CDデリオとのプレシーズン初戦で3-0の快勝

アスレティック・ビルバオは、夏のプレシーズン最初の親善試合として3部RFEFに所属するCDデリオと対戦し、3-0の勝利でプレシーズンをスタートさせました。この試合は、ポルツガレテにあるラ・フロリダのピッチで開催され、ドイツ人のエディン・テルジッチ新監督(エルネスト・バルベルデ監督の後任)にとって、アスレティック・ビルバオの指揮官としての記念すべき初陣となりました。

前半はアスレティックが順当に主導権を握る展開となりましたが、ユーリのシュートや右サイドで非常に活発な動きを見せたギフトの2度の決定機は、いずれも相手ゴールキーパーのベラルデに阻まれました。前半最大のチャンスはハーフタイムの3分前に訪れ、ペナルティエリア内のこぼれ球をパレデスが狙いましたが、シュートはポストを直撃し、無得点で前半を折り返しました。

試合が動いたのは後半でした。アスレティックはギアを一段階上げ、ゴールラッシュを展開します。後半6分(51分)、ロベルト・ナバロがボレーシュートを突き刺し、テルジッチ体制の記念すべき第一号ゴールを記録しました。続く後半10分(55分)には、昨シーズンはカタールのアル・ガラファにレンタル移籍していたウインガーのアルバロ・ジャロが右サイドから素晴らしいクロスを供給し、こぼれ球をオイアン・サンセが押し込んでリードを2点に広げました。さらに後半35分(80分)には、再びロベルト・ナバロが個人技から見事なフィニッシュを決め、3-0として試合を決定づけました。テルジッチ監督へのアピールを狙うアルバロ・ジャロは、この試合で2アシストを記録する素晴らしいパフォーマンスを披露しています。

(via MARCA)

招集メンバーと出場選手の詳細、テルジッチ監督の初陣

エディン・テルジッチ監督は、トレーニング開始から1週間後に迎えたこの初の実戦に向けて、24名の選手を招集しました。

招集リストに名を連ねたのは、パディージャ、サントス、パレデス、ジェライ、ベレンゲル、オイアン・サンセ、グルセタ、アレソ、ルイス・デ・ガラレタ、ユーリ、ハウレギサル、アダマ、マロアン、ロベルト・ナバロ、ベニャト・プラドス、ペイオ・カナレス、ゲレナバレナ、レゴ、ジョハネコ、ウゴ・リンコン、ギフト、セルトン、モンレアル、アルバロ・ジャロです。一方で、代表戦に参加しているインターナショナル組に加え、ジュレン・アギレサバラ、アンドニ・ゴロサベル、ダニ・ビビアン、ミケル・ベスガ、ニコ・セラーノの5選手は今回の招集メンバーから外れました。

試合のスターティングメンバーとしてテルジッチ監督が選んだ11人は、ゴールキーパーにパディージャ、ディフェンスラインにウゴ・リンコン、ジェライ、パレデス、ユーリ。中盤にプラドス、ハウレギサル、カナレス。そして前線にギフト、グルセタ、ベレンゲルという布陣でした。

後半に入ると、指揮官はパレデスを除く10人の選手を入れ替える大胆な采配を見せました。後半のピッチに立ったのは、ゴールキーパーのサントス、フィールドプレーヤーにアレソ、パレデス、モンレアル、アダマ、ルイス・デ・ガラレタ、レゴ、サンセ、ナバロ、マロアン、ジャロです。後半17分(62分)には、そのマロアンに代わってセルトンがピッチに投入されています。

(via ElDesmarque)

プレシーズン初戦のハイライト:プラドスの復帰とマロアンの負傷

この親善試合でアスレティック・ビルバオにとって最大の朗報となったのは、ベニャト・プラドスのピッチへの帰還でした。深刻な膝の怪我により11ヶ月という長期の離脱を余儀なくされていたプラドスですが、この試合でついに実戦復帰を果たし、前半のピッチで最初の数分間をプレーしました。長きにわたるリハビリを乗り越えた彼の姿は、新シーズンに向けたチームに大きなポジティブな要素をもたらしています。

しかし、喜ばしいニュースばかりではありませんでした。ネガティブな出来事として、マロアン・サンナディの負傷が挙げられます。後半からピッチに立ったマロアンでしたが、左膝のトラブルにより、出場からわずか15分程度で交代を余儀なくされました。大事に至らないことが祈られますが、プレシーズン早々の負傷はチームにとって懸念材料となっています。

(via MARCA)

アイメリク・ラポルテのバルセロナ移籍の噂と残留の背景

スペイン代表として現在開催中のワールドカップでパウ・クバルシと共に素晴らしいディフェンスコンビを形成し、傑出したパフォーマンスを見せているアイメリク・ラポルテに関して、FCバルセロナへの移籍の噂が浮上しています。ハンジ・フリック新監督率いるバルセロナが彼の動向を注視しており、クラブに売り込みがあったとも報じられていますが、実際にこの移籍が実現する可能性は極めて低い状況です。

その背景には、いくつかの乗り越えがたい障害が存在しています。まず、ラポルテはアスレティック・ビルバオと2028年までの長期契約を結んでおり、クラブも選手本人もこの契約を変更する意思は全くありません。アスレティックは2023年の夏にサウジアラビアのアル・ナスルから彼を引き抜くために1000万ユーロを支払い、高額な年俸を負担して彼を迎え入れました。チーム内での彼の重要性は非常に高く、エディン・テルジッチ新監督の戦術システムにおいても不可欠な絶対的ピースとして位置づけられています。

さらに、アスレティック・ビルバオとFCバルセロナのクラブ間の関係性が良好ではないことも大きな障壁です。2024年と2025年の夏の移籍市場において、ニコ・ウィリアムズの将来を巡る問題で両クラブは対立し、関係が悪化しました。アスレティック側は主力選手の放出に関して交渉のテーブルにつく姿勢を見せておらず、いかなる便宜を図るつもりもありません。ラポルテ自身も過去に何度かバルセロナ移籍の噂がありましたが、今回も彼はアスレティック・ビルバオでのエキサイティングな新シーズンに集中し、残留することが確実視されています。

(via Mundo Deportivo)

エデル・ガルシアがコルドバCFでプレシーズンマッチに出場

アスレティック・クラブのミッドフィールダーであったエデル・ガルシアが、セグンダ・ディビシオンのコルドバCFに新加入選手として合流し、プレシーズンマッチに出場しました。南アフリカのプレミアリーグに所属するオーランド・パイレーツとの親善試合(結果は1-1の引き分け)に先発出場したエデル・ガルシアは、イスマ・ルイスと中盤でコンビを組み、非常に積極的なプレーを披露しました。

前半8分、13分、そして32分には相手ゴールに迫るシュートを放つなど、ピッチを広くカバーして相手ペナルティエリア付近まで進出する動きを見せました。コルドバCFのイバン・アニア監督のスタイルや新しいチームメイトとの連携など、適応すべき課題はまだあるものの、コルドバCFの新しい中盤の核として大きな期待が寄せられています。

(via SPORT)

ウナイ・シモンがスペイン代表の守護神としてW杯で躍動

アスレティック・ビルバオの守護神であるウナイ・シモンは、現在開催中のワールドカップにおいて、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表の正ゴールキーパーとして歴史的な活躍を見せています。

スペイン代表は、並み居る強豪を撃破して見事に決勝進出を果たしましたが、その快進撃の基盤となっているのが圧倒的な守備力です。ウナイ・シモンがゴールを守るスペイン代表は、大会を通じてここまでわずか1失点(準々決勝のベルギー戦でデ・ケテラーレに許した同点ゴールのみ)しか喫しておらず、出場チームの中で最も失点が少ないチームとなっています。フランスとの準決勝でも、強力なアタッカー陣を相手にクリーンシートを達成し、ウナイ・シモンはワールドカップの歴史において連続無失点時間の記録を更新するという偉業を成し遂げました。アスレティック・ビルバオのゴールキーパーは、間違いなく今大会の最高のキーパーの一人として君臨しています。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

エディン・テルジッチ新監督の初陣となったCDデリオとのプレシーズンマッチは、ロベルト・ナバロの2ゴールなどで3-0の快勝。プラドスの長期離脱からの復帰という嬉しいニュースがあった一方、マロアンの負傷という懸念材料も生まれました。また、W杯で躍動するラポルテのバルセロナ移籍の噂は、契約やクラブ間の関係悪化から実現の可能性は低く、残留が濃厚です。同じくW杯で好守を見せるウナイ・シモンや、新天地コルドバCFでデビューを果たしたエデル・ガルシアの話題も注目を集めました。