良い雰囲気に包まれるバライードスで、ホームの成績を劇的に向上させることを目指しています。(via Estadio Deportivo)
守備陣の補強動向
セルタは現在、センターバック、特に左利きの選手の補強を計画しています。このポジションの補強人数は、マルコス・アロンソの去就に大きく左右されます。フットボールディレクターのマルコ・ガルセスは、スペインリーグを熟知している2人の選手をリストアップしています。
1人目の候補は、ラス・パルマスとの契約が満了しフリーエージェントとなっている24歳のミカ・マルモルです。身長1.83メートルの彼は、プリメーラで合計67試合(ラス・パルマスで66試合、バルセロナでシャビ監督のもと1試合)に出場しています。ラス・パルマスが昇格プレーオフでマラガに敗れ1部昇格を逃したことが、彼が新たな挑戦を求める決定的な理由となっています。移籍金がかからないため非常に魅力的ですが、スパルタク・モスクワやオリンピアコスなど他のクラブも熱視線を送っています。
2人目の候補は、現在クラブ・ブルージュに所属する26歳のアルゼンチン人、サイド・ロメロです。身長1.93メートルの彼は、今季後半戦にヘタフェへレンタル移籍し、ホセ・ボルダラス監督のもとでリーグ戦15試合すべてに先発出場し、マジョルカ戦では1ゴールを記録する活躍を見せました。ブルージュとの契約はあと2年残っており、ブルージュ側は2024年にエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタから彼を獲得した際の600万ユーロの投資額を少しでも回収したいと考えています。(via Estadio Deportivo)
ギオルギ・コチョラシュヴィリ獲得へ
アレイシ・フェバスの獲得に続き、中盤のさらなる補強としてスポルティングCPに所属するジョージア代表ミッドフィールダー、ギオルギ・コチョラシュヴィリへの関心が強まっています。26歳で身長1.78メートルの彼は、スペインのジローナ、ペララーダ、カステリョンでのプレー経験があり、スペインサッカーをよく知る選手です。
昨夏にレバンテから550万ユーロでスポルティングCPに加入しましたが、ポルトガルでは期待されたほどの出場機会を得られませんでした。公式戦26試合に出場し2アシストを記録したものの、先発出場はわずか9試合にとどまっています。スポルティングとの契約は2030年まで残っていますが、クラブ側も投資の一部を回収するため、彼の放出を前向きに検討しています。セルタはまだ正式なオファーを出していませんが、今後数日以内に動きがあると見られており、買い取りオプション付きのレンタル移籍が有力な交渉形態となります。ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノ、ジローナなども関心を示していますが、クラウディオ・ヒラルデス監督のもとでヨーロッパリーグに出場できるというスポーツプロジェクトが、セルタにとって大きな強みとなっています。(via Estadio Deportivo)
移籍市場の現状とその他の動き
セルタはすでに2つの重要な契約を完了させています。1つはチームの象徴であるイアゴ・アスパスとの契約延長で、彼は来季も引き続きピッチに立ちます。もう1つは、エルチェからフリートランスファーで獲得したアレイシ・フェバスの加入です。
マリアン・モウリーニョ会長は、現在開催中のワールドカップの影響や移籍市場の期間が長いことから、今後の補強の動きはゆっくりと進むだろうと見通しを語っています。一方で、クラブは選手の放出にも注意を払っており、イングランドのクラブから関心が寄せられているイライクス・モリバのような市場価値のある選手の去就も、今後の移籍市場における重要なポイントとなります。(via Estadio Deportivo)
セルタ・フォルトゥナ昇格プレーオフ
プリメーラRFEFからの昇格を懸けたプレーオフにおいて、セルタのBチームであるセルタ・フォルトゥナは、ポンフェラディーナとの決勝第1戦をアウェイのエル・ビエリンで戦い、0-0の引き分けで終えました。決着は来週土曜日の18時30分から、ホームのムニシパル・デ・バレイロで行われる第2戦に持ち越されます。フレディ・アルバレス監督は昇格に向けた考察として『鍵はバライードスを満員にすることだ』と語り、ファンに熱いサポートを呼びかけています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)
元セルタ選手5名がワールドカップに参戦
現在アメリカ、メキシコ、カナダで共同開催されている2026年ワールドカップには、ストランド・ラルセンやフニオール・アロンソをはじめとする5人の元セルタ選手が各国の代表として参戦しており、世界最高の舞台で戦いを繰り広げています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
来季のヨーロッパリーグ参戦に向け、バライードスの改修とともにホーム成績の改善が急務となっています。移籍市場ではアスパスの契約延長やフェバスの獲得を早々に決め、現在はマルモルやロメロといった左利きCB、そしてジョージア代表MFコチョラシュヴィリの獲得に動いています。Bチームの昇格プレーオフも大一番を控えており、クラブ全体が熱気を帯びています。