ボーンマスとのプレシーズンマッチ

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レアル・ベティスは、本拠地セビージャのラ・カルトゥハスタジアムにイングランドのボーンマスを迎え、プレシーズン第7戦を戦い、2-2のドローで終えました。この試合は当初20時30分キックオフの予定でしたが、スペイン気象庁から午後20時までオレンジ警告が出るほどの猛暑に見舞われたため、急遽開始時刻を21時へと30分間遅らせる措置が取られました。それでもなお、ピッチ上は凄まじい熱気に包まれた状態での闘いとなりました。

前半は、開始10分にディエゴ・ジョレンテの不用意なプレーからピンチを招くなど落ち着かない立ち上がり。若手のアンヘル・オルティスがアントニーの精確なスルーパスから決定機を迎えたもののシュートは枠を外れます。前半41分、ボーンマスのエバニルソンによる見事なバックヒールパスから、タヴァニアに先制のミドルシュートを突き刺されて0-1とリードを許しました。

しかし前半終了間際、ピッチ上を揺るがす大混乱が発生。ネルソン・デオサが相手選手との激しい競り合いに苛立ち、ホイッスルが吹かれた直後にボールをぶつけるような振る舞いを見せ、イエローカードを受けました。このプレーを発端に両チームが入り乱れる大乱闘へ発展。デオサを庇うために割って入ったアントニーが相手のスコットに対して激しい突き飛ばしを行い、激昂。主審のオレジャーナ・シド氏により、アントニーとスコットの双方に一発レッドカード(退場)が提示されました。さらにハーフタイムへ下がる通路でも乱闘が続き、ボーンマスのコーチ陣からも退場者が出る異例の展開となり、スタジアムは不穏なブーイングに包まれました。

10人対10人となった後半、ペレグリーニ監督はイスコ、フォーナルズ、クチョ・エルナンデス、そして若手グナンゴロらをピッチへ一挙投入。後半57分、イスコの素晴らしい突破からのシュートが左ポストを叩き、その跳ね返りを狙い澄ましていたクチョが押し込んで1-1の同点に追いつきます。

しかしそのわずか3分後、悲劇が起きます。左サイドバックのジュニア・フィルポがエリア付近で安易なバックパスの処理ミスを犯し、これをエバニルソンに強奪されてそのまま勝ち越しゴール(1-2)を許しました。この致命的なエラーに対し、詰めかけた28,331人の観客からフィルポへの激しい指笛と大ブーイングが浴びせられました。フィルポは直後に走るのを嫌がるような仕草を見せて足を痛めた様子でピッチを去り、そのまま更衣室のトンネルへ直行して交代を余儀なくされました。

ベティスは粘り強く反撃を続け、後半81分、フォーナルズがエリア内で執念の泥臭いキープから右足を振り抜き、ディフェンダーに当たりながらもゴールへ流し込んで再び同点(2-2)に追いつきました。終盤には、素晴らしいドリブルで侵入したフラン・ガルシアの絶妙なクロスをロドリゴ・リケルメが合わせる決定機がありましたが、惜しくも勝ち越しならず。最後はディエゴ・ジョレンテのスーパークリアにより失点を防ぎ、勝ちに等しい2-2のドローという結果を熱いスタジアムに残しました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)