【今日のラインナップ】
✅ ムバッペの負傷の真実とパリ滞在への痛烈な批判
✅ ベリンガムのロンドンでの診察と揺らぐ医療部門への信頼
✅ アルベロア監督とロッカールームの深刻な亀裂、緊急会談の実施
✅ マドリーの新監督候補にアッレグリが急浮上
✅ セルタ戦は最大11人の欠場、カンテラのラミニ・ファティがトップチームにアピール
✅ マスタントゥオーノらに出場停止処分、クラブの異議は棄却
✅ ロドリ獲得から完全撤退、中盤の補強方針が変化
✅ ヘタフェ戦のリュディガーの蛮行、ドイツ本国でワールドカップ追放論が噴出
✅ エンドリックのリヨンでの大活躍とマドリーが抱える皮肉な現状
✅ 小ネタ集:フィナリッシマ会場候補からの除外、モリエンテスのカモメ事件、ビジャの移籍秘話など
■【ムバッペの負傷の真実とパリ滞在への痛烈な批判】
キリアン・ムバッペの負傷を巡る状況が、レアル・マドリードの内部で大きな波紋を呼んでいます。クラブは公式発表で左膝の捻挫としていますが、事態はより深刻です。ジャーナリストのアントン・メアナが伝えるところによると、左膝の後十字靭帯が限界状態にあり、無理に出場すれば重傷を負う危険性があるとのことです。(via Esport3)
ワールドカップ開幕まであと100日と迫る中、ムバッペ陣営は一切のリスクを冒さない姿勢を貫いています。マドリーはチャンピオンズリーグのラウンド16、マンチェスター・シティとの第2戦(3月17日)での復帰を期待していますが、選手側はこの日程を共有しておらず、今シーズンの残りの試合をすべて欠場する可能性すら浮上しています。ムバッペはスペイン国外でのセカンドオピニオンを希望し、現在はマドリーのトレーナーであるセバスティアン・ドゥビラと理学療法士のウィリー・スルドを伴ってパリに滞在しており、専門医ベルトラン・ソネリー=コッテの診察を受けました。金曜日にはマドリードに戻る予定です。(via SPORT)
しかし、チームがヘタフェに敗れてラ・リーガの優勝争いでバルセロナに勝ち点4の差をつけられる苦しい状況の中、ムバッペがパリで友人のアクラフ・ハキミらと過ごしていたことが判明し、激しい批判を浴びています。エル・ラルグエロのディレクターであるマヌ・カレーニョは次のように痛烈に非難しました。(via SPORT)
『自分が何者であるかということと、どう見えるかということは別の問題です。あなたが怪我をしているのは事実ですが、普通なら試合に帯同しているべきです。もし帯同していないなら、チームが試合をしている間にパリでハキミか誰かと一緒にお酒を飲みに行くというのは…これはコミットメントとイメージの問題だと思います。スポーツプロジェクトのリーダーになろうとしている人間が、怪我をしていてプレーできないからといって、自分のチームが試合をしているときにどこかでパーティーをしているというのは、決して最良のイメージではありません』(via SPORT)
■【ベリンガムのロンドンでの診察と揺らぐ医療部門への信頼】
負傷者の問題はムバッペにとどまりません。ジュード・ベリンガムもまた、左脚半腱様筋の筋断裂の治療のため、クラブの医療部門責任者であるニコ・ミヒッチの付き添いのもと、ロンドンへ渡って別の専門医の意見を求めました。当初は1ヶ月の離脱と見込まれていましたが、すでにそれを超えており、復帰は3月末か4月上旬にずれ込むと見られています。ベリンガムは木曜日にマドリードに帰還する予定です。(via SPORT)
こうした主力選手の国外でのセカンドオピニオンを求める動きは、クラブの医療部門に対する不信感の表れと指摘されています。ニコ・ミヒッチは2026年1月に医療部門のトップに復帰しましたが、クラブ内では十字靭帯の断裂(2023年以降で6件)をはじめとする負傷者が一向に減らない状況に、アントニオ・ピントゥスのフィジカル準備を含めて疑念の目が向けられています。(via Mundo Deportivo)
さらに、ロドリゴ・ゴエスはヘタフェ戦で右脚前十字靭帯および外側半月板を断裂し、10ヶ月から12ヶ月という長期離脱を余儀なくされ、今シーズンのみならずワールドカップへの出場も絶望的となりました。(via SPORT)
■【アルベロア監督とロッカールームの深刻な亀裂、緊急会談の実施】
シャビ・アロンソ監督がヴィニシウスやベリンガムとの対立の末に解任された後を引き継いだアルバロ・アルベロア監督ですが、早くもロッカールームのコントロールを失いつつあります。(via ElDesmarque)
アルベロア監督は就任当初からヘビー級の選手を優遇する一方で、他の選手を冷遇する姿勢をとりました。怪我から復帰したキャプテンのダニ・カルバハルを冷遇し、フェデ・バルベルデやカンテラのダビド・ヒメネスを優先して起用したことで、ロッカールームの不満が爆発しました。アルベロア監督は『ロッカールームで彼のような基準となる存在がいることは選手たちにとって非常に重要です。彼が最高のレベルを見つけてくれると確信しています』と火消しを図りましたが、亀裂は修復されていません。(via SPORT)
現在、フラン・ガルシア、マスタントゥオーノ、ブラヒム・ディアス、ハイセン、アルダ・ギュレル、そしてムバッペなど、少なくとも7人の選手が監督の手法に反発していると報じられています。(via SPORT)
ヘタフェ戦での敗北後、危機感を抱いたアルベロア監督は、バルベルデ、クルトワ、ヴィニシウスの3人のキャプテンを呼び出して緊急会談を開きました。そこで個人的な非難を避けつつ、今シーズンの最終盤に向けた追加の努力を求めた後、その内容をチーム全体とコーチングスタッフに伝えました。選手たちはまだシーズンを諦めてはいませんが、状況が極めて困難であることは自覚しています。(via SPORT)
■【マドリーの新監督候補にアッレグリが急浮上】
アルベロア監督の苦境を受け、クラブの首脳陣はすでにシーズン終了後の新監督探しに本腰を入れています。ユルゲン・クロップやウナイ・エメリの名前も挙がっていましたが、ここにきてイタリアからマッシミリアーノ・アッレグリの急浮上が報じられています。(via SPORT)
イタリア紙コリエレ・デッロ・スポルトによると、レアル・マドリードはチームの軌道を修正するための長期契約と補強の権限を提示し、すでにアッレグリに接触を図っているとのことです。アッレグリは2027年までミランとの契約を残していますが、契約解除条項が存在します。(via SPORT)
フロレンティーノ・ペレス会長にとってアッレグリは以前からのお気に入りで、2019年と2021年にも招聘を試みましたが、当時は実現しませんでした。ペレス会長は、豊富な経験とタイトル獲得の実績を持ち、強いキャラクターでプレッシャーに耐えられる人物を求めており、アッレグリはその条件に合致しています。クロップがベンチ復帰に難色を示していることや、クラブが泥沼の交渉を避けたいと考えていることも、アッレグリの有力候補への浮上を後押ししています。(via SPORT)
■【セルタ戦は最大11人の欠場、カンテラのラミニ・ファティがトップチームにアピール】
金曜日に控えるバライドスでのセルタ戦に向けて、レアル・マドリードは野戦病院のような状態に陥っています。怪我と出場停止により、最大で11人の選手が欠場する可能性があります。(via Esport3)
負傷しているムバッペ、ベリンガム、ロドリゴ、アラバ、ミリトン、セバージョスに加え、出場停止のカレラス、ハイセン、マスタントゥオーノが欠場確定。さらにカマヴィンガとアセンシオも状態に疑問符がついています。ただし、アセンシオはグループ練習の一部をこなし、チームを助けるために遠征への帯同を志願しています。(via MARCA)
こうした非常事態の中、バルデベバスでのトレーニングには8人のカンテラ選手が参加しました。その中で最も強い印象を残したのが、19歳の左利きセンターバック、ラミニ・ファティです。レガネスの下部組織から10万ユーロで加入した彼は、ボールを失った後のポジショニングの修正や、オープンスペースをカバーするスピード、空中戦の強さを披露し、セルタ戦の遠征メンバー入りの可能性を高めています。(via MARCA)
■【マスタントゥオーノらに出場停止処分、クラブの異議は棄却】
ヘタフェ戦で退場処分を受けたフラン・マスタントゥオーノに対し、競技委員会は2試合の出場停止処分を下しました。主審のムニス・ルイスが試合記録に『私の方向に向かって、大声で2回にわたり「なんという恥だ、なんというクソみたいな恥だ」と言い放ったため』と記したことが根拠となりました。(via SPORT)
ダゾーンのカメラは、彼がロッカールームに下がる際に『母親の貝、クソ野郎』とさらなる暴言を吐いていた瞬間を捉えていましたが、委員会は試合記録の内容のみを対象として処分を決定しました。(via ElDesmarque)
クラブはこの退場処分およびオーレリアン・チュアメニが受けたイエローカードに対して異議を申し立てていましたが、どちらも棄却されました。さらに、アルバロ・カレラスとディーン・ハイセンもヘタフェ戦での警告により累積警告となり、セルタ戦での1試合出場停止が確定しています。(via Mundo Deportivo)
■【ロドリ獲得から完全撤退、中盤の補強方針が変化】
長らくレアル・マドリードのターゲットとされてきたマンチェスター・シティのロドリですが、クラブは彼の獲得から完全に手を引く方針を固めました。(via SPORT)
クロースやモドリッチが抜けた中盤の補強は急務ですが、ロドリは来夏で30歳を迎え、膝の重傷から復帰したばかりです。市場価値は7500万ユーロとされ、6000万ユーロ以下では獲得できないという条件がネックとなりました。マドリーはより若いプロフィールの選手を探す方針に切り替えています。(via SPORT)
ダニ・セバージョスが退団する可能性がある中、外部からの補強だけでなく、カンテラからチアゴ・ガルシア・ピタルチをトップチームに昇格させる案も検討されています。(via SPORT)
■【ヘタフェ戦のリュディガーの蛮行、ドイツ本国でワールドカップ追放論が噴出】
ヘタフェ戦でのアントニオ・リュディガーの振る舞いが、母国ドイツで激しい非難を浴びています。試合の27分、倒れていたヘタフェのディエゴ・リコの顔面にリュディガーが膝から突っ込むという危険なプレーがありましたが、主審のムニス・ルイスもVARもこれを罰しませんでした。(via SPORT)
ドイツ紙ビルドはこれを厳しく糾弾し、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるドイツ代表からの追放を求めています。同紙は次のように記しました。(via SPORT)
『サッカー界には、何度も人々を驚愕させるシーンがあります。アントニオ・リュディガーのキャリアにおいては、明らかにそうした場面が多すぎます。(中略)これはもはやハードなファウルではありません。同業者に対する「攻撃」に近いものです。限界の状況において、彼が単に自分をコントロールできないことを再び証明しました。だからこそ、彼はワールドカップに行くべきではありません。スポーツに反する度重なる振る舞いがあり、ドイツにはシュロッターベックやターという強力な守備の軸があるため、スポーツの観点からも彼は不可欠ではありません。これだけ多くのネガティブなエピソードがあり、変わらないのであれば、彼は家にいるべきです』(via SPORT)
■【エンドリックのリヨンでの大活躍とマドリーが抱える皮肉な現状】
出場機会を求めてオリンピック・リヨンへレンタル移籍したエンドリックが、フランスでセンセーションを巻き起こしています。これまでの8試合で5ゴール4アシストを記録し、絶対的な活躍を見せています。(via MARCA)
皮肉なことに、マドリーを離れて以降のムバッペは9試合で9ゴール1アシスト、ヴィニシウスは12試合で7ゴール3アシストであり、エンドリックは彼らよりも少ない出場試合数で同等のゴール関与数を誇っています。(via MARCA)
エンドリックの移籍は、結果的にマルティン・サトリアーノのリヨンからヘタフェへのレンタル移籍を引き起こしました。そしてそのサトリアーノが、ベルナベウでレアル・マドリードを沈める決勝ゴラッソを決めたのです。サトリアーノは試合後、次のように喜びを爆発させました。(via SPORT)
『ベルナベウに入ると、チャンピオンズリーグのトロフィーや彼らが勝ち取ったすべてのものが展示されています。私は見ませんでした。その後、帰るときに初めて見ました。「さて、勝ったことだし、少し楽しんで見てみよう」と言ったんです。試合前には歴史を作れると話していましたし、努力すれば結果はついてくるものです。今のサッカーは非常に拮抗しています。(中略)試合が終わったとき、レアル・マドリード相手に、しかもあのスタジアムでゴールを決めたことのすべての意味を思って、とても感情的になり、とても嬉しかったです。勝つことは私たちにとって非常に重要で、歴史を作りました。これまでの私のキャリアの中で最高のゴールです』(via Mundo Deportivo)
現在、ムバッペとロドリゴの負傷により前線の駒不足に苦しむマドリーにとって、エンドリックを手放したことは大きな痛手となっています。一方、エンドリック自身はこの活躍により、ブラジル代表としてワールドカップに出場する可能性を大きく広げています。(via MARCA)
■【小ネタ集:フィナリッシマ会場候補からの除外、モリエンテスのカモメ事件、ビジャの移籍秘話など】
サンティアゴ・ベルナベウは、中東の紛争の影響でカタール開催が中止となったスペイン対アルゼンチンの「フィナリッシマ」の代替開催地として名前が挙がっていましたが、アルゼンチン側がマドリードでの開催に反対したため、候補から除外された模様です。また、3月27日にはメトロポリターノでモロッコ対エクアドルの試合が予定されており、セキュリティ上の懸念もありました。(via ElDesmarque)
金曜日に試合が行われるバライドスでは、かつて珍事件が起きました。1998年のセルタ対レアル・マドリードの試合中、カモメがピッチに降り立ち、フェルナンド・モリエンテスが素手で捕まえようとして右手を激しく噛まれるというアクシデントがありました。(via SPORT)
また、元スペイン代表のダビド・ビジャが、2009年に破談となったレアル・マドリードへの移籍について振り返りました。当時、フロレンティーノ・ペレス会長の銀河系プロジェクトの一環としてマドリー入りが確実視されていましたが、土壇場でバレンシアが売却を撤回しました。ビジャは『正直なところ、あの最後の瞬間に何が起こったのか、よく分かりません。交渉していると言われ、その後バレンシアが手を引き、もう出ないと言われました。「ああ、分かった。出ないんだね。プレシーズンはいつから始まるの?」と答えました』と当時を語りました。(via Estadio Deportivo)
下部組織の話題では、アラゴン州で開催される若手トーナメント「ハモン・カップ」の第10回大会にレアル・マドリードの参加が決定しています。現在トップチームに昇格しているホルヘ・セステロや、ゴンサロなども過去にこの大会でプレーした経験があります。(via Mundo Deportivo)
さらに、チャンピオンズリーグのラウンド16、マンチェスター・シティ戦の日程が確定しています。第1戦は3月11日の水曜日にサンティアゴ・ベルナベウで、第2戦は3月17日の火曜日にエティハド・スタジアムで開催されます。相手のシティでは、アーリング・ハーランドが怪我から復帰し、マドリー戦に向けて照準を合わせています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ムバッペとベリンガムの負傷状態が深刻さを増し、国外での治療がクラブ医療部門への不信感を浮き彫りにしています。さらにアルベロア監督と主力選手との関係悪化、アッレグリ新監督就任の噂、セルタ戦の大量欠場など、ピッチ内外で問題が山積。エンドリックを手放したことの皮肉な結果も重なり、チームはかつてない危機的状況に直面しています。
