UD Las Palmas
SDエイバルとの激闘に2-3で敗れ、2連敗を喫したUDラス・パルマスのルベン・デ・ラ・バレーラ監督は、試合後の会見で『今チームにとって最も重要なのは、パニックに陥らず精神的な安定と平穏を維持することだ』と訴えた。エイバル戦では立ち上がり7分間で2失点を喫し、相手のハイラインに対するプレッシングの不備やビルドアップ時のポジションのスライド不足が露呈した。
しかしデ・ラ・バレーラ監督は、後半に追撃の反撃を見せ、試合終盤にヘフテが移籍後初ゴールを決めて3-2まで追い詰めた粘りを評価。次節レアル・バジャドリード戦に向けて『試合の往復(大味な展開)は今の我々にとってマイナスにしかならない。守備の安定感と強固さを取り戻すことが最優先だが、ヘフテのようなFWが結果を出したことで、展開によってはツートップ(2トップ)を並べるシステムも十分に実用的な選択肢に入ってくる』と戦術の柔軟な変更を示唆した。(via SPORT)
【本日の総括】
今節のLALIGA Hypermotionは、首位争いと底辺脱出をめぐる各クラブの明暗や内部の激動が極めて鮮明に表れた一日となった。首位カステリョンと追撃するレガネスによる今夜の直接対決を前に、エイバルやアルメリアが着実に勝利を重ねる一方、カディスやアルバセテといった降格圏・低迷に苦しむクラブでは、監督続投・解任をめぐる危機的状況やフロントとの緊張関係が限界に達している。さらに、伝統のアストゥリアス・ダービーを制したオビエドの躍進と若手の台頭、ラス・パルマスの戦術的模索など、シーズン序盤を抜けたリーグの勢力図はより一層混迷を極めている。