モンチSDの補強計画

スポーツディレクターに就任したモンチは、マノロ・ゴンサレス監督と来季のスカッドについて重要な会談を行いました。チームの優先事項は、余剰人員の整理によるスカッドの軽量化と、新戦力によるレベルアップです。

具体的な補強ポイントは、GK、CB、左SB、セントラルMF、ウイング2人、そしてFWの計7ポジションに設定されています。さらに財政状況が許せば、追加でCBとセントラルMFの獲得も目指しており、今夏最大で9人の新戦力が到着する可能性があります。

左SBの具体的なターゲットとして、バーンリーに所属するオランダ代表DFクィリンシー・ハートマンが浮上しています。彼は昨季プレミアリーグで21試合に出場し5アシストを記録した確かな実績を持っています。

(via Mundo Deportivo, ElDesmarque)

カブレラ契約延長と退団選手

新プロジェクトに向けて、すでに5選手の退団が公式に発表されました。カルロス・ロメロ、ラモン・テラッツ、シャルル・ピッケル、シリル・エンゴンゲ、フェルナンド・カレロがチームを去ります。これにより、現在のトップチームのメンバーは18人となっています。

一方で、守備の要であるレアンドロ・カブレラの契約延長が決定しました。新たな契約は2027年までとなります。エドゥ・エスポシトはモンチの就任について『彼はこれまで在籍したどの場所でもチャンピオンになってきた人です』と語り、新SDへの期待感と厚い信頼を口にしています。

(via Mundo Deportivo, Estadio Deportivo)

注目の獲得ターゲット

チームの攻撃力を引き上げるため、モンチはビッグネームの獲得を目論んでいます。リストに挙がっているのは、ナポリのオランダ代表FWノア・ラング(26歳)と、フェネルバフチェのスペイン人MFマルコ・アセンシオ(30歳)です。

ノア・ラングは昨夏PSVから約2500万ユーロでナポリに加入したため、完全移籍での獲得は難しく、現実的なルートはレンタル移籍となります。1月にガラタサライへレンタルされた経緯もあり、ナポリの来季構想から外れればチャンスがあります。今季は46試合で3ゴール5アシストを記録しました。

マルコ・アセンシオは今季トルコで13ゴール14アシストと大活躍しています。彼は2015-16シーズンにエスパニョールでプレーした経験があり、さらにアストン・ヴィラ時代にモンチがPSGから彼をレンタルで獲得して17試合6ゴールを記録した縁もあります。獲得のハードルは高いものの、実現すればファンに大きな夢を与える補強となります。

(via Estadio Deportivo)

レンタル復帰組の動向

今夏、他クラブへレンタルされていた9選手(ウゴ・ペレス、パブロ・ラモン、イノホ、グラゲラ、ジャスティン・スミス、バウサ、ハビ・エルナンデス、マルコス・フェルナンデス、オマル・サディク)が復帰します。それぞれの去就について決断が迫られています。

クルトゥラル・レオネサで3189分(38試合)プレーした左SBは、モンチの構想ではトップチームに残る予定ですが、新たな左SBの補強次第で計画が変わる可能性があります。

スポルティング・ヒホンで尻上がりに調子を上げ、終盤にスタメンを勝ち取ったフランス人MFについては、スポルティング側がレンタルの延長を求めて交渉を希望しています。

デポルティーボにアンカーとして加入したMFは、買い取り義務の条件試合数に届かず期待外れに終わりました。マノロ監督の構想外であり、2028年までの契約を残す中でセグンダやベルギーに市場があります。

ミランデスで3268分出場し4ゴール3アシストを記録してチームの主力となったMFについて、ポル・ロサノは『彼は計り知れないポテンシャルを持っていて、彼自身それに気づいていません』と高く評価しています。

同じく1月にミランデスに出場機会を求めて移籍し、21試合で7ゴール3アシストを記録してチームを救ったトップ下の選手には、オサスナなど1部クラブからの関心も寄せられており、クラブは残すか売却するかの決断を迫られています。

ウエスカで前半戦225分しか出られず、1月にジムナスティック・タラゴナに移籍して残留に貢献したカタルーニャ出身のCBは、トップチームの激しいポジション争いに残るのは難しい状況です。

ポーFCにレンタルされたオマル・サディクは、膝の負傷で不規則なシーズンを送り、27試合で3ゴール2アシストに留まりました。マノロ監督の攻撃陣に割って入るのは容易ではありません。

(via ElDesmarque, Mundo Deportivo)

マルコス・フェルナンデスの台頭

セウタにレンタルされていた23歳のFWマルコス・フェルナンデスが、ラ・リーガ・ハイパーモーションで14ゴール2アシストと大ブレイクを果たしました。

昨夏ベティス・デポルティーボから加入したカンブリルス出身のストライカーは、この活躍によりマノロ・ゴンサレス監督が指揮するトップチームのプレシーズンに参加する権利を勝ち取りました。

グラナダのCBマヌ・ラマは彼について、『彼は私をとても驚かせた選手です。プリメーラ・フェデラシオンのベティス・デポルティーボから来て、実際に対戦しましたが、小柄でありながらも強くて速く、ディフェンダーにとって対応が非常に難しい選手でした』と賛辞を送っています。

フェルナンデスとエスパニョールの契約は2028年まで結ばれています。契約解除金は現在200万ユーロに設定されていますが、給与の増額に伴い最大800万ユーロまで引き上がります。すでに他クラブも彼の獲得に動いている状況です。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

モンチ新体制のもと、人員整理と最大9人の大型補強計画が本格始動。ラングやアセンシオといった実力者の獲得を狙う一方で、レンタル先で大活躍を見せたマルコス・フェルナンデスら若手の突き上げにも期待がかかります。