バレンシア
FC東京から19歳の攻撃的MF、佐藤龍之介の獲得が合意間近となっている。移籍金は約400万ユーロ(最大5年の分割払い)で、FC東京が将来の売却益の10〜15%を保持する条件が盛り込まれている。プレシーズンからチームに合流する予定で、現在はメディカルチェックと書類手続きの最終確認を待つ段階だ。実現すれば、バレンシアのトップチーム史上初の日本人選手となる。U-20W杯などでの活躍が評価された形だが、これは単なる戦力補強にとどまらず、アジアという巨大なサッカー・商業市場への参入という重要な意味合いを持っている。これまでスペイン国内や欧州主要リーグからの低コストな補強やレンタルに偏っていたバレンシアだが、エジプトのアル・アハリからアリウ・ディエングを獲得したことと合わせ、リサンドロ・イセイが率いるスカウト部門の下でアフリカやアジアといった新市場を開拓する方針転換が明確になっている `(via SPORT)` `(via ElDesmarque)`。
一方で、退団に関する動きも活発化している。ケルンへのローン移籍が終了したトルコ人CBジェンク・オズカチャルは、ケルン側が200万ユーロの買い取りオプションを行使しなかったため、構想外となっているバレンシアへ戻ることになった。本人はドイツ残留を希望していたが叶わず、現在は母国トルコのガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシクタシュ、トラブゾンスポルなどへ売り込みを行っている `(via ElDesmarque)`。
さらに、昨夏に200万ユーロで獲得したものの、カルロス・コルベラン監督の信頼を得られず事実上の構想外となっているフランス人MFバティスト・サンタマリアについても、ギリシャのPAOKが獲得を検討している。クラブは放出を強く望んでおり、交渉が進めば全面的に協力する姿勢を見せている `(via ElDesmarque)`。
その他の補強動向として、セルタから左SBヘスス・バスケスに対して400万ユーロに加え、ウナイ・ヌニェスとマヌ・サンチェスを譲渡するというオファーが届いたが、バレンシアはこれを断固拒否した。カルロス・コルベラン監督は彼を中長期的な主力として計算しており、放出の意思は全くない `(via ElDesmarque)`。また、フランクフルトの下部組織で育った18歳のDFヤニス・アホアヌについて、将来の売却益を譲る代わりに約30万ユーロの育成補償金を免除してもらう条件で問い合わせを行っている `(via SPORT)`。
レアル・ソシエダ
W杯で日本代表としてプレーしている久保建英が、試合中のダンフリースとの接触により膝の捻挫を負った。重傷ではないものの、W杯という短期決戦においては痛手となっている。これに対しエリック・ブレトスSDは『久保は膝の捻挫を負ったが、決してプレーできないと決まったわけではない。現在は回復中で、ソシエダへの復帰には影響しないはずだ』と公式に説明し、クラブへの影響を否定した `(via Mundo Deportivo)`。
監督人事については、ペレグリーノ・マタラッツォ監督の来季続投が決定した。エリック・ブレトスSDがメディアとの朝食会で『私たちはリノ(マタラッツォ)に非常に満足している。彼とは一緒に働き続けたいし、彼も我々との継続を望んでくれている』と明言し、契約の延長に向けた協議が進んでいることを明かした `(via ElDesmarque)`。
選手編成においては、ブライス・メンデスの放出が検討されている。マタラッツォ監督の就任以降、プレースタイルや戦術の変更によって序列が低下しており、クラブは彼の売却によってサラリー枠を空け、新たな補強資金を得たいと考えている。古巣のセルタが復帰を狙っているが、要求額が高いため交渉は長期化する見込みだ `(via ElDesmarque)`。また、守備陣の強化に向けてGKの獲得(レオ・ロマンなど)も視野に入れている `(via Estadio Deportivo)`。