フリック監督の契約延長
👔ハンジ・フリック監督が2028年6月30日までの契約延長に合意し、さらに1年間の延長オプションが付随する新契約にサインしました。月曜日の正午、カンプ・ノウのオフィスでラファ・ユステ副会長、デコSD、スポーツ委員会のメンバー、そしてジョアン・ラポルタ会長が出席する非公開の小規模なイベントで署名が行われました。サインの前に、フリック監督、ユステ副会長、キャプテンのロナルド・アラウホが、今シーズン獲得したラ・リーガとスペイン・スーペルコパのトロフィーをバルサ・ミュージアムに納めました。フリック監督は就任からの2シーズンで、ラ・リーガ2回、国王杯1回、スペイン・スーペルコパ2回の計5タイトルを獲得しています。クラブはフリック監督がクラブのアイデンティティに忠実な競争力のあるチームを作り上げたと高く評価しており、下部組織から13人の選手がトップチームデビューを果たした若手登用の実績も強調しています。
フリック監督は次のように喜びと野心を語りました。
『バルサはクラブ以上の存在であり、このプロジェクトを続けられることを光栄に思います。毎日、クラブ、スタッフ、選手たちの情熱を感じています。過去に素晴らしい瞬間を共有してきたので、私にとって非常に特別なことです』
『これまで以上にハングリーです。クラブのためにもっと多くのタイトルを獲得したいです。会長や理事会からの信頼に深く感謝しています。ここ数週間、数ヶ月、私たちは非常に安定した素晴らしいプレーを見せています。しかし、デコと一緒にいくつか変えるべきところは変えていきます。彼とそのチームと一緒に働けることをとても嬉しく思います』
『常に未来をポジティブに捉え、学び、改善していく必要があります。チームや周囲にはそれを求めます。全員が一つになって取り組まなければなりません』
『ファンとの絆は特別です。カンプ・ノウでの彼らの応援、毎試合の歓迎の仕方は格別です。来シーズンも同じように応援してもらえることを願っています。そして、我々の目標が現実となり、さらに多くのタイトル、もしかしたらチャンピオンズリーグも獲得できるように、夢の実現に向けて努力します』
(via SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque, Esport3)
フェルミンの骨折とW杯欠場
🏥ベティス戦で先発出場し、後半開始からアレハンドロ・バルデと交代したフェルミン・ロペスは、右足第5中足骨の骨折という重傷を負い、手術を受けることが決定しました。スペイン代表の55人の予備登録リストに入っており、6月11日に開幕するW杯への出場が確実視されていましたが、この負傷により全治2〜3ヶ月(6〜8週間とも)が見込まれ、大会欠場が確定しました。スポーツ医学の専門家であるジョルディ・スロス医師は、次のように解説しています。
『手術が決まったのであれば、フェルミンのW杯出場は除外せざるを得ません。しかし、適切な手術による固定、計画的なリハビリテーション、そして定期的な医学的フォローアップを行えば、将来に向けて何も問題はありません。第5中足骨は足の外側にあり、方向転換、加速、減速などサッカーにおいて非常に重要な役割を果たします。選手が自力で歩いてピッチを後にできたことから、大きくズレた骨折ではないと考えられます。プロサッカー選手の場合、安全で確実な回復のためにネジや髄内釘で固定する手術が選ばれることが多いです』
この悲報を受け、親友であるラミン・ヤマルはSNSのストーリー機能で『君のためにやるよ、僕の戦士』とメッセージを送り、W杯での活躍を誓いました。スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、フェルミンの代役としてアルベルト・モレイロ、パブロ・フォルナルス、アレックス・バエナ、カルロス・ソレールらをリストアップしています。
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アラウホのテレビ番組出演
📺キャプテンのロナルド・アラウホが、ダビド・ブロンカノが司会を務めるテレビ番組に出演し、様々なトピックについてフランクに語りました。番組の冒頭でアラウホは、司会者へのプレゼントとして「背番号1 PABLO MOTOS」とプリントされたバルサのユニフォームを贈り、『ナンバー1の番組に来たと思っていたのに、突然ここに来てしまった』と冗談を飛ばしてスタジオを沸かせました。さらに視聴者向けにバルサとウルグアイ代表のユニフォームも持参しました。
レアル・マドリードのロッカールームで起きたフェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニの喧嘩について尋ねられると、次のように答えました。
『フェデは偉大なプロフェッショナルで素晴らしい人間です。何があったかは本当に知りません。代表で会った時に聞いてみます。時々、マスコミは事実ではない多くのことをでっち上げますから。バルサのロッカールームでその話をしたか? もちろん、その後にクラシコがありましたから。永遠のライバルで問題が起きるのは、私たちにとっていつも良いことです。彼らは私たちのライバルですから』
自身の契約状況については、2031年まで残っている契約を全うし、さらなる延長を望んでいることを示唆しました。
『デビューしてからバルサと2回契約を更新しました。もう1回更新が残っていると思います』
メンタルヘルスの問題で一時期プレーから離れたことについては、率直な思いを吐露しました。
『立ち止まるという決断を下しました。エリートサッカー界で私より前にそうした人を見たことがありませんでした。まだ多くのタブーが存在しますが、バルサのようなチームでこの決断を下すのは難しかったものの、重要でした。ずっと前からこの思いを抱え込んでいました。スポーツ面でも自分らしく感じられず、色々なことが重なって積み重なっていました。私は口数が少なく、幼少期のことなどすべてを内に秘めていました。妻とは話していましたが、少しだけでした。ほぼすべてを自分の中に閉じ込めていましたが、爆発する瞬間が来ました。家でもサッカーをしていても自分らしくなく、一番好きなことを楽しめなくなっていました。そこで手を挙げて専門家の助けを求めました。彼らは私を大いに助けてくれ、話すことができ、表現し、癒すことができました。この決断は私の人生を変えました。今はもう気分が良いです』
ウルグアイ代表としてW杯でラミン・ヤマルと対戦する可能性については、次のように語りました。
『私たちには問題があります。彼は騒動が好きで、それをピッチで証明します。彼は最高です。彼はW杯に間に合いますが、もし第3戦から出場するならウルグアイと対戦することになりますね』
また、バルセロナでの駆け出しの頃のエピソードも披露しました。バルサBに加入した直後、家用にテレビを買いに行った際、店員から外見で判断され支払い能力がないと疑われました。アラウホが店で一番高いテレビを注文すると、店員は分割払いを勧めてきましたが、彼が一括で問題なく支払えることを証明すると店員の態度は一変したといいます。最終的に4000ユーロを支払いましたが、『私はお金を大切にしていますが、時々は自分へのご褒美もします』と振り返りました。
生い立ちについても触れ、苦労を重ねた過去を明かしました。
『父は植林の仕事をし、母は家の掃除をしていました。私は16歳までリベラという村で勉強し、サッカーをしていました。17歳で首都に行くまで、レンティスタスやボストン・リーベルでうまくいき、その後バルサが契約してくれました。すべてがとても早く進みました。木曜日の朝7時に家で寝ていたら、代理人から2日後にヨーロッパに行くと言われました。バルサのセカンドチームか、1部や2部のより小さなチームを選ぶ必要がありましたが、バルサを選びました。もしうまくいかなくてもヨーロッパでの他の出口があると考えたからです』
直近のラ・リーガ優勝についても言及しました。
『カンプ・ノウのミュージアムにリーグ優勝のトロフィーを届けに行った。ラポルタ会長も喜んでいた。リーグ戦は勝ち点100に到達したかったが、それは叶わなかった。でもホーム全勝にはとても満足している』
(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo, ElDesmarque)
ネグレイラ事件の税務署報告
⚖️スペイン税務局(AEAT)がネグレイラ事件に関する報告書の全容を公開し、CENAFEのミゲル・ガラン会長がその内容を拡散しました。この報告書は、バルセロナが審判技術委員会(CTA)の元副会長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラに対して行った支払いが、審判の買収や試合結果の操作を目的としたものではないことを明確に結論付けています。
報告書には次のように記載されています。
『本調査手続きにおいて、例えば審判の基準や審判の指名に関する機密情報を知ることなど、納税者によって提供されたサービスは証明されていません。また、結果に影響を与えたり、決定したりできたということも、調査手続きにおいて証明されていません』
『いかなる審判への支払いも記録されておらず、銀行口座のすべての出金が要求されました』
2001年から2018年にかけて総額750万ユーロ以上の支払いがあった事実は確認されているものの、それらが不正行為につながった証拠はなく、さらにネグレイラ自身が支払いを受けていた期間中に審判を務めていなかったことも指摘されています。バルセロナの法務部門は、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長による「7つのリーグを盗まれた」という発言に対抗するため、500ページ以上の詳細な報告書を作成し、UEFAに提出して制裁を求める準備を進めています。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
ラ・リーガ制覇と来季のCL
🏆FCバルセロナはラ・リーガのチャンピオンとして、来シーズンのチャンピオンズリーグ(リーグフェーズ)への出場権を確保しました。8月27日に行われる抽選会では、バルセロナはレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティ、インテル・ミラノ、アーセナル、アトレティコ・マドリードと共にポット1に入ることが確定しています。
(via Esport3, ElDesmarque)
ブラジル代表W杯メンバー発表
🇧🇷カルロ・アンチェロッティ監督がブラジル代表のW杯メンバー26人を発表し、バルセロナからはハフィーニャがフォワードとして選出されました。一方で、バルセロナのデコSDが来シーズンのストライカー候補として獲得を狙っているチェルシーのジョアン・ペドロは、最終メンバーから落選しました。チェルシーが財政問題解決のために彼の売却を検討している時期での落選となりました。
アンチェロッティ監督はジョアン・ペドロについて次のように語りました。
『ジョアン・ペドロについては残念に思っています。ヨーロッパでのシーズンを考えれば、彼はリストに入るに値しました。しかし、あらゆる敬意を払った上で、我々は他の選手を選びました。彼や他の落選した選手たちには本当に申し訳なく思っています』
(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)
次世代の9番ストライカー候補
🎯今シーズン限りで退団するロベルト・レヴァンドフスキの後釜として、バルセロナは今後数年間にわたって攻撃を牽引できる新たな「9番」の獲得を最重要課題としています。経済的な制約がある中で、複数の候補者がリストアップされています。
最優先ターゲットはアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスですが、移籍金が1億ユーロを下らず、ライバルクラブへの売却可能性が低いため実現は極めて困難です。
次に名前が挙がっているのがチェルシーのジョアン・ペドロです。デコSDはロンドンで彼の代理人と面会しており、チェルシーが来季欧州大会に出場できないことからの放出の可能性を探っています。ゲームメイクもこなせる現代的なストライカーです。
バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインは、今季58ゴールを記録した即戦力ですが、本人が退団を望んでおらず、契約解除金も設定されていないため実現不可能です。
インテル・ミラノのラウタロ・マルティネスは、今季22ゴール6アシストを記録し、29歳という最盛期の年齢にあります。しかし、インテルと2029年までの契約延長に合意したとの情報もあり獲得は難しい状況です。
最も獲得が容易とされるのは、6月30日でユヴェントスとの契約が切れるドゥシャン・ヴラホヴィッチですが、フリック監督やデコSDが求めるプレースタイルとは異なり、規律面での不安も懸念されています。
エジプト代表でアイントラハト・フランクフルトに所属するオマル・マルムシュも候補であり、エジプト代表監督は『彼はいつかスペインリーグでプレーするかもしれない』と語っています。
さらに、ロリアンでプレーする19歳のフランス人アタッカー、エリ・ジュニオール・クルピもリスト入りしています。今季プレミアリーグで12ゴールを記録し、左サイドからもプレー可能な多才な才能です。
(via SPORT, ElDesmarque)
フリーキックからのゴール記録
⚽リオネル・メッシの退団以降、バルセロナはフリーキックのスペシャリスト不在に悩まされてきました。メッシ在籍時には通算50回のフリーキックゴールがありましたが、退団後の21/22シーズンと22/23シーズンは合わせて35回の試みでゴールゼロに終わっていました。23/24シーズンにフェラン・トーレスとレヴァンドフスキが1点ずつ決め、今季はパブロ・トーレがセビージャ戦で1点を決めていました。そして、直近のベティス戦でハフィーニャが直接フリーキックを叩き込んだことで、今シーズンのフリーキックからのゴール数は「3」となり、メッシ退団後の時代において最高の記録となりました。なお、残りの2ゴールは今季ローンで加入しているマーカス・ラッシュフォードによるものです。ラッシュフォードの来季残留は不透明であり、ラミン・ヤマルもキッカーを志願しているもののまだゴールがないため、確固たるスペシャリストは依然として見つかっていません。
(via SPORT)
ラッシュフォードの去就と引き抜き工作
🏴マンチェスター・ユナイテッドからローンで加入し、今シーズン48試合で14ゴール14アシストの活躍を見せたマーカス・ラッシュフォードの去就が注目されています。本人はバルセロナへの残留を望んでいますが、レアル・マドリードの来季監督就任が濃厚なジョゼ・モウリーニョが彼の獲得を画策しています。モウリーニョはユナイテッド時代に彼を指導しており、選手層の強化とバルサへの牽制を狙っている状況です。バルセロナは約3000万ユーロの買い取りオプションを保有していますが、ファイナンシャル・フェアプレーの「1対1」ルールの達成状況や他のポジションの補強次第で行使するかどうかを決定する方針です。買い取り額の引き下げ交渉や新たなローン契約、選手自身の給与減額が必要になる可能性が高いです。
(via SPORT)
カンテラチームの優勝ラッシュ
🥇トップチームのラ・リーガ制覇に続き、バルセロナの下部組織(カンテラ)も11人制リーグで圧倒的な強さを見せつけました。ディビシオン・デ・オノールのU-15(カデテA)は、ライバルのエスパニョールがサン・クガに1-2で敗れたことで優勝が決定し、バルサ自身もディバイン・エジオフォールのゴールでサン・ガブリエルに0-1で勝利しました。アレックス・フェルナンデス監督率いるこの世代は、過去2シーズン優勝を逃していたため歓喜もひとしおとなりました。ジョルディ・ペレス監督率いるU-13(インファンティルB)も、ジムナスティック・マンレサに2-0で勝利し、ライバルのダムが引き分けたことでタイトルを獲得しました。唯一優勝を逃したのは、アドリア・モンラス監督率いるU-14(インファンティルA)で、ジローナの勝利によりタイトルを逃し、最終戦も敗れました。全体として、バルサの下部組織は11人制の7つのカテゴリーのうち6つでリーグ優勝を果たしました。さらに7人制のU-11 B(アレビンC)もビラ・オリンピカを8-1で一蹴し、ダムとの激しい争いを制して勝ち点82でリーグ優勝を飾りました。
(via SPORT)
BLMの記録的な収益力
💰スポティファイ・カンプ・ノウの改修工事によりVIPボックスなどの利用が制限される中、BLM(Barça Licensing & Merchandising)がクラブの財政を支える最大の収入源となっています。ジョアン・ラポルタ会長率いる理事会は、2022年に総会で株式49.9%の売却許可を得たにもかかわらず、BLMの売却を断固として拒否しています。今シーズンのBLMを通じた収益は予算を上回り、2億ユーロを超えて過去最高を記録する見込みです。このBLM単体の収益だけで、ラ・リーガの15クラブの年間総収入を上回る規模となっています。収益増加の主な要因は2024年にナイキと結んだ新契約であり、特に海外でのEコマース権を獲得したことが大きいです。実店舗の拡大も寄与し、現在21の実店舗(うち16店舗が直営)を展開しています。クラシコの日にはメガストアが1日の売上記録を更新し、今季は昨季比で30%の増収が見込まれています。UEFAの報告書によれば、バルセロナはマーチャンダイジング収入で世界一のサッカークラブです。
(via SPORT)
レヴァンドフスキの退団と遺産
👋今シーズン限りでの退団が発表されたロベルト・レヴァンドフスキは、ベティス戦後にファンやチームメイト、フリック監督から盛大な拍手と愛情を受けました。彼はバルセロナに家を残し、クラブとの絆を持ち続ける意向を示しています。
レヴァンドフスキは別れの言葉として次のように語りました。
『任務を遂行したという感覚を持って去ります。激しい4シーズンであり、私たちは3つのリーグタイトルを獲得し、バルサを本来あるべき場所に戻しました。一度クレになれば、永遠にクレです』
4シーズンで192試合に出場し、119ゴールを記録。バルサでの7タイトル獲得(ラ・リーガ3回、スペイン・スーペルコパ3回、国王杯1回)と、加入1年目のピチーチ賞獲得に大きく貢献しました。プロ意識の高さは若手の手本となり、休息や食事の習慣においても厳格で、若手選手へのアドバイスも惜しみませんでした。
ガビからは感謝のメッセージが送られました。
『私たちが最悪の時期にいた時に来てくれて、あなたのゴールとリーダーシップで、4年間で3つのリーグタイトルを獲得し、すべてを争うチームとして、クラブをあるべき場所に戻してくれました! あなたと一緒にプレーし、ピッチであなたを守れたことは光栄でした! あなたのゴールが恋しくなります、ロベルト! 愛しているよ、兄弟』
ハフィーニャも次のように称賛しました。
『バルサに来て以来、レヴィは彼の仕事、ゴール、その人柄、経験において計り知れない貢献をしてくれました』
(via MARCA)
バルサ・アトレティクのGK退団
🧤バルサ・アトレティク(Bチーム)に所属するGKエミリオ・ベルナド(26歳)が、今季限りで退団することが決まりました。昨夏の移籍市場閉幕直前、テア・シュテーゲンの負傷を受けてバルセロナが緊急獲得した選手です。当時、ベルナドはテルエルと契約直前でしたが、バルサからのオファーを優先しました。トップチームの第3GKとしてディエゴ・コチェンやエデル・アジェールとローテーションを組み、フリック監督の練習にも参加しました。バルサ・アトレティクではベテランとしてグループをまとめ、13試合に出場して3試合でクリーンシートを達成しました。現在はスペイン国外からの複数のオファーを検討し、新たな挑戦に向けて準備を進めています。
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
フリック監督の2028年までの契約延長が正式に発表され、来季に向けた確固たる基盤が築かれました。一方で、フェルミンの骨折によるW杯欠場やレヴァンドフスキの退団など、チームは大きな転換期を迎えています。ネグレイラ事件の税務署報告でクラブの潔白が証明されつつあることや、BLMの歴史的収益、カンテラの圧倒的な強さなど、ピッチ内外でバルセロナの未来を明るく照らすニュースも多く飛び込んできた一日となりました。








デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
フリック監督の続投は、単なる継続性以上の意味を持ちます。就任から2年で5タイトルを獲得し、13人もの若手をトップチームへ引き上げた実績は、彼がクラブのアイデンティティを戦術に落とし込めている証左です。今後はレヴァンドフスキという絶対的な支柱を失う中で、いかに攻撃の再構築を図るかが焦点となります。特にフリーキックの得点数増加に見られるような、個の閃きに頼らないセットプレーの整備や、ラッシュフォードのような機動力あるアタッカーを活かす配置の妙が、来季のCL制覇に向けた鍵となるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
フリック監督との長期契約合意は、クラブが目指す「安定と成長」の象徴です。ラポルタ会長体制下で、ネグレイラ事件という重い足枷を法的に払拭しつつ、BLMの記録的な収益で財政基盤を支えるという、フロントの経営手腕がようやく実を結び始めています。アラウホが語ったメンタルヘルスへの向き合い方や、カンテラの圧倒的な優勝ラッシュは、クラブが単なる勝敗を超えた「人間的な成長」を重視する組織へと成熟していることを示しており、サポーターとの絆をより強固なものにしています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
レヴァンドフスキの退団は大きな転換点ですが、編成面では計画的な世代交代の好機でもあります。最優先の9番獲得は、アルバレスやラウタロといった高額銘柄が現実的でない以上、デコSDの交渉力が試されます。ラッシュフォードの買い取りオプション行使は、FFPの制約と他ポジションの優先順位を天秤にかける慎重な判断が必要です。また、カンテラの充実ぶりは、外部補強に頼りすぎない編成の柔軟性を担保しており、クラブの持続可能な成長戦略として非常に理にかなった構成と言えます。