ブラジルの神童ガブリエル・メク獲得への関心とスペイン税務当局がもたらす取引の障壁

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ベティスのマヌ・ファハルドSDをはじめとするスカウト部門は、南米市場を常に注視しており、その中でブラジルの名門グレミオに所属する18歳の天才ミッドフィールダー、ガブリエル・メクをターゲットとしてロックオンしました。

しかし、ベティスが代理人を通じてグレミオに獲得の可能性を問い合わせたところ、グレミオ側から予想外の強硬な拒絶に遭いました。その背後には、スペイン財務省(Hacienda)とグレミオとの間で今もなお続いている根深い「差し押さえ(税金トラブル)」の深刻な問題が存在しています。

この紛争は2018年、MFアルトゥールをバルセロナへ売却した際の税務処理に遡ります。スペインの税務当局は、グレミオに対して過去の巨額の税金支払いを求めて法的な手続きを進めており、もしグレミオが再びスペインのクラブ(ベティスなど)と選手移籍の取引を交わした場合、その移籍金の一部がスペイン税務当局によって自動的に強制差し押さえ・凍結されるリスクを極めて恐れています。この懸念から、過去にフェレイラのセルタ移籍も頓挫した経緯があります。

グレミオはスペイン以外の国への売却を最優先としており、ウクライナのシャフタール・ドネツクと1200万ユーロでの売却合意に達していましたが、選手本人が戦禍のウクライナへの移籍を頑なに拒否。現在、イングランドのニューカッスルやチェルシー、リヴァプールといったプレミアリーグのメガクラブが彼の獲得を狙っています。メクとグレミオとの契約は2027年までとなっており、ベティスは彼が契約満了を機にフリーとなる将来のチャンスに備えて、しっかりとリストに名前を残し続けています。(via Estadio Deportivo)