ラージョ・バジェカーノ
本拠地エスタディオ・デ・バジェカスの安全基準や設備不備による Comunidad de Madrid の使用禁止措置を受け、近隣のレガネスの本拠地ブタルケを暫定ホームとして迎えた初戦は、サポーターのピッチ外の怒りとともに幕を開けました。バジェカスのサポーターグループ(ペニャ) らは Marttin Presa 会長への抗議として ブタルケ への大移動を拒否し、14,400人収容のスタジアムを訪れたのはわずか4,280人のみという寂しい雰囲気の中で行われました。
ピッチ内では、前半にペラヨの腕にボールが当たったとしてVARにゴールを取り消される不運があったものの、後半の48分に Andrei Ratiu の鋭い突破から Jorge de Frutos が落とし、最後は Sergio Camello が見事な ドリブル からネットを揺らして1-0と先制。勝利をほぼ掌中に収めたかに見えました。
しかし、後半終盤に差し掛かった84分、 Ratiu がゴールキーパーの Cárdenas に送った不用意なバックパスを相手FWマリアノに奪われて同点ゴールを許し、1-1の痛恨のドロー。さらに、前半15分に Isi Palazón が筋肉のトラブルで負傷退場して Randy Nteka と交代し、後半には先制点後に Augusto Batalla が相手FWとの交錯で足を痛めて担架で搬送され、 Dani Cárdenas との交代を強いられるというダブルの負傷劇に見舞われました。
試合後、 Camello は次のように怒りと悔しさをにじませました。
『バジェカスこそが私たちの家であり、他の場所でプレーすることは一切受け入れられません。足のコンディションも限界で、ピッチにいた全員が必死に死ぬ気で走っていましたが、終盤に体力が切れてしまいました。新加入選手がチームを助けに来てくれることを願うしかありません。サポーターとの距離が離れていく現状に、ただただ疲れ果てています』。 (via MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
デポルティボ・アラベス
敵地 ブタルケ でのラージョ戦において、粘り強い戦いぶりで貴重な勝ち点1を奪い取りました。チームは立ち上がりからラージョのプレスに押し込まれ、前半にはポストに救われるなど厳しい時間帯を過ごしました。
後半早々に失点を許したものの、 Quique Sánchez Flores 監督は61分に Lucas Boyé を下げて前節の大ヒーローであるマリアノ・ディアス、さらに Denis Suárez を投入。この采配が試合の流れを大きく変えました。それまで再三の決定機、特に43分にポストに当て、87分にはエリア中央から枠を大きく外すなど決定力を欠いていた Toni Martínez に代わり、チームを救ったのはマリアノでした。84分、相手ディフェンスの不用意なバックパスに牙を剥くような鋭い反応を見せ、キーパーの股下を抜く冷静なフィニッシュで1-1。
試合後、中盤で荒々しくも素晴らしい働きを見せた Pablo Ibáñez は、絶好調のチームメイトに熱い賛辞を送りました。
『立ち上がりは試合に入るのに苦労しましたが、全体を通してチームは非常によく戦いました。マリアノが本当に素晴らしい状態にあることは私たちの最大の強みです。フォワードがこのように乗っているときは、チーム全体でその波に乗らなければなりません』。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)
ヘタフェCF
本拠地 Coliseum で行われた UEFA Conference League プレーオフ第1戦において、セルビアの強豪パルティザン・ベドグラードを相手に3-1の非常にエキサイティングな先勝を飾りました。
試合開始直後から、怪我から完全復活したエース Enes Ünal が大爆発。3分に決定的なシュートを放つと、10分には Johan Mojica の左サイドからの寸分の狂いもないクロスにダイレクトボレーで合わせて1-0の先制点を奪取。しかし、前半終了間際の43分、守備の一瞬の隙を突かれ、 Seck に同点ゴールを許して1-1でハーフタイムへ。
後半に入り、逆転を狙うヘタフェは Mojica の突破からPKを獲得したかに見えましたがVARで取り消され、さらに68分には Abqar が遅れたスライディングで2枚目のイエローカードを受けて退場。10人になるという極めて苦しい展開に追い込まれました。
しかし、ここから指揮官の José Bordalás 監督の闘魂が注入されたチームは驚異的な反発力を披露。73分に Ünal のシュートがポストを叩いてスタジアムが沸き返る中、87分に Ünal の仕掛けから Martín Satriano がエリア内で芸術的なヒールパスを通し、途中出場の Andrés García がこれを沈めて2-1。さらに90分、この日アシストとPK奪取未遂で主役級の働きを見せていた Mojica がエリア外から目が覚めるような弾丸ボレーシュートを突き刺し、3-1と突き放して完璧な勝利を収めました。
なお、チームは試合前、今季絶望の重傷(膝の靭帯損傷)を負った Christantus Uche をサポートする特別なTシャツを着用してピッチに立ちました。また、若手の Mario Martín もラージョ戦での負傷により招集外となっています。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)
