デポルティボ・ラ・コルーニャ

第41節のアウェイゲームでレアル・バジャドリードを2-0で下し、見事1部リーグへの昇格を確定させた。(via MARCA)

1部昇格により、クラブのテレビ放映権料収入は昨季の590万ユーロから最低でも4,000万ユーロへと爆発的に増加する。CVCファンドからの資金3,360万ユーロや、主要株主であるアバンカによる3,000万ユーロの資本増強も合わさり、クラブは負債ゼロの極めて強固な財政基盤を手にした。今後はフェルナンド・ソリアーノSD、マッシモ・ベナッシCEO、財務担当のパウロ・ディニスが厳格に予算を管理しながら1部での戦いに備える。(via SPORT)

アウグスト・セサール・レンドイロ元会長はラジオ番組に出演し、『今回の昇格はタイトル獲得に等しい。1部リーグはデポルティボにとって不可欠な場所だ』と歓喜を爆発させた。さらに、フアン・カルロス・エスコテ現会長が掲げる「欧州大会やチャンピオンズリーグ進出」という野心的な目標を大いに支持し、『昇格1年目が今後のクラブのシナリオを決定づける』とチームに檄を飛ばした。(via ElDesmarque)

移籍市場では、フェルナンド・ソリアーノSDが7〜8人の新戦力補強を予告している。中盤のターゲットとして、オランダ2部デ・フラーフスハップのMFトゥン・ハイゼルハルト(21歳)や、フランス人MFのエンゾ・バルデリ(25歳)をリストアップしている。一方で、出場時間が1,000分に満たず、アントニオ・イダルゴ監督の下で完全な脇役となっていたイングランド人MFチャーリー・パティーニョは退団が濃厚となっている。(via ElDesmarque)

国内外のビッグクラブ(スポルティングCPやベンフィカなど)から熱烈な関心を集めている若きスター、ジェレマイ・エルナンデスについて、ソリアーノSDは『我々の考えは彼と一緒に戦うことだ。8月15日の開幕戦にも彼はデポルティボにいるだろう』と断言し、売却の意思がないことを強調した。(via ElDesmarque)

ラシン・サンタンデール

第40節、ホームのエル・サルディネロでレアル・バジャドリードを4-1で粉砕し、1部リーグへの直接昇格を数学的に確定させた。長年トップリーグから遠ざかっていた歴史的クラブが、ついに本来の居場所への帰還を果たした。(via MARCA)

レアル・オビエド

今季の低迷を受け、親会社であるパチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長がメキシコから異例のビデオ会見を実施した。『12月の時点では降格圏にはおらず、良い流れがあった。しかし、残り数試合でまさかの降格となってしまった。ルイス・カリオン監督の招へいは完全に私の責任であり、大失敗だった。最悪の決断を下してしまった』と猛省した。それでも、『私は勝者であり、我々は常に1部にいるべきチームだ。来季は謙虚に、マジョルカやジローナとの厳しい直接昇格争い、あるいはプレーオフでの昇格に挑む』と1部昇格への決意を新たにした。(via SPORT)

来季に向けた大改革として、遅くとも2週間以内にスペイン1部または2部での指揮経験を持つ新監督を決定する。新スポーツディレクターの招へいには失敗したが、現行の強化部(ロベルト、アグスティン、マルティン)の働きを高く評価している。(via SPORT)

冬の移籍市場で投資を行わなかった理由については、『クラブが破産寸前であったため、財政を守る道義的責任があった』と釈明した。来季の補強については『15人も乱獲するようなことはせず、質を重視して3、4人の違いを生み出せる選手を獲得する』と明言。アルベルト・レイナ、イリアス・シャイラ、アーロン・エスカンデルの3選手については残留を強く希望しているが、他クラブからのオファーが契約解除金を満たす場合は、選手本人の意思を尊重して引き留めない方針を示した。また、大ベテランのサンティ・カソルラについては『彼が望むならあと半年プレーしてもいいし、スポーツ部門の副会長になってもいい。彼とその家族の決断を全面的に尊重する』と全幅の信頼を寄せている。(via ElDesmarque)

また、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、アスレティック・ビルバオ、セルタなどのインフラ整備を成功例として挙げ、クラブの施設拡張やカンテラへの投資を加速させる計画も発表した。(via ElDesmarque)

レアル・サラゴサ

ラス・パルマス戦の敗北により、クラブ史上初となるプリメーラRFEF(3部リーグ)への降格が確定した。ホルヘ・マス社長はクラブの公式インタビューに応じ、『ファン、スタッフ、そしてアラゴン州全体にとって非常に辛い日だ。期待に応えられなかった責任は我々にある。途中で変化を試みたが、軌道修正できなかった。これ以上の言い訳はしない』と深く謝罪した。その上で、『サラゴサの財政的安定や存続が危ぶまれることはない。私とフアン・フォルセンはクラブの将来を深く信じており、株式保有率をさらに引き上げる』と宣言。イベルカハ・ロマレダ新スタジアムの建設計画にも影響はないと断言した。(via AS)

降格に伴い、6月2日には緊急の取締役会を開催し、組織の抜本的な再構築に着手する。新監督に就任したイバイ・ゴメスと、ラロ・アランテギSDの下で来季の編成がすでに始まっている。(via AS)

移籍市場では、ヘタフェへ貸し出しているウインガーのアドリアン・リソが注目の的となっている。ヘタフェは買い取りオプション(300万ユーロ)の行使を渋り、半額の150万ユーロでの買い取りを提案したが、サラゴサはこれを拒否している。同選手にはイタリア、オランダ、ギリシャのクラブからもオファーが届いている。(via ElDesmarque)

GK陣は大幅なテコ入れが予定されており、サバデルからディエゴ・フオリを獲得する計画が進んでいる。これに合わせ、カンテラからシニア登録となるカルロス・カラビア(23歳)と、U-18ルーマニア代表のマノラケ(18歳)を第2、第3GKとしてトップチームに昇格させる方針だ。(via ElDesmarque)

クラブが抱える最も深刻な問題として、練習施設(シウダー・デポルティーバ)の異常な老朽化と荒廃ぶりが現地で大々的に報じられている。1974年に建設されて以来、まともな改修が行われておらず、プールには緑色の水が淀み、ロッカールームはお湯が出ず、天井からは雨漏りし、窓ガラスは割れたまま放置されている。予算削減のために清掃業者との契約も打ち切られ、倒木が放置されるなど危険な状態となっている。選手が食事をとる食堂も雨漏りが酷く、バケツで水を受ける有様であり、「プロクラブとして到底受け入れられない劣悪な環境」と厳しく批判されている。(via SPORT)

マラガCF

フネス監督率いるチームは、1部昇格に向けたプレーオフを前に士気が最高潮に達している。現在4位につける中、バスク出身のCBエイナル・ガリレアがラシン・サンタンデール戦で出色のパフォーマンスを披露し、ビジャリブレとの1対1のピンチを間一髪のスプリントで防ぐなど、守備の絶対的リーダーとして君臨している。(via SPORT)

ガリレアは2月末のハムストリング負傷から復帰後、圧倒的な空中戦の強さとカバーリングでチームを救い続けている。相棒のムリージョが足首の捻挫を抱えており万全ではないため、プレーオフではアンヘル・レシオやモンテーロと共に最終ラインの重責を担う。ガリレアの契約は6月30日で満了を迎えるが、『ここでキャリアを終えられるなら最高だ。もし残れるなら喜んで残る』と残留を熱望しており、ローレン・フアロスSDの最終決断が待たれている。(via SPORT)

SDエイバル

ベニャト・サン・ホセ監督が率いるチームは、最終節を残して1部昇格プレーオフ進出の可能性を数学的に残している。昨年2月に就任して以来、チームに闘争心と縦への推進力を植え付けた監督の手腕は非常に高く評価されている。この実績から、サン・ホセ監督は来季のオサスナの新監督候補にもリストアップされている。(via ElDesmarque)

ブルゴスCF

最終節のFCアンドラ戦に勝利すれば昇格プレーオフ進出が確定する大一番を控えている。筋肉の違和感から復帰したストライカーのマリオ・ゴンサレスは、『日曜日に勝てば間違いなくプレーオフに入れると確信している。このカテゴリーは何が起こるか分からない。我々は命を懸けて戦う』と必勝を誓った。ゴンサレスは今季リーグ戦で4ゴール、コパ・デル・レイで1ゴールを記録している。(via AS)

スポルティング・ヒホン

ボルハ・ヒメネス前監督の退任に伴い、新たにアルゼンチンからニコラス・ラルカモンを新監督として招聘した。ホセ・リエストラ社長とイスラエル・ビジャセニョールSDは早速、来季の編成に向けて選手との個別面談を開始した。(via SPORT)

面談の結果、エリック・クルベロ、GKのクリスティアン・ジョエル、キャプテンの一人であるケビン・バスケスの3選手に対して、来季の構想外であることが通告された。また、6月30日で契約が切れるブライアン・オリバンについても、残留は極めて困難な状況となっている。一方、フランス人CBのルーカス・ペランは残り1年の契約があるが、クラブがホルヘ・サエンスの獲得交渉を急ピッチで進めているため、放出の可能性が高まっている。チームは7月6日からプレシーズンを始動させる。(via SPORT)

CDミランデス

敵地ブタルケでのレガネス戦で、残留を懸けた最終戦に挑む。チームの命運を握るのが、冬にエスパニョールから期限付き移籍で加入した22歳のハビ・エルナンデスだ。後半戦だけで7ゴール3アシストという驚異的な成績を残し、シュート数、キーパス、攻撃デュエル、被ファウル数でリーグ屈指のスタッツを記録している。この大ブレイクにより、すでに国内外の複数の1部クラブが彼の獲得に向けて動き出している。(via Mundo Deportivo)

CDレガネス

残留を果たすために最低でも勝ち点1が必要という絶体絶命の状況下で、クラブは思い切った劇薬を投じた。前節終了直後にイゴール・オカ監督の電撃解任を発表し、後任としてクラブOBであるカルロス・マルティネスを新監督に任命した。すべてを最終戦のミランデス戦に懸ける。(via Mundo Deportivo)

SDウエスカ

最終節のコルドバ戦を前に、プリメーラRFEF(3部)への降格が無念にも確定してしまった。チームはセルジ・ギジョ、ホン・ペレス・'ボロ'、ホセ・ルイス・オルトラと3人もの監督が入れ替わる不安定なシーズンを過ごした。(via SPORT)

最終戦は、今季チーム5番目の出場時間(2,642分)を誇り、7ゴール(うちPKで5ゴール)を挙げたチーム内得点王のオスカル・シエルバが、左脚ヒラメ筋の負傷(グレード2)により欠場することが発表された。さらにプリードも累積警告で出場停止となっており、非常に苦しい台所事情で消化試合に臨む。(via SPORT)

コルドバCF

ホームのエル・アルカンヘルで、すでに降格が決まっているウエスカと対戦する。チームにとっては最終順位を確定させるだけの試合となる。(via SPORT)

移籍市場では、イバン・アニア監督の攻撃的サッカーを中盤で支えるイスマ・ルイス(25歳)に注目が集まっている。高いボール奪取能力と戦術眼を誇り、今季35試合に先発出場して2ゴール3アシストを記録。契約は2028年まで残っているが、移籍金は100万ユーロ程度と見られており、バレンシアがギド・ロドリゲスの後釜としてリストアップしているほか、メキシコやポーランドのクラブも獲得を狙っている。(via ElDesmarque)

レアル・バジャドリード

第40節のラシン・サンタンデール戦(1-4)、第41節のデポルティボ・ラ・コルーニャ戦(0-2)と、相手の1部昇格を目の前で見届ける引き立て役となって連敗を喫した。(via MARCA)

デポルティボ戦では、ウルグアイ人MFルーカス・サンセビエロが退場処分を受けた際、主審に対して『バカ野郎、お前の母ちゃんの…』と強烈な暴言を吐き、さらに第4審判にも攻撃的な態度で詰め寄ったため、連盟から計6試合(退場で2試合、暴言で4試合)の重い出場停止処分を下された。クラブは異議申し立てを行ったが、あえなく棄却されている。(via Mundo Deportivo)

レバンテUD

負債が1億ユーロ規模に膨れ上がっているとの報道もあり、深刻な財政難を解消するために主力選手の売却が急務となっている。(via SPORT)

最大の注目株は、今季31試合に出場して3ゴール1アシストを記録し、市場価値が1,500万ユーロにまで暴騰した21歳のカルロス・アルバレスだ。クラブは売却か契約延長の二択を迫られているが、実質的には現金化しか道がない状態である。本人は愛する古巣セビージャへの復帰を夢見ているが、セビージャは移籍金の30%の権利を保有しているものの、買い戻すだけの財政的余裕がない状況だ。(via Estadio Deportivo)

また、中盤の要であるパブロ・マルティネス(28歳)も契約満了による退団が確実視されており、セルタ、ラージョ・バジェカーノ、エルチェ、ヘタフェといった1部クラブがフリーでの獲得を巡って激しい争奪戦を繰り広げている。(via Mundo Deportivo)

アルバセテ・バロンピエ

今季14ゴールを叩き出し、攻撃を牽引した32歳のベテランストライカー、ヘフテ・ベタンコールに対し、複数の1部クラブが熱視線を送っている。特にヘタフェが獲得に強い関心を示しており、選手の保有権を持つオリンピアコスとの交渉に乗り出す構えを見せている。(via Mundo Deportivo)

FCアンドラ

最終節で昇格プレーオフ進出を懸けるブルゴスと激突する。今季はジローナから期限付き移籍で加入していた韓国人ウインガーのミンス(20歳)が、39試合に出場して6ゴール4アシストと躍動。圧倒的な突破力で強烈なインパクトを残しており、来季はジローナのトップチームへの復帰が濃厚と見られている。同じくジローナからのローン組であるハスティン・ガルシアも随所で好プレーを披露した。(via SPORT)

CDテネリフェ

ジローナから期限付き移籍で加入していたハンガリーU-21代表CBのアンタルが所属していたが、シーズンを通じて十分な出場機会を得ることができなかった。ポテンシャルは高く評価されているものの、来季ジローナに復帰してトップチームの戦力になれるかどうかは不透明な状況が続いている。(via SPORT)

【本日の総括】

デポルティボ・ラ・コルーニャとラシン・サンタンデールという伝統ある名門クラブが、圧倒的な強さで1部への直接昇格を決めた一方で、レアル・サラゴサとSDウエスカが3部へと転落するという、天国と地獄がくっきりと分かれる残酷なシーズン終盤となった。特にレアル・オビエドやサラゴサといった古豪は、フロントの失策やクラブ施設の老朽化といった根深い問題を抱えており、来季に向けた組織の抜本的改革が急務となっている。また、昇格プレーオフへの切符を懸けた最終節の戦いや、カルロス・アルバレス、ハビ・エルナンデス、イスマ・ルイスといった若手有望株を巡る1部クラブの引き抜き合戦も本格化しており、夏の移籍市場は例年以上の激しい動きが予想される。