レアル・ソシエダ

UEFAヨーロッパリーグのリーグフェーズ第1節に臨んだレアル・ソシエダは、本拠地アノエタでAFCボーンマスと対戦し、1-2で痛恨の敗戦を喫しました。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は3バック(5バック)を採用し、右サイドに初先発のヘクター・フォートを抜擢する奇襲に出ましたが、これが完全に裏目へ出ます。前半11分、アドリアン・トリュフェのクロスからジャスティン・クライファートにフリーで合わせられて先制を許すと、20分にはヘクター・フォートのビルドアップでのボールロストからアレックス・スコットにクロスを入れられ、ラヤンに頭で叩き込まれてあっさり0-2とリードを広げられました。22分にもエヴァニウソンに頭でポストを叩かれるなど、前半の45分間は攻守にわたって完全に機能不全へ陥り、ホームのサポーターから激しいブーイングを浴びる惨状となりました。(via NoticiasDeGipuzkoa)

レアル・ソシエダ

後半開始と同時にマタラッツォ監督はヘクター・フォートに代えてゴンサロ・ゲデスを投入し、従来の4-2-3-1システムへ回帰させました。するとチームは見違えるような活性化を見せ、58分にはセルヒオ・ゴメスが右サイドから上がったクロス気味のボールがそのままゴール左隅へ吸い込まれ、1-2と1点差に詰め寄ります。勢いに乗るソシエダはゲデスやミケル・オヤルサバルが決定機を迎え、終盤には途中出場のザハリアンの絶妙なパスからFWオスカソンがゴール至近距離で3度の決定的なシュートを放ちました。しかし、相手GKペトロヴィッチの驚異的なビッグセーブに阻まれ、最後まで同点ゴールを奪うことができませんでした。(via Estadio Deportivo)

レアル・ソシエダ

試合後の記者会見でマタラッツォ監督は、『明らかに前半のプレーは良くなかった。強度も勇気も精神力も欠いていた』と怒りを露わにしました。システム変更の失敗を問われると『前半悪かったのは構造やプランではなく選手たちの態度だ。後半はシステムを変えずに意識と接続を変えただけで劇的に良くなった』と反論し、90分間を通じた一貫性の重要性を強調しました。また、主将のミケル・オヤルサバルやDFヨン・マルティンも『欧州の舞台で45分間しか戦えないようでは勝てない』と反省の弁を述べ、立ち上がりの集中力不足を悔やみました。(via MARCA)

レアル・ソシエダ

日本人MF久保建英は、同点を狙う84分にヤンヘル・エレーラとの交代でピッチに送り出されました。右サイドに入った久保は精力的に動いてボールを引き込もうとしたものの、相手の強固なブロックと短い出場時間の中で決定的な仕事をするには至りませんでした。一方、ピッチ外ではRFEF(スペインサッカー連盟)より、2027年2月に開催されるスーパーコパ・デ・エスパーニャの開催地がトルコのイスタンブールに決定したことが発表されました。前年度コパ・デル・レイ王者として出場するレアル・ソシエダは、2027年2月3日にベシクタシュの本拠地テュプラシュ・スタジアムにてレアル・マドリードと半決勝で激突します。(via DiarioVasco)