新監督とスポーツディレクターの人事動向
レアル・オビエドは2026-27シーズンに向けて、ソシオキャンペーンの立ち上げや最初の2名の新加入選手の公式発表など、来季の計画に関する重要なステップを前倒しで進めています。しかし、カルロス・タルティエレの新しいベンチの住人となる新監督と、スポーツディレクターという2つの極めて重要な役職の任命がまだ決まっていないという異例の事態に直面しています。
現在のスポーツディレクター陣とメキシコのオーナーであるグルポ・パチューカは、数日中にこの状況を進展させ、監督の契約をいち早く軌道に乗せることを目指しています。ヘスス・マルティネス会長も自身の候補者を提示しており、監督候補のリストは非常に幅広いものとなっています。
(via ElDesmarque)
フリアン・カレロ監督の率直なコメントと待機状況
現在のスポーツディレクター陣の第一候補であり、クラブのオーナーも好意的に見ている新監督の最有力候補はフリアン・カレロです。昨シーズンにレバンテで解任されて以来フリーとなっているマドリード出身の指揮官は、プレシーズンから新しいプロジェクトを立ち上げることを強く望んでいます。しかし、監督就任はまだ確定しておらず、カレロはラジオ番組で自身の現状について率直に語りました。
カレロは『代理人が3、4件の案件を持っていて、それを評価しているところだというのは事実です。1部か2部かということではなく、すべての選択肢が同じ袋の中に入っています。監督との交渉は非常に特殊なものです。シャビ・アロンソのようなトップクラスの監督を除けば、残りの私たちは一般の世界にいます。クラブは5人と面接し、その後絞り込みを行い、2人に絞り、興味があるか確認するために金銭的なオファーを出し、一緒に連れて行くべきスタッフを伝えられます。そして私たちはその最初の段階にあり、いくつかのチームと話をして、何が起こり得るかを見ているところです』と明かしています。
さらに自身の意欲について『私の意図はプレシーズンからスタートさせることであり、現場から外れることは望んでいません。しかし、時には自分が望むことではなく、起こる結果がすべてです。私はトレーニングの現場に立ちたいという明確な意図を持っています。なぜなら、それが好きですし、数ヶ月間も現場から離れているのは私には合わないからです』と語りました。
カレロは2016-17シーズンにフェルナンド・イエロのアシスタントとしてオビエドに在籍した経験があり、クラブを熟知しています。彼は常にクラブや街について素晴らしいことを語っており、この機会に強い魅力を感じています。オビエドのオプションが実現することに期待を寄せており、海外からの提案など他のオファーを後回しにして待機している状態です。
(via SPORT)
セウタのホセ・フアン・ロメロ監督もリスト入り
フリアン・カレロがお気に入りの候補である一方で、オビエドは他の監督との交渉も並行して進めています。その一人が、現在ADセウタを率いるホセ・フアン・ロメロです。彼にはセウタとの契約がもう1年残っており、セグンダへの違約金は200万ユーロに設定されています。フリアン・カレロとホセ・フアン・ロメロという2人の主要候補は、プレースタイルにおいて全く対極のサッカーを体現しており、クラブがどのような方向性を目指すのか注目が集まっています。
(via ElDesmarque)
クラブ運営とSD候補カタに関する動き
監督選びのプロセスにおいて、オビエドでは来季のプロジェクトに適合する可能性のある様々な監督のプロフィールリストが作成され、メキシコに送られました。興味深いことに、オサスナのテクニカルセクレタリーであり、オビエドのスポーツディレクター候補とされているカタも、この最初のリスト作成に参加しています。そこからヘスス・マルティネスがさらに形を作り、自身の候補を追加できる仕組みになっています。
最初からカレロはオビエドのディレクターたちから最も高く評価されていましたが、メキシコ人オーナーのヘスス・マルティネスはこれがクラブの近い将来にとって非常に重要な決定であると理解し、最終的な一歩を踏み出す前に状況を分析する時間を持つよう命じました。オーナーは以前の記者会見で、新監督と契約するための期限として2週間という枠を設けています。
(via SPORT)
レンタル組リノの状況とオビエドの降格
降格したレアル・オビエドで出場時間を積み重ねたリノは、レアル・ソシエダに復帰し、ハビ・ロペスを間近で知る機会を得ることになります。このサイドバックの選手は、まだセグンダにあるカルロス・タルティエレへ戻る可能性も排除していませんが、まずはレアル・ソシエダに留まる選択肢のために戦う決意を固めています。
(via ElDesmarque)
セウタ退団のユセフ・ラチャブがオビエドへ
ADセウタでプレーしていたユセフ・ラチャブが、今夏の移籍市場でレアル・オビエドに関連付けられています。セウタは今夏、高いパフォーマンスを見せた複数の選手が退団する複雑な時期を迎えており、ラチャブもその一人としてオビエドへの加入の動きが進んでいます。
(via ElDesmarque)
旧カルロス・タルティエレの忘れられない思い出
古いカルロス・タルティエレ・スタジアムの特別な思い出が語られています。1982年のワールドカップ前に廃墟のようだったスタジアムに父親に連れられて行った少年は、ワールドカップ用の改修を経て、友人たちと共にスタジアムに通うようになりました。1985年8月にオビエドがリーグカップで優勝した後、彼はソシオになりました。
彼らがいつも陣取っていたのは、メインスタンドと大学ペーニャのゴール裏の間にある角の場所で、クラブがペーニャ・エレスの看板を描いた場所でした。そこにはコンクリートの床と壁の間にひび割れがあり、建築家の意図した拡張目地かは不明でしたが、ファンが飛び跳ねるたびに開いたり閉じたりしていました。彼らはそれをオビエド版リヒタースケールと呼び、試合そっちのけで観察することもありました。
そのひび割れが最も大きく揺れ動いた4つの瞬間が記録されています。
1つ目は1988年5月29日の土曜日。マジョルカとの1部昇格プレーオフ第1戦の後半ロスタイム4分、ヒックスの右からのクロスに対し、サキが飛び出してフリアと競り合いボールをこぼし、カルロスがパコ・ボネの手を弾き飛ばしてゴール隅にヘディングを突き刺した瞬間です。
2つ目は1989年1月8日の日曜日。13年ぶりのスポルティング・ヒホンとのダービー。後半36分、トマスが中央を突破してバンゴへ、バンゴがデ・ラ・トーレへ送り、デ・ラ・トーレがホセ・ルイス・アブラネドをかわしてクロス。トマスがハイメとルイス・シエラより先に右足で強烈なシュートを放ち、フアン・カルロス・アブラネドが触るもゴール左隅に吸い込まれました。その時のシエリト・リンドの歌声はヒホンのプマリンまで響いたといいます。
3つ目は1991年9月20日。ジェノアを迎えたUEFAカップ1回戦第1戦。前半44分、右からのラカトゥシュのコーナーキックをバンゴがニアで合わせ、DFに当たってこぼれたボールをバンゴ自身が右足で低くクロスに流し込んだ瞬間です。
最後は1998年5月22日の土曜日。UDラス・パルマスとの降格プレーオフ第1戦で3-0と勝利した夜。前半のイバン・アニアの2ゴールではひび割れを見ていましたが、後半14分のデリー・バルデスの3点目の時は興奮と恐怖で見る勇気がなかったといいます。
そして2000年5月20日、古いタルティエレでの最後の1部リーグの試合となったレアル・ソシエダ戦(0-1)の試合後、多くのファンが感動してピッチに乱入し、芝生やネット、座席を持ち帰る中、彼はその場に座ってひび割れを見つめ、心の中で安らかに眠れ、古い友よ、と別れを告げました。
(via SPORT)
【本日の総括】
レアル・オビエドは来季に向けた監督・SD選びの最終局面にあり、フリアン・カレロを本命としつつも慎重にプロセスを進めています。一方で降格に伴う選手の去就や補強の噂も活発化しており、旧本拠地の思い出がファンの深いクラブ愛を再確認させてくれます。