エメリ監督のEL優勝を祝福
アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督がヨーロッパリーグで優勝を果たした。これは彼にとってセビージャでの3回、ビジャレアルでの1回に続く5回目の同大会制覇である。エメリ監督は優勝後、『私は幸運にも、この大会を愛し、戦うことを教えてくれた素晴らしいクラブに在籍することができた』と過去の所属クラブへの感謝を述べている。これを受け、ビジャレアルは公式SNSを通じて英語で『パウ・トーレスとエメリによるヨーロッパリーグの勝利...聞き覚えがあるね。おめでとう!』と祝福のメッセージを送った。2021年のグダニスクでの決勝で、マンチェスター・ユナイテッドと11-10という歴史的なPK戦の末にクラブ史上初のヨーロッパリーグ優勝を果たした記憶を呼び起こすものとなっている。
(via ElDesmarque)
マルセリーノ監督らの退団と今季最終戦
エスタディオ・デ・ラ・セラミカにてラ・リーガ最終戦となるアトレティコ・マドリード戦が開催される。ビジャレアルは来季のチャンピオンズリーグ出場権を2年連続で獲得しており、この試合に勝利すればアトレティコを抜いてリーグ3位でフィニッシュすることができる。この試合は単なる最終戦ではなく、クラブの歴史を彩った複数の人物の別れの場となる。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督、アルフォンソ・ペドラサ、ダニ・パレホの退団セレモニーが予定されているほか、契約満了となるトーマス・パルティ、ラファ・マリン、アルフォンもクラブを去る。クラブはファンに対して、黄色い服とマフラーを身につけて来場するよう呼びかけており、スタンドを黄色く染めるために2万本の黄色い旗を配布する。試合後には特別な表彰やサプライズ、そして花火の打ち上げも用意されている。マルセリーノ監督は、クラブ史上最も多くの試合を指揮し、最も多くの勝利を挙げた指揮官として去ることになる。契約更新の交渉においては意見の相違があったものの、双方は敬意を保ったまま友好的に別れることになった。
(via Estadio Deportivo)
A・ペドラサがラツィオへ移籍
15年間にわたりクラブに在籍し、ヨーロッパリーグ優勝の象徴的存在でもある左サイドバックのアルフォンソ・ペドラサが退団し、来季からイタリアのラツィオでプレーすることが決定した。ペドラサは2011年に下部組織に加入し、ロドリゴ・エルナンデスと共にコパ・デ・カンペオネスで優勝。18歳でトップチームデビューをバレンシアとのダービーで果たし、CDルーゴ、アラベス、リーズ・ユナイテッド、ベティスへの期限付き移籍を経てビジャレアルの不可欠な選手へと成長した。トップチームで公式戦234試合に出場し13ゴールを記録。マンチェスター・ユナイテッド戦やチェルシー戦などのヨーロッパの決勝にも出場し、2023-24シーズンにはスペイン代表デビューも果たしている。30歳となり契約満了を迎える今季、本人はラツィオでの新たな挑戦を選択した。クラブ側も、エスパニョールへの期限付き移籍で素晴らしい活躍を見せたカルロス・ロメロが復帰するため、左サイドバックの将来は安泰だと考えてペドラサの決断を尊重した。ペドラサは退団にあたり、『人生には何事にも始まりと終わりがあって、しばらく前からお別れになるだろうなと覚悟していたよ。最終的には、プロとして今まで通りに仕事をしてクラブとお別れしたいし、それこそがクラブやファンにお別れを告げる最高の方法だと思う。プロフェッショナルであり続けることだよ』と語っている。
(via MARCA)
来季のCLに向けた新戦力候補
チャンピオンズリーグに出場する来季に向け、フロントはすでに動き出している。マルセリーノ監督の後任としてイニゴ・ペレスの就任が公式発表待ちとなっている中、過密日程を乗り切るための補強候補として3人の名前が浮上している。1人目は右サイドバックのマックス・アーロンズ。現在ボーンマスからレンジャーズFCに期限付き移籍中のイングランド人DFで、昨季はバレンシアでプレーしておりラ・リーガの経験がある。サンティアゴ・モウリーニョとアレックス・フリーマンのパフォーマンスが期待外れだったため、右サイドバックの補強は急務とされている。ウォルバーハンプトン、ウェストハム、FCポルトも関心を示しているが、ビジャレアルはチャンピオンズリーグに出場できる点が有利に働くと考えている。2人目は左サイドバックのジャック・エコミエ。アンジェSCOで活躍するガボン代表DFで、スピードと守備の激しさが評価されている。移籍金は700万から1000万ユーロと見られており、ストラスブール、ノッティンガム・フォレスト、コヴェントリー・シティ、シャルケ04、ハンブルガーSVなども注目している。ペドラサが退団し、現在はセルジ・カルドナと復帰するカルロス・ロメロがいるものの、好オファーが届いた場合に備えた動きである。3人目はミッドフィルダーのジェフェルソン・レルマ。クリスタル・パレスとの契約延長を拒否し、フリーで獲得可能となるコロンビア代表MFだ。レバンテやボーンマスでの経験もあり、中盤のバランスを取る能力が高く評価されている。セビージャやバレンシア、イタリア、トルコ、ギリシャ、MLSのクラブも狙っているが、EU外選手枠を空ける必要がある。
(via Estadio Deportivo)
モレイロが語るW杯への夢と感謝
今季ラス・パルマスから加入し、10ゴール6アシストと素晴らしい活躍を見せているアルベルト・モレイロが、ワールドカップのスペイン代表候補として注目を集めている。フェルミン・ロペスの負傷離脱により、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表する26人の最終メンバーに入る可能性が高まっている。モレイロはフェルミンの負傷について『フェルミンとはU-21で何度も一緒になったし、悪い言葉を使っていいのかわからないけど…最初に頭に浮かんだのは「最悪だ」ということだよ。あんな素晴らしいシーズンを過ごして、このまま続いてほしかったからね。誰かの怪我を喜ぶことは絶対にないし、個人的に知っているフェルミンならなおさらだ』と気遣いを見せた。自身の代表入りの可能性については『僕は彼の実力で選ばれたい。誰かが怪我をしたから選ばれるなんて誰も望んでいないけど、何が起きてもいいように準備しておかないといけないし、自分は代表に行って活躍する準備はできているよ。月曜日にそうなってくれることを願っている』と意気込みを語り、まだ誰からも連絡はないものの『その日にわかると思う』とした。さらに、『僕の家族や友人と一緒にこのような大会に行けたら本当にワクワクするし、夢のようだね。小さい頃からワールドカップに行くことを夢見ていたんだ。夢が叶うことになるよ』と語っている。
今季の成長については『得点力と、パス、アシスト、シュートといった最後の判断が良くなったと思う。まだまだ改善の余地があるし、ミスもしているから、これからも成長し続けたいね』『個人的には、今年はすべてがすごくうまくいった。昨シーズンはラス・パルマスの降格ですごく苦しんだし、辛い思いをしたから。今年は楽しんで成長する年になったよ』と振り返った。また、退団するマルセリーノ監督については『彼は僕に大きな影響を与えてくれた監督で、彼の今後の幸運を祈っている。これは彼のお別れだから、彼のためにもファンのためにも勝利をプレゼントしたい。僕個人としてもすごく助けられたし、彼と一緒にここで大きく成長できた。彼のおかげで自分の限界まで引き上げてもらえた』と深く感謝している。最終戦のアトレティコ戦に向けては『素晴らしいライバルとの試合で、お互い同じ目標のために戦っている。だからこそ、モチベーションとやる気に満ちているし、すべてを出し切るつもりだ』と闘志を燃やしている。
(via SPORT / Estadio Deportivo)
社会貢献活動のシーズン終了イベント
ビジャレアルCFが推進する社会貢献プロジェクト、エンダバン・イグアルタトのシーズン終了を祝う大規模なパーティーが、ビラ=レアルの会議・見本市・交流センターで開催された。このイベントには約500人が参加し、サン・パスクアルの守護聖人祭の期間中に昼食会が行われた。参加したのは、ビジャレアルB、ビジャレアルC、フベニールA、フベニールB、フベニール・ロダ、カデテA、カデテ・ロダ、インファンティルA、インファンティル・ロダの男子選手やコーチ陣。そして、ダウン症、精神保健、自閉症、脳性麻痺、特別支援教育、依存症治療、社会的統合、知的障害、高齢者、里親制度などを支援する10以上の団体の利用者たちである。フベニールAの監督である元スペイン代表ペペ・レイナや、ビジャレアルCの第2監督を務めるジャウメ・コスタも参加し、ボードゲームやスキルゲームなど様々なアクティビティを通じて交流を深めた。このプロジェクトは2015-16シーズンから始まり、下部組織の選手たちがカステリョン県の特別支援センターを支援し、共感力や人間性を育むことを目的としている。
(via SPORT)
【本日の総括】
指揮官や長年クラブを支えた選手たちとの感動的な別れを目前に控えながらも、既に来季のチャンピオンズリーグを見据えた新体制と補強計画が着々と進んでいるビジャレアル。ピッチ外での社会貢献活動も欠かさず、クラブ全体が新たなサイクルへと力強く歩みを進めている。





