ルク・カステルのバーンリー完全移籍が決定

19歳のウインガーであるルク・カステルが、イングランドのバーンリーへ完全移籍することが日曜日の午後にクラブから公式発表されました。数日前から移籍の噂が囁かれており、実際にアメリカでのプレシーズンツアーを行っているバーンリーの練習にカステルが参加している姿がすでに目撃されていました。なお、移籍金の具体的な金額は明かされていません。

カステルはエスパニョールの組織に計4シーズン在籍し、去る5月のラ・リーガ第38節レアル・ソシエダ戦でトップチームデビューを果たしたばかりの有望株でした。また、エスパニョールからバーンリーへ直接移籍する選手は彼が初めてのケースとなります。これ以前にはルカ・コレオショがバーンリーから加入し、新シーズンに向けてはクィリンシー・ハルトマンが同じくバーンリーからエスパニョールへ加入するという逆ルートの移籍が成立しています。こうした一連の移籍事例は、トップレベルの選手育成に向けた共通の戦略とオープンなコミュニケーションに基づき、両クラブ間にあらゆるレベルで強固な関係が築かれていることを証明しています。 (via Mundo Deportivo)

モンチSDが直面するセンターバック補強の課題とマリオ・エルモソ復帰の噂

エスパニョールは、マノロ・ゴンサレス監督率いるチームの戦力底上げと、ここ数シーズンのような苦しみを回避するための補強を迅速かつ理路整然と進めています。すでにミッドフィルダーのアレックス・カラトラバ(26歳)、サイドバックのクィリンシー・ハルトマン(24歳)、ピボーテのガブリエル・モカルド(20歳)という3人の新戦力を迎えていますが、次のターゲットは守備陣、特にセンターバックとなります。若きブラジル人選手であるモカルドの入団発表後、スポーツディレクターのモンチは次のように語っています。

『今のところ、一連のニーズに基づいてチームに変化を加えてきた。現時点では、カルロス・ロメロ、ピッケル、テラッツの退団の穴を埋めた。ヒントを与えるわけではないが、今のところはカレロの穴を埋めなければならない』

マノロ監督のために新たなセンターバックを連れてくるのは容易な任務ではありませんが、スポーツ部門はこの極めて重要なポジションで的確な補強をすることが不可欠だと理解しています。"レレ"・カブレラは昨季の好パフォーマンスによりレギュラーの座を確保しているものの、彼とコンビを組むにふさわしい顔ぶれの獲得が急務となっています。昨夏はウゴ・ペレス(すでにSCUトレンセへ移籍済み)、パブロ・ラモン(今夏再移籍の可能性あり)、ミゲル・ルビオ、クレメンス・リーデルといった将来性のあるセンターバックを複数獲得して経験を積ませましたが、新シーズン開幕からすぐに戦力になれる選手は少ない状況です。

エスパニョールは2019年夏にマリオ・エルモソを1250万ユーロで売却して以来、センターバックのポジションに明確な弱点を抱えてきました。その後、フェルナンド・カレロ(2019年8月加入)やカブレラ(2020年1月加入)がやって来て昨季は頼れるコンビとなったものの、セサル・モンテス、ダビド・ロペス、クンブラのような実力やリーダーシップを備えた選手がいた時期でさえも、チームは激動のシーズン(2度の降格など)を過ごし、最終ラインでの苦戦を強いられてきました。7年が経過した今もなお、クラブは同じ問題に直面しています。だからこそ今夏は、エスパニョールのユニフォームを着て長年にわたり継続性とリーダーシップを発揮できる、実績とハングリー精神を備えたセンターバックの獲得が鍵となります。

こうした中、エスパニョールを去った偉大なセンターバックの一人であるマリオ・エルモソが、ここ数時間でモンチSDの獲得ターゲットとして再び浮上しているという興味深い動きも起きています。 (via Mundo Deportivo)

元カンテラーノのセルジ・セラーノが語るエスパニョール退団の過去

現在サント・アンドレウで5シーズン目を迎え、チームの象徴的な笑顔を見せる存在となっているセルジ・セラーノですが、彼が歩んできたキャリアの原点にはエスパニョールが存在します。彼はエスパニョールの下部組織であるインファンティルとカデテのカテゴリーで4年間プレーしていましたが、クラブからは退団を促される結果となりました。セラーノ自身は当時の辛い経験について次のように振り返っています。

『エスパニョールでは僕を見逃したんだ。インファンティルとカデテで4年間過ごしたけれど、退団するように言われた。小さい頃だったから、ビッグクラブを去るのは辛くて落ち込んだよ』

その後、彼はバルセロナのラ・マシアでの競争、アンドラでの新型コロナウイルス禍での困難な日々を乗り越え、現在は愛するサント・アンドレウで充実した日々を送っています。 (via SPORT)

【本日の総括】

若手有望株ルク・カステルのバーンリー完全移籍が決定し、クラブ間の強固な関係性が示されました。一方でトップチームは、長年の課題であるセンターバックの補強に直面しており、マリオ・エルモソ復帰の噂も飛び交うなど、新シーズンに向けた守備陣の再構築が急務となっています。