【今回のラインナップ】

 

✅ UD Las Palmas [宮代大聖が負傷欠場。監督はVARへの不満と契約延長について言及]

 

✅ Racing de Santander [首位快走。19歳の新守護神エリクソンがファンの心を鷲掴み]

 

✅ Real Zaragoza [トップ不振でBチームも事実上の降格。新監督下で残留へ背水]

 

✅ Real Oviedo [元会長がパチューカ経営陣に苦言。労働組合の告発などピッチ外も混迷]

 

✅ SD Eibar [カード取り消しでアドゥ・アレスが出場可能に。プレーオフ圏内浮上へ]

 

✅ CD Castellón [過去最高レベルのプレーオフ争い。ブルゴスとの直接対決へ]

 

✅ Málaga CF [勝ち点60で4位。2018/19シーズン以来の1部復帰の夢へ邁進]

 

✅ AD Ceuta [昇格組ながら旋風。サラゴサ出身のルベン・ディエスが古巣撃破を誓う]

 

✅ FC Andorra [残留を確実なものとし、アウェイの強さを武器にプレーオフを狙う]

 

✅ Burgos CF [アウェイで圧倒的な勝負強さ。自動昇格圏を猛追]

 

✅ Deportivo de La Coruña [アウェイ成績リーグNo.1。自動昇格圏の2位を死守]

 

✅ Almería [熾烈な自動昇格争いの真っ只中。上位直接対決が目白押し]

 

✅ CD Leganés [降格組として苦しい残留争い。次節はラス・パルマスと激突]

 

✅ SD Huesca [敵地イプルーアでエイバルと対戦へ]

 

✅ Córdoba CF [降格の心配なく名誉のために敵地でのクルトゥラル戦へ]

 

✅ Cultural Leonesa [ルベン・デ・ラ・バレラ監督の下、降格の危機を脱するため必勝を期す]

 

✅ Real Valladolid [次節は敵地でアンドラと対戦]

 

✅ Albacete [FCアンドラと今後対戦予定]

 

✅ Cádiz CF [前節アンドラに敗北。次節以降も厳しい戦いが続く]

 

✅ CD Mirandés [カステリョン相手に0-2から追いつく粘りを見せる]

 

✅ Sporting de Gijón [今後の日程でマラガやアルメリアと対戦予定]

 

■【UD Las Palmas】

ルイス・ガルシア監督は次節レガネス戦に向けて、負傷したエンツォと日本人FW宮代大聖の欠場を明言した。宮代は前節マラガ戦でアルフォンソ・エレーロにペナルティエリア内で倒されており、これについて審判技術委員会(CTA)はPKであったと誤審を公式に認めている。監督はピッチの主審を擁護しつつも「VARの担当者は警告すべき明白な反則だった」とVARの運用に強い不満を示した。また、冬に加入したベネデッティやアドリ・スアレスは未だ先発出場がない状態だが、監督は彼らのポテンシャルを評価しており、出場のタイミングを図っている。現在チームは勝ち点57の7位につけており、自動昇格まで4ポイント、プレーオフ圏内まで1ポイントと上位が団子状態になっている。昇格すれば2027年6月までの契約延長が確定する指揮官だが、現在は2部残留を前提とした契約延長交渉も進行している。(via AS) (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

 

■【Racing de Santander】

第35節終了時点で勝ち点65を獲得し、単独首位を快走するチームで新たなスターが誕生した。冬の移籍市場で加入した19歳のスウェーデン人GKシモン・エリクソンが前節のアルメリア戦で待望のデビューを飾り、上位ライバルからの大勝に貢献した。試合後には北スタンド(ラ・グラドナ)へ向かい、メガホンを片手にスペイン語でチャントを熱唱しサポーターの心を鷲掴みにしている。アルメリアのエンバルバにゴールを許した際には、ライバルであり良き助言者でもある正GKのホキン・エスキエタがベンチで悔しさを露わにするなど、良好な関係性が築かれている。ホセ・アルベルト監督らとは英語で会話しているが、本人はスペイン語の習得にも熱心で、チームのムードメーカーとして完璧に適応している。チームは直近のアウェイ戦(サラゴサ、アンドラ)で連敗したものの、敵地で27ポイントを稼ぐ力強さを維持している。(via MARCA) (via AS) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

 

■【Real Zaragoza】

トップチームの極度の不振と果てしない危機が、クラブ全体を深い泥沼に引き摺り込んでいる。今季は監督交代が相次ぎ、第9節でのガビ監督解任後にはBチーム(デポルティボ・アラゴン)のエミリオ・ララス監督が急遽引き抜かれた。しかし、クルトゥラル戦で退場者2名を出し0-5の惨敗を喫すると、再びBチームに戻るという迷走ぶりを露呈した。この影響で、サイドゥ、ゴメス、テレール、ピニージャといったBチームの主軸がトップに引き抜かれ(マルコス・クエンカも夏に昇格)、戦力を失ったBチームは残り3試合で残留ラインまで9ポイント差となり、テルセーラRFEFへの降格が事実上確定している。過去5年で21人ものカンテラーノがトップデビューを果たしているが、今季の混乱はその育成にも影を落としている。トップチームは現在ダビド・ナバロ監督が就任し、直近7試合でプレーの質やエネルギーが改善されて希望が見えたものの、直近2連敗で再び急ブレーキがかかっている。次節はホームのイベルカハでセウタと対戦し、残留に向けた背水の陣となる。(via SPORT)

 

■【Real Oviedo】

ホームでの直近2試合が2部残留に向けた絶対的な鍵となっている。元会長のマヌエル・ラフエンテは、パウノビッチ前監督の解任が最大の過ちだったと断言し、その後のカリオン監督時代に悪化した雰囲気を現在の監督が立て直したと評価している。経営権を持つパチューカ・グループに対しては、昇格という目標は達成したものの、その後のスペインサッカーへの対応が甘く、サポーターとの関係修復が急務であると強い警告を発している。ピッチ外では、労働組合(CCOO)がクラブの従業員に対する情報提供や透明性の欠如、労働条件に関するコミュニケーション不足を告発する異常事態も起きている。一方で、若手のチアゴ・フェルナンデスが4月のリーグ月間最優秀U-23選手賞にノミネートされるという明るい話題も存在している。(via SPORT) (via MARCA) (via AS)

 

■【SD Eibar】

勝ち点55の8位からプレーオフ圏内浮上を狙うベニャト・サン・ホセ監督率いるチームは、日曜日にホームのイプルーアでウエスカと対戦する。前節バジャドリード戦(ホセ・ソリージャ)では、VAR介入によるPK取り消しの末にアドゥ・アレスがシミュレーションで今季5枚目のイエローカードを受けた。しかし、クラブの異議申し立てにより「イバン・アレホから打撃を受けておりシミュレーションは存在しない」と競技委員会に認められ、カードは撤回された。これにより彼はウエスカ戦に出場可能となり、チームはホーム3連勝と9試合連続無敗を目指す。クラブはシーズンチケット保持者の同伴者向けに10ユーロの優待チケットを販売し、サポーターの力強い後押しを求めている。(via AS) (via SPORT)

 

■【CD Castellón】

第35節終了時点で勝ち点58の6位につけており、2部リーグのプレーオフ進出ラインとしては過去最高レベルのハイペースな争いを展開している。ホアキン・ムニョスを擁したウエスカ(57ポイント)やラージョ・バジェカーノ(56ポイント)の過去の記録を上回る驚異的なペースだ。自動昇格圏までわずか3ポイント差に迫る中、4月18日土曜日の18:30からは本拠地スカイファイ・カスタリアで、勝ち点60の5位ブルゴスCFとの直接対決を迎える。パブロ・エルナンデス監督率いるチームにとって、この試合は上位との差を詰め、プレーオフ圏内を死守するための「前倒しの決勝戦」と位置付けられている。直近のミランデス戦では0-2のリードから追いつかれる失態を演じており、今節での勝利が不可欠となっている。(via SPORT)

 

■【Málaga CF】

勝ち点60を獲得し、堂々の4位につけている。2018/19シーズン以来となるプレーオフ進出、さらには自動昇格の夢を明確に追っている状況だ。第35節終了時点で過去に類を見ないハイレベルな勝ち点争いとなっており、残り7試合(アルメリア、カステリョン、エイバル、スポルティング・ヒホン、セウタ、ラシン・サンタンデール、レアル・サラゴサ)は僅かなミスも許されない過酷な道のりとなる。(via SPORT)

 

■【AD Ceuta】

昇格組でありながら、予算規模がリーグ最小クラスであるにもかかわらず、ここまで勝ち点49を獲得し、中上位の安全圏に位置する大躍進を見せている。ホセ・フアン・ロメロ監督の下、ボールを支配するスタイルで旋風を巻き起こしている。今週土曜日は敵地でサラゴサと対戦する。太ももや足首の負傷により手術を経験しながらも、今季24試合全試合に先発し5ゴール2アシストを記録しているサラゴサ出身のMFルベン・ディエスは、古巣相手の一戦に向けてモチベーションを最高潮に高めている。(via SPORT) (via AS)

 

■【FC Andorra】

マンソ監督率いるチームは、ホームで24ポイント、アウェイで25ポイント(前節カディス戦の勝利を含む)を獲得し、すでに降格の危機を完全に脱している。アウェイでの勝負強さを武器に現在はプレーオフ進出を視野に入れており、次節はホームでバジャドリードを迎え撃つ。アルバセテやレガネス、ラス・パルマスとの対戦も控えており、好調を維持できれば上位争いに食い込む可能性を秘めている。(via AS)

 

■【Burgos CF】

勝ち点60の5位につけ、アウェイ戦で27ポイントを獲得するなど際立った勝負強さを発揮している。次節は敵地でカステリョンとの上位直接対決に臨む。過酷なプレーオフ争いを生き残るための大一番となる。(via SPORT) (via AS)

 

■【Deportivo de La Coruña】

勝ち点61で自動昇格圏の2位に位置している。特にアウェイでの強さが際立っており、敵地リアソール以外でカテゴリー最高の32ポイントを稼ぎ出し、昇格に向けて盤石の体制を築いている。(via SPORT) (via AS)

 

■【Almería】

勝ち点61で3位につけ、デポルティボらと熾烈な自動昇格争いを展開している。残り7試合でマラガやブルゴス、ラス・パルマスといった上位陣との直接対決を多く残しており、ここからの戦いが命運を分ける。(via SPORT)

 

■【CD Leganés】

1部から降格してきたばかりで実力者を多数擁するものの、現在は2部残留を確定させるための厳しい戦いを強いられている。次節は敵地でUDラス・パルマスと激突する。(via AS)

 

■【SD Huesca】

次節は敵地イプルーアに乗り込み、プレーオフ進出を狙うエイバルと対戦する厳しい日程が控えている。(via AS)

 

■【Córdoba CF】

すでに降格の心配がない安全な状況にある。今週土曜日は敵地レイノ・デ・レオンに乗り込み、名誉のためにクルトゥラル・レオネサと対戦する。(via SPORT)

 

■【Cultural Leonesa】

ルベン・デ・ラ・バレラ監督の下、再び降格の危機に瀕している。今週土曜日にホームでコルドバCFを迎え撃ち、是が非でも勝ち点3をもぎ取る必要がある。(via SPORT)

 

■【Real Valladolid】

次節は敵地でFCアンドラと対戦する。アウェイでの戦いとなるが、上位浮上のためには負けられない一戦となる。(via AS)

 

■【Albacete】

今後、アウェイで好調のFCアンドラとの対戦が予定されている。(via AS)

 

■【Cádiz CF】

前節はホームでFCアンドラに痛い敗北を喫した。次節以降も厳しい戦いが続くことが予想される。(via AS)

 

■【CD Mirandés】

直近の試合では、上位のカステリョン相手に0-2のビハインドから見事に追いつく驚異的な粘りを見せた。(via SPORT)

 

■【Sporting de Gijón】

今後の過酷な終盤戦の日程において、マラガやアルメリアといった上位陣との直接対決が予定されている。(via SPORT)

 

【本日の総括】

第35節を終え、LALIGA Hypermotionは過去に類を見ない歴史的なハイペースで昇格争いが展開されています。首位のラシン・サンタンデールが抜け出す一方で、デポルティボ・ラ・コルーニャとアルメリアが勝ち点61で激しく2位(自動昇格圏)を争い、その背後にはマラガ、ブルゴス、カステリョン、ラス・パルマス、エイバルが数ポイント差でひしめき合う大混戦となっています。特にカステリョン対ブルゴスのような直接対決は、今後の勢力図を決定づける重要な一戦となります。一方で、下位に目を向けるとレガネスやサラゴサといった名門クラブが深刻な残留争いに巻き込まれており、トップチームの不振がBチームの降格を招くなど、クラブ全体に負の連鎖をもたらしているケースも見受けられます。残り7試合、昇格・降格ともに1つのプレーがクラブの命運を左右する極限のサバイバルが続きます。