【今回のラインナップ】

 

✅ LaLiga第30節マジョルカ戦プレビュー:アルベロア監督の覚悟と過密日程下のスタメン予想

✅ ブラヒム・ディアスの劇的な飛躍:どん底からの生還と指揮官からの絶大な信頼

✅ チアゴ・ピタルチの急成長と新たな試練:カンテラーノからトップチームの主力争いへ

✅ キリアン・エムバペの超速運転免許取得:BMW購入とチュアメニによるポッドキャストでのイジり

✅ オリバー・カーンからの警告:CLバイエルン戦に向けたベルナベウの真の脅威

✅ 移籍市場の最新動向:リュディガーの契約延長とプレミアリーグの移籍金バブルへの懸念

■【LaLiga第30節マジョルカ戦プレビュー:アルベロア監督の覚悟と過密日程下のスタメン予想】

 

🏟️ いよいよ迎えるLaLiga EA Sports第30節、レアル・マドリードは土曜日の16:15からEstadi Mallorca Son Moixにて、降格圏からの脱出に必死なマジョルカと激突する。レアル・マドリードは現在69ポイントで2位につけており、首位FCバルセロナを4ポイント差で猛追している。マジョルカに勝利すれば、同日の21:00にアトレティコ・マドリードとの大一番を控えるバルセロナに対して強烈なプレッシャーをかけることができる。

 

🔥 チームはリーガで3連勝中であり、直近ではサンティアゴ・ベルナベウでのマドリードダービーでアトレティコ・マドリードに3-2で勝利。さらにチャンピオンズリーグのラウンド16ではマンチェスター・シティを圧倒して勝ち上がっており、スポーツ面でも精神面でも最高の状態にある。マジョルカのホームでは過去3シーズン無敗を誇っている。しかし、代表ウィーク明けの調整の難しさに加え、この試合のわずか3日後の火曜日には、ベルナベウでバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が控える過密日程だ。

 

🗣️ アルベロア監督は試合前の記者会見で、一切の妥協を許さない姿勢を示した。

『試合に勝つためにベストなチームを送り出すつもりだ。我々は6日間で3試合を控えており、要求は最大だ。そして明日は可能な限り最高のチームを送り出す。しかし、いつも言っているように、我々は全員を必要とするだろうし、それは証明されている。我々は明日の試合の要求をすでに自覚している、なぜならマジョルカも我々と同じくらいポイントを必要としているからだ。我々は準備ができている。代表ウィーク明けのアウェーゲームは決して簡単ではない。9つの決勝戦が残っており、明日はその最初の一つだ』

 

🚑 代表ウィークでは最大13人もの選手が各国代表としてプレーし、チーム全体に疲労が蓄積している。さらに、今季最も調子の良い選手であるフェデ・バルベルデが、先のアトレティコ戦でアレックス・バエナを蹴ったことによる一発退場で1試合の出場停止処分を受けており欠場する。彼はウルグアイ代表でも全試合に出場しており、バイエルン戦に向けた休養となる。また、ティボ・クルトワ、ロドリゴ、ダニ・セバージョス、フェルラン・メンディも負傷により欠場が確定している。明るい材料としては、エデル・ミリトンが4ヶ月ぶりに招集リストに復帰し、ベンチからスタートする予定だ。

 

📋 予想されるスタメンは以下の通り。クルトワ不在のゴールマウスはルニンが守る。最終ラインは右からトレント、リュディガー、ハイセン、カレラスが並び、左サイドバックにはフラン・ガルシアの起用も選択肢に入っている。中盤では、バルベルデの穴を埋めるべくエドゥアルド・カマヴィンガの先発が有力だが、負傷から復帰したばかりで試合勘が不足しているジュード・ベリンガムが起用される可能性もある。彼らと共に、不動の存在であるオーレリアン・チュアメニ、アルダ・ギュレル、そしてチアゴ・ピタルチが中盤を形成する見込みだ。

 

⚔️ 前線では、膝の負傷から回復し、フランス代表としてブラジル戦に出場したキリアン・エムバペがレアル・マドリードでのスタメンに復帰する。彼は現在リーガで23ゴールを挙げ、ピチチ(得点王)争いの絶対的なリーダーとして君臨しており、今節は18ゴールでランキング2位につけるマジョルカのヴェダト・ムリキとの直接対決となる。エムバペの相棒にはゴンサロ・ガルシアが並ぶとの予想もある。

 

🇧🇷 最大の懸念事項はヴィニシウス・ジュニオールの起用法だ。彼は2026年が始まってから一日も休んでおらず、ブラジル代表での最後のトレーニングで違和感を訴えるなど、肉体的な疲労が限界に達している。そのため、マジョルカ戦ではスタメンから外れ、試合展開が複雑にならない限り出場しない方針がとられる予定だ。ヴィニシウスがベンチに座る場合、絶好調のブラヒム・ディアスが引き続きスタメンの座を担うことになる。

(via MARCA)

(via AS)

(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

(via Estadio Deportivo)

 

■【ブラヒム・ディアスの劇的な飛躍:どん底からの生還と指揮官からの絶大な信頼】

 

🌟 ブラヒム・ディアスは、この2ヶ月間で出場機会が皆無の「ゼロ」の状態から、スタメンの中心である「すべて」へと劇的な変貌を遂げた。バライードスでのセルタ・デ・ビーゴ戦での起用が今シーズンの決定的なターニングポイントとなり、そこからレアル・マドリードの連勝街道が始まった。

 

📈 ブラヒムは5試合連続でスタメン出場を果たし、合計359分間プレーした。これは彼がマドリードに加入して以来、最高の連続出場記録である。それ以前の彼は、9試合連続でベンチスタートとなり合計わずか165分の出場にとどまり、セルタ戦前の2試合に至ってはたったの3分間しかピッチに立てないという非常に苦しい時期を過ごしていた。エムバペの不在時、アルベロア監督はブラヒムを前線でヴィニシウスの相棒として大抜擢し、彼は見事にその期待に応え結果を残した。さらに、ラージョ戦でベリンガムが負傷した際には中盤でも見事なプレーを披露しており、バルベルデが出場停止となる今回のマジョルカ戦では中盤の再編成の鍵を握る存在にもなり得る。

 

🔄 エムバペがスタメンに復帰する今、ブラヒムは再びベンチで出番を待つスタンバイの役割に戻る可能性もあるが、ヴィニシウスが休養をとる場合にはマジョルカ戦でも引き続きスタメン出場が濃厚だ。

 

🗣️ アルベロア監督はヴィニシウスの休養の可能性について次のように言及している。

『ヴィニは疲れている、それは普通のことだ。この2026年が始まってから彼が一日も休んでいないと思う。一日も休んでいない。今日(金曜日)の彼の状態を見て、明日(土曜日)の試合に向けて決定する』

 

🗣️ そして、逆境を跳ね返したブラヒム・ディアスに対して、アルベロア監督は最大級の賛辞を贈っている。

『今からシーズン終了まで、彼は間違いなくピッチで非常に多くの出場時間を得続けるだろう。なぜなら、彼はそれを勝ち取っており、非常に重要だからだ。彼は最初から多くのものを与えてくれるし、ベンチから出てきて貢献することもできる。彼は簡単ではなかった状況から来て、戦うことを知り、私がチャンスを与えたとき、彼がどのようなクラスの選手であるかを示した』

(via AS)

 

■【チアゴ・ピタルチの急成長と新たな試練:カンテラーノからトップチームの主力争いへ】

 

🚀 カンテラ出身のチアゴ・ピタルチのサッカー人生は、ここわずか5週間で信じられないほどの激変を遂げた。2月17日のベンフィカ戦でトップチームデビューを飾ってから、3月22日の代表ウィーク突入までの間に、彼はトップチームで8試合に出場し、そのうち6試合は連続してスタメンに名を連ねた。さらに驚くべきことに、その中にはチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦や、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチといった、シーズンを左右する大舞台でのスタメン起用が3試合も含まれていた。

 

👑 この凄まじいインパクトを受け、アルベロア監督は彼をトップチームの正式な一員とする決断を下した。これは他のカンテラーノには与えられていない異例の待遇である。アルベロア監督はピタルチの持ち味であるダイナミズム、ボールを持った際の大胆さ、そして前線から激しくプレッシャーをかけつつ、インテンシティを全く落とさずに自陣へ戻ることができる並外れた身体能力を極めて高く評価している。

 

⚔️ しかし、ジュード・ベリンガムら負傷していたスター選手たちが復帰してくるこれからの時期こそが、彼にとって真の試練となる。ピタルチはもはや単なる「驚きの若手」ではなく、第一線の戦力として扱われる。すでに彼自身がベンチに追いやった実績もあるエドゥアルド・カマヴィンガや、ベリンガム、アルダ・ギュレルといった世界最高峰の選手たちと、真っ向からポジションを争わなければならないのだ。これからの彼に求められるのは、ピッチ上での落ち着きと、継続的かつ一貫したパフォーマンスの証明である。

 

🌍 彼の規格外の急成長は国外のビッグクラブの関心も強く惹きつけており、獲得に向けた監視が続いている。また、主要な代理人事務所の間でも彼の将来を巡る激しい争奪戦が繰り広げられている。さらにスペイン国内のメディアやファンの間では、A代表への招集を求める議論も熱を帯び始めている。ピタルチ自身もこの状況に対して堂々と宣言している。

『僕の野望はA代表でプレーすることだ』

(via MARCA)

 

■【キリアン・エムバペの超速運転免許取得:BMW購入とチュアメニによるポッドキャストでのイジり】

 

🚗 リーガで得点ランキングのトップを独走するキリアン・エムバペが、ついに運転免許を取得した。これまで練習場などへの移動は専属の運転手に頼っていたが、自らハンドルを握るために選んだ愛車は、全長5.4メートル、全幅約2メートル、544馬力を誇る威風堂々たる電動セダン、BMW i7 xDrive60である。

 

⏱️ 現在27歳のエムバペは、アルコルコンにある著名な自動車学校「Autoescuela Lara」に通い、過密日程の合間を縫ってわずか1ヶ月半という驚異的なスピードで免許を取得した。影響力のある著名人が高額な費用を払って短期集中型の「エクスプレスコース」を利用することは珍しくなく、彼のこの圧倒的な取得スピードはチームメイトの格好のネタとなっている。

 

🎙️ チームメイトでありフランス代表でも共にプレーするオーレリアン・チュアメニが、自身のポッドキャスト番組「The Bridge」でこの話題を取り上げ、エムバペをイジり倒した。

『彼は今、労働の世界に足を踏み入れている。逆の順番でやったんだ』とチュアメニは笑いながら語った。(チュアメニ自身は2022年にレアル・マドリードに加入した際、すでに免許も車も所有していた)

 

💰 番組のゲストが「一体どうやってそんなに早く免許を取ったの?」と尋ねると、チュアメニは間髪入れずに『お金を払ってね』と冗談を飛ばし、スタジオの笑いを誘った。

 

😡 もちろん免許は完全に合法な手続きで取得されたものだが、エムバペは教習中の裏話として、試験官が永遠のライバルであるアトレティコ・マドリードの熱狂的なファンであったため、非常に苦労したと明かしている。

『彼はアトレティコのファンだったんだ』とエムバペが語ると、すかさずチュアメニが『それで免許をくれたの?』とツッコミを入れ、和やかな雰囲気を漂わせている。

(via SPORT)

 

■【オリバー・カーンからの警告:CLバイエルン戦に向けたベルナベウの真の脅威】

 

🏟️ 来週火曜日にサンティアゴ・ベルナベウで開催される、チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のバイエルン・ミュンヘン戦に向け、バイエルンの伝説的GKであるオリバー・カーンが、ヴァンサン・コンパニ監督率いる古巣に対して、ベルナベウというスタジアムが持つ真の恐ろしさについて強い警告を発した。

 

🗣️ カーンは自身の経験を踏まえ、次のように語っている。

『ベルナベウでの90分間は他のどの場所よりも消耗する、マドリードの雰囲気はバルセロナよりもはるかに激しい:すべてが自分を押し潰そうとしているのを感じる。雰囲気は威圧的になり得るし、今は屋根があるからそれがさらに顕著だ』

 

⚠️ さらにカーンは、現在のレアル・マドリードが持つ驚異的な勝負強さについても言及し、警戒を強めている。

『レアル・マドリードは批判、不安定さ、監督交代を乗り越えなければならない時期を経てきた... そして突然マンチェスター・シティに勝利し、シーズンを好転させることができると気づく。それがレアル・マドリードを非常に危険な存在にしているのだ』

 

👑 カーン自身が所属していた2000年のバイエルン・ミュンヘンは、マドリードのホームで勝利を収めた初のドイツチームであり、彼自身も現役時代にレアル・マドリード相手に7勝1分4敗という好成績を残し、現地で「黒い獣(Bestia Negra)」として恐れられた存在であった。その伝説の男が語るベルナベウの重圧は、決戦を前に異様な緊張感をもたらしている。

(via Mundo Deportivo)

 

■【移籍市場の最新動向:リュディガーの契約延長とプレミアリーグの移籍金バブルへの懸念】

 

💶 移籍市場に関する警鐘が鳴らされている。LaLigaのコーポレート・ゼネラル・ディレクターであるハビエル・ゴメスと、ハビエル・テバス会長は、プレミアリーグの新たな財務規則が引き起こすであろう「移籍金バブル」の危険性を強く訴えている。このバブルが現実のものとなれば、レアル・マドリードをはじめとするスペインのビッグクラブは、従来の市場戦略の抜本的な見直しを迫られ、カンテラの強化や既存の才能を保持することにこれまで以上のリソースを割かざるを得なくなる。

 

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 その一例として、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、レアル・マドリードへの移籍が激しく噂されているロドリの去就について、「彼が不満なら去るべきだ」と発言している。マドリード側は状況を注視しているものの、移籍金の高騰が交渉を極めて困難なものにする可能性が高い。

 

📄 一方で、レアル・マドリードは契約満了が近づいている有力選手たちの動向を注意深く監視しており、リバプールのイブラヒマ・コナテの状況などにも関心を示している。また、自チームの守備の要であるアントニオ・リュディガーについては、彼が今シーズン限りでチームを離れることはないという見方が大勢を占めている。クラブとリュディガーの間では数ヶ月前から契約延長に向けた交渉が水面下で進められており、残留という形で合意に達する方向に大きく傾いている。

(via Estadio Deportivo)

(via Mundo Deportivo)

(via MARCA)