レヴァンドフスキの退団とストライカー補強

レヴァンドフスキは今季42ゴールを記録し、33歳での獲得だったがその実績とプロ意識で大成功の補強となった。完璧な別れを迎える彼が去ることで、クラブは給与と減価償却費の負担から解放され、1:1ルールの適用に大きく近づくことになる。彼の後釜として浮上しているのがチェルシーのジョアン・ペドロだ。彼は今季20ゴール9アシストを記録したが、ブラジル代表のW杯メンバーから落選した。チェルシーは彼の価値がW杯で上昇することを見込み、8000万から1億ユーロの移籍金を設定して大会中の売却を拒んでいたが、落選によりこの戦略は崩れ、バルサにとっては交渉の扉が開かれた形となる。また、同じくストライカー候補のフリアン・アルバレスについては、1億ユーロ以上の資金を用意できる見込みであるものの、パリ・サンジェルマンとの争奪戦は避ける方針だ。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA)

守備陣の再編と契約状況

センターバックの補強について、フリック監督とデコSDはジェラール・マルティンの活躍を評価しつつもベテランの追加を望んでいる。第一候補だったインテルのアレッサンドロ・バストーニは、インテルが7000万ユーロを要求したため獲得を完全に断念した。代わりにトッテナムのクリスティアン・ロメロが浮上しており、トッテナムがプレミアリーグに残留した場合は6000万ユーロが要求されるが、降格すれば価格が下がる可能性がある。ただしバルサは6000万ユーロを支払うつもりはない。一方で、ロナルド・アラウホの獲得を狙っていたインテルは、バルサが5000万ユーロを要求したため撤退した。2031年6月まで契約を残すアラウホ自身も残留を希望している。また、アンドレアス・クリステンセンの契約延長は残り1週間が期限となっている。クラブは給与半減での1年延長と条件次第での1年自動延長を提示したが、本人は不十分と考えており、条件の見直しがなければ6月30日でフリーエージェントとなる。右サイドバックについては、エリック・ガルシアの適応やエスパルトの台頭により、ジュール・クンデを売却して資金を得る案が専門家から提唱されている。アレハンドロ・バルデの売却はチームのバランスを崩すため推奨されていない。パウ・クバルシはリーグ優勝の祝賀の際に、恋人を公式にお披露目した。 (via ElDesmarque) (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

レンタル組の去就とアンスの売却

フリック監督はマーカス・ラッシュフォードとジョアン・カンセロの残留を強く望んでいる。ラッシュフォードはバルサへの残留を100%希望しており、給与削減も受け入れる構えで、モウリーニョ監督の就任が噂されるレアル・マドリードからの関心には全く耳を貸していない。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは3000万ユーロの買い取りオプションの行使を求めており、アストン・ヴィラからの関心もあるため譲歩する気はない。バルサはもう1年のレンタル延長か、3000万ユーロを3年間で1000万ユーロずつ分割払いする形を模索している。カンセロについては、アル・ヒラルとの契約が残り1年となっているため、契約解除か安価な移籍金での2年契約を狙っている。一方、モナコへレンタルされていたアンス・ファティは12ゴールを挙げる活躍を見せ、モナコが1100万ユーロの買い取りオプションを行使する予定だ。来季の給与1200万ユーロも削減できるため、計2000万ユーロ以上の財務的余裕が生まれ、ウイングやCFの補強枠の関係で彼の居場所はすでになくなっている。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

フェルミンの手術とガビの現状

ベティス戦で右足第5中足骨を骨折したフェルミン・ロペスは、火曜日の午後にバルセロナ病院で手術を受け、無事に成功した。全治には2ヶ月から3ヶ月を要するためW杯の欠場が確定し、来季のリーグ開幕頃の復帰を目指すことになる。手術直後にはダニ・オルモとエリック・ガルシアが駆けつけ、クラブからはボージャン・クルキッチとアレハンドロ・エチェバリアが付き添った。ガビはこの終盤戦でフリック監督から重用され、マルク・ベルナルの横でインテリオールや偽左ウイングなど4つのポジションでプレーして復活を印象付けた。ガビはインタビューで、マドリードのメディアがバルサのタイトルを軽視することについて『カンテラ出身者を多く使い、少ない補強でリーグを連覇したことは大きな誇りだ。マドリードがエスパニョールに勝って、僕らがホームのファンの前で優勝を決められるように望んでいた』と語り、チーム内のトラブルについて『殴り合いになるような事態なら、チュアメニを起用したアルベロア監督は間違っている』と指摘した。また新戦力に対しては『スター気取りや自分を優れていると思うような選手は来てほしくない』と釘を刺し、W杯出場への強い意欲を示した。ペドリもフェルミンのW杯欠場について『昨日彼に会ったが、とても落ち込んでいた』と語り、ラミン・ヤマルには『ボールを楽しんでほしい』とアドバイスを送った。また、フレンキー・デ・ヨング、ラッシュフォード、フェラン・トーレスが水曜日の練習に復帰し、最終節バレンシア戦に向けて調整を進めている。 (via Mundo Deportivo) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA)

カンテラと若手の動向

バルサ・アトレティックのダニ・ロドリゲスは、復帰目前で怪我を再発させてしまい、さらに3週間から5週間の離脱を余儀なくされた。フィジカル管理に不満を持ち、外部の専門家に頼る選手も出ている。一方、アジズ・イサとダビド・オドゥロの2人は、ビザの問題を解決し、ガーナA代表のメキシコ合宿に合流した。イサは右サイドでプレーする左利きのウインガーで、オドゥロは2027年まで契約を残す左サイドバックだ。過去にバルサから1030万ユーロでスタッド・レンヌへ売却されたミカイル・フェイは、今季クレモネーゼにレンタルされているが出場機会に恵まれず、市場価値は500万ユーロに半減した。クレモネーゼの1000万ユーロの買い取りオプションは行使されない見込みで、バルサが保持する2500万ユーロの買い戻しオプションや将来の売却益30%の権利も恩恵をもたらす可能性は低いが、売却時点の移籍金だけでバルサは十分に利益を得た形となっている。マジョルカに所属するパブロ・トーレとヤン・ビルジリについても、バルサはそれぞれ50%と40%の将来の売却益を保持しており、マジョルカの降格危機が移籍金に与える影響を注視している。かつてトップチームでデビューしたモンチュは、メキシコのフアレスでプレーしており、当時のクーマン監督について『プレシーズンで彼とは一度も会話がなく、完全に構想外だった』と明かし、現在のマルク・カサドの活躍を見て『彼と自分は似たタイプだ。自分にも少しでも機会があれば結果は違っていたかもしれない』と振り返った。また、ユトレヒトへレンタルされていたアンヘル・アラルコンは200万ユーロで完全移籍した。契約は2029年6月までで、ポルトが300万ユーロの買い戻しオプションと50%の保有権を持ち、バルサは将来の売却益の25%を保持する。セビージャのニコ・ギジェンに関心を示していたが、彼は1月に契約を延長している。ハフィーニャはブラジル代表復帰が決まったネイマールとビデオ通話で涙ながらに喜びを分かち合った。彼はラミン・ヤマルについて『11歳下で弟のような存在。バカなことをしたら注意するし、彼は素直に聞いてくれる』と語っている。ダニ・オルモはバルセロナとバダロナの若者を支援する社会プロジェクト、El tiempo de todosを立ち上げた。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

スポンサー契約とクラブの財政

ラファエル・ユステ会長代行はインタビューで、2021年の就任時を振り返り『バルサは死んでいたが、息を吹き返した。今年はチャンピオンになるために3000万ユーロを投資したが、他のクラブは何億ユーロも使っている』と語り、デコSDの働きとラ・マシアの重要性を強調した。また、Spotifyカンプ・ノウの工事完了後には10万5000人を収容し、新たな収入を生み出すと述べた。さらにバルサは、中東のEmirates Islamic銀行と2028年6月までの3シーズンにわたるスポンサー契約を結び、アラブ首長国連邦の公式コマーシャルバンキングパートナーとなった。この提携により、Emirates Islamic Barça Cashback Cardが発行される。 (via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

来季の第4ユニフォームとその他の話題

2026-27シーズンの第4ユニフォームのデザインが流出した。サン・ジョルディをオマージュし、ライトベージュを基調にダークネイビーとえんじ色を組み合わせ、マットオパールの背景に赤いサン・ジョルディの十字架があしらわれたデザインとなっている。これは2027年初頭に公式発表される予定だ。最後に、審判技術委員会は先日のバルサ対ベティス戦でガビがイスコを倒して与えられたペナルティキックについて、クアドラ・フェルナンデス主審の判定は誤審であったと認めた。 (via SPORT) (via ElDesmarque)

【本日の総括】

ストライカー補強や守備陣の契約問題など来季に向けた動きが活発化する一方、ガビの復活やフェルミンの離脱などピッチ内外で様々なドラマが交錯しています。財政面の改善も進み、クラブ全体が新たなステージへ向かっています。