エディン・テルジッチ新監督のプレシーズン計画

エルネスト・バルベルデの後任として就任したエディン・テルジッチ新監督は、夏のプレシーズン計画をすでに進めている。新監督は選手たちを詳細に分析するため、多くのテストマッチを組むことを要求した。トレーニングの拠点には、海外キャンプではなく本拠地レサマを選択している。この決定には2つの明確な理由がある。1つ目は、テルジッチ自身がレサマの素晴らしい高地トレーニング施設やクラブスタッフに早く適応するため。2つ目は、移籍市場に関連し、現在抱えている大所帯のスカッドを間近で評価し、人員整理の決断を下すためである。海外キャンプでは視界が狭まる懸念があり、大半の親善試合もビルバオ周辺で開催される予定となっている。(via ElDesmarque)

マネックス・ロサノの大怪我と契約延長の動き

1月にラシン・サンタンデールへレンタル移籍し、コパ・デル・レイのバルセロナ戦などで4試合2ゴールと素晴らしい活躍を見せた19歳の若手ストライカー、マネックス・ロサノは、右膝前十字靭帯断裂という重傷を負い、現在レサマで懸命なリハビリを続けている。2月13日の手術から約4ヶ月が経過し、現在はレサマの医療スタッフの完全な監督下で朝食から夕食までを過ごし、施設内に寝泊まりして回復に専念している。CDオベレナから引き抜かれた才能豊かなストライカーをクラブは高く評価しており、ユースリーグで6試合6ゴールを記録した実績も踏まえ、2029年6月までとなっている現在の契約の改善に着手している。約2000万ユーロに設定されている契約解除金を6000万ユーロまで引き上げ、他クラブからの引き抜きを防ぐ構えだ。来季彼がトップチームに昇格するか、Bチームでプレーするか、あるいは再レンタルされるかは、テルジッチ新監督の判断に委ねられる。(via Estadio Deportivo)

トップチームの正GK争いとアギレサバラの去就

来季のGK陣の編成が夏の大きなテーマとなっている。絶対的守護神であるウナイ・シモンの存在に加え、アレックス・パディージャが昨季のコパ・デル・レイで活躍し、リーグ最終戦でもゴールを守った。パディージャはプーマスへのレンタル前に2029年まで契約を延長している。さらに、フレン・アギレサバラがバレンシアでのレンタル期間を終えて復帰する。アギレサバラはバレンシアで前半戦は全試合に出場したものの、1月に重度の筋肉断裂、3月に半月板損傷で手術を受け、後半戦は出場機会がなかった。バレンシアには買取オプションがあったが、行使しない方針だ。アギレサバラの契約は2027年までだが、クラブ側には2029年まで一方的に延長できるオプションがある。テルジッチ監督はドルトムント時代、GKのローテーションを好まない傾向を見せており、来季はリーグ戦とコパのみの参加となるため、出場機会の配分はさらに限定される。アギレサバラは正GKとしての出場機会を求めており、テルジッチ監督との話し合いで去就が決まる。(via Mundo Deportivo)

ウナイ・シモンのデータスタッツ比較

今季のアスレティックでのウナイ・シモンは、不規則なシーズンを送ったと評価されている。データ分析サイトの統計によると、スペイン代表のポジションを争うジョアン・ガルシアやダビド・ラヤと比較して、シモンのセーブ率は11.8%にとどまり、期待ゴールに対するセーブ率も12.4と低い数値となっている。一方で、空中戦の勝率は57.5、インターセプトの数値は93.5と優秀な数値を記録している。パスのスタッツに関しては、成功率が31.4、ロングパス成功率39.5%、ショートパス成功率3.9%という極端なデータが残っている。(via SPORT)

ワールドカップ出場選手とニコ・ウィリアムズの状況

北中米ワールドカップには、ラ・リーガの各クラブから多くの選手が参加し、アスレティック・クラブからも複数の選手がリスト入りしている。スペイン代表にはウナイ・シモンとニコ・ウィリアムズが選出された。また、同代表のリストにはアイメリク・ラポルテもアスレティックの選手として登録されている。ニコ・ウィリアムズは今季怪我に苦しんできたが、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は彼の状態について『ラミン・ヤマルやミケル・メリーノと同様に、ワールドカップの初戦には出場できると信じている。クラブでの取り組みの延長として、素晴らしいレベルでトレーニングを行っている』と明言し、カーボベルデとの初戦に間に合うとの見方を示した。(via ElDesmarque)

イニャキ・ウィリアムズがガーナ代表の親善試合に出場

ビルバオ生まれでありながら弟ニコとは異なる道を選び、ガーナ代表としてワールドカップに臨むイニャキ・ウィリアムズは、大会直前のウェールズ代表との親善試合に出場した。スタメン出場ではなく、チームが1-0でリードしていた76分にジョルダン・アイェウとの交代でピッチに立った。約15分間プレーしたものの、ガーナ代表はアディショナルタイムにルイス・クーマスのゴールで失点し、試合は1-1の引き分けに終わっている。ガーナ代表はワールドカップでグループLに入り、イングランド、クロアチア、パナマと対戦する。(via Mundo Deportivo)

ビルバオ・アスレティック(Bチーム)新監督にビクトル・ジョピスが就任

ジョン・ウリアルテ会長とミケル・ゴンサレスFDによる下部組織再編の一環として、ビルバオ・アスレティック(Bチーム)の新監督にビクトル・ジョピスが就任した。ジョキン・アランバリの後任となる38歳のビスカヤ出身の指揮官は、長らくこのポジションへの就任が期待されていた。アラベスの下部組織を経て、アスレティックのフベニールAやCDバスコニアで手腕を発揮。バスコニア時代にはイライア・イトゥレギをコーチ陣に迎え、チームをセグンダRFEFに昇格させた実績を持つ。今季のバスコニアは同リーグで11勝14分9敗の勝ち点47を獲得し、55得点43失点の成績で10位に入っている。育成ピラミッドの頂点に立つBチームで、若手選手たちのさらなる成長を託される。(via ElDesmarque)

バルセロナとの関係悪化の噂

ピッチ外の話題として、ジャーナリストのトマス・ロンセロは、バルセロナがニコ・ウィリアムズの獲得を過去のシーズンで試みたことなどから、アスレティック・クラブとバルセロナの関係が「友人」から「敵対関係」に変化したと指摘している。移籍市場におけるターゲットの競合が、クラブ間の緊張を生んでいる。(via SPORT)

【本日の総括】

新監督のプレシーズン計画から若手ストライカーの契約問題、正GK争い、そしてW杯に向けた各国代表選手たちの動向まで、ピッチ内外で来季に向けた重要な動きが加速しています。