【今回のラインナップ】

 

✅ CDミランデス [カステリョンとの一戦を控え、残留に向けて大きな自信を深める]

 

✅ CDカステリョン [特別なレトロユニフォームで敵地に乗り込み、熾烈な昇格争いを展開]

 

✅ コルドバCF [多数の欠場者を抱えながらも、レトロ節のホームでサラゴサを迎え撃つ]

 

✅ レアル・サラゴサ [歴史的なアヤックス戦のユニフォームで、クラブ史上初の3部降格回避へ挑む]

 

✅ マラガCF [リーグ屈指の強力な攻撃力を武器に、ホームでラス・パルマスの堅守に挑む]

 

✅ UDラス・パルマス [リーグ最高の堅守を誇り、自動昇格枠を見据えて敵地に乗り込む]

 

■【CDミランデス】

現在降格争いの渦中にあるが、前節は残留を争う直接のライバルであるレアル・サラゴサに敵地で1-2の勝利を収め、チームは大きな自信を深めている。降格圏からは6ポイント差をつけているものの、依然として油断はできない状況にある。日曜日の18時30分からホームのアンドゥバ・スタジアムでCDカステリョンと対戦する。アンチョン・ムネタ監督は対戦相手を「このカテゴリーで最も好きなチーム」と手放しで称賛しており、勝利の鍵として「守備の規律と試合を通じた一貫性を保ち、ゴール前で正確性を発揮すること」を挙げている。前半戦のアウェーゲームでは早い時間帯に同点に追いついたものの、後半からアディショナルタイムにかけて相手のカマラに圧倒的な決定力を見せつけられ、ドブレテ(2ゴール)を許して敗れた苦い記憶があるため、そのリベンジを誓っている。(via SPORT)

 

■【CDカステリョン】

今週末の第31節はリーグ全体で「レトロ節(Jornada Retro)」として開催され、特別なデザインのユニフォームでプレーする。クラブは1部リーグに在籍していた最後の時代のユニフォームにインスパイアされたものを着用し、敵地でミランデスに挑む。ハビ・バス、アルフレド・モンフォルト、エミリオ・イシエルテといったかつての1部昇格や定着に貢献した元選手たちも当時の思い出を語り、現チームに対して「このカテゴリーは厳しいが、落ち着いて戦ってほしい。ファンは応援を続けてほしい」とエールを送っている。チームは現在勝ち点57を獲得しており、熾烈な昇格プレーオフ争いの中にいるため、このアウェー戦は非常に重要な意味を持つ。(via SPORT)

 

■【コルドバCF】

現在勝ち点45の中位に位置し、降格の心配は実質的になく残留をほぼ手中に収めている。昇格プレーオフ圏内からは12ポイント差と離れているが、モチベーションは高い。前節のカディス戦に1-3で勝利し、2月からの「8試合で獲得勝ち点1」という極度の不振を断ち切った。土曜21時からホームのエル・アルカンヘルでレアル・サラゴサと対戦し、この試合もレトロ節として特別ユニフォームを着用する。最大の懸念は欠場者の多さで、フォメジェム、フアン・マリア・アルセド、トリジ、今季絶望のアディルソン、カルロス・マリン、シャビ・シンテスが負傷やコンディション不良で不在。さらにハコボ・ゴンサレスとセルジ・グアルディオラが累積警告で出場停止となる。イバン・アニア監督はスタメン変更を強いられ、10番の位置にはミケル・ゴティが起用される見込みで、左サイドはケビン・メディナが有力視されている。攻撃の軸は今季12ゴールを挙げているアドリ・フエンテス。また、クリスティアン・カラセドは今季10アシストを記録するキーマンであり、ピッチ外でも小児病院の50周年イベントに参加するなど、社会的な貢献でも高い評価を得ている。予想スタメンは、イケル・アルバレス、アルバラン、アレックス・マルティン、ルベン・アルベス、ビララサ、イスマ・ルイス、レケナ、カラセド、ゴティ、ケビン・メディナ、アドリ・フエンテス。(via SPORT)

 

■【レアル・サラゴサ】

クラブ史上初の3部降格の危機に直面しており、勝ち点34で降格圏ラインの厳しい争いの中にいる。セジェス前監督から引き継いだダビド・ナバロ監督のもと、最近6試合で勝ち点10を稼ぐなど復調の兆しを見せていたが、前節ミランデスに敗れて勢いが止まった。今節のコルドバ戦は「生き残りをかけたテスト」であり、勝利のみが求められている。チーム事情は苦しく、ロベル・ゴンサレスとケイディ・バレが違和感のため遠征メンバーから急遽外れ、フランチョ・セラーノ、ラウル・グティ、ポール・アクオウコウ、タチ、バレリーも欠場。マリオ・ソベロンとアガダは戦術的理由で招集外となった。一方で、インスア、エル・ヤミク、ラリオスは状態が懸念されたが出場可能となっている。レトロ節では、1987年にヨハン・クライフ率いるアヤックスと対戦したカップウィナーズカップ準決勝で着用した青いユニフォームを復刻着用する。予想スタメンは4-4-2の布陣で、アンドラダ、アギーレガビリア、エル・ヤミク(またはラドバノビッチ)、ラドバノビッチ、フアン・ラリオス、サイドゥ、マウリ・メンサー、マルコス・クエンカ、ウゴ・ピニージャ、ケナン・コドロ、ダニ・ゴメス。サラゴサとコルドバの両クラブに縁が深いパコ・ヘメス(現ウェストハム・コーチ)は、「父と母のどちらが好きか聞かれるようなもの」と複雑な心境を明かしつつ、サラゴサの1部復帰を願い、現在の苦境に強い危機感を抱いていると語った。(via SPORT)

 

■【マラガCF】

勝ち点57の6位につけ、熾烈な昇格プレーオフ争いを展開している。直近はホームでレガネスと0-0、アンドラと3-3、アウェーでデポルティーボ・ラ・コルーニャと1-1と、3試合連続ドローが続いている。特にレガネス戦は、ペリセル監督就任以来初めての無得点試合となった。リーグで3番目に多い56ゴールを誇る強力な攻撃力が最大の武器だが、被シュート数も多く、GKのアルフォンソ・エレーロはリーグ2位のセーブ数(113回)を記録してチームを救っている。土曜18時30分にホームのラ・ロサレダでUDラス・パルマスと対戦する。現在のクラブ名になって以降、ホームでのラス・パルマス戦は6勝5分2敗と相性が良い。欠場者として、イサン・メリノとダニ・ロレンソ(ヒラメ筋も負傷)が累積警告で出場停止。ラルビア、ルイスミ、パストールも不在。アイタムは練習に復帰したが起用は時期尚早と見られ、ガリレアとドトルは出場の可能性がある。(via SPORT)

 

■【UDラス・パルマス】

マラガと同じく勝ち点57で4位につけている。グラナダに2-0、ウエスカに2-1と連勝中で勢いに乗っている。ルイス・ガルシア監督のもと、34試合でわずか28失点(平均0.83)というリーグ最高の堅守を構築している。GKのディンコ・ホルカスは13回のクリーンシートを達成し、チーム全体で1試合平均10.62本のシュートしか許していない。アウェーでも勝ち点22を獲得し、最も負けが少なく失点も少ないという圧倒的な安定感を見せている。リーグ最強の盾として、マラガの最強の矛を迎え撃つ構図となる。(via SPORT)

 

【本日の総括】

現在、首位ラシン・サンタンデールと2位UDアルメリアの直接対決が日曜日に控えている中、自動昇格枠やプレーオフ圏内を巡る上位争いは極めて熾烈になっている。UDラス・パルマス、マラガCF、CDカステリョン、ブルゴスCFの4チームが勝ち点57で並んでおり、一つの勝利が勢力図を大きく塗り替える状況である。一方で下位に目を向けると、名門レアル・サラゴサがクラブ史上初の3部降格という未曾有の危機に瀕しており、今節のコルドバ戦はまさにクラブの存亡をかけた大一番となる。各会場で「レトロ節」の特別ユニフォームが彩りを添える中、昇格・降格をかけたサバイバルはさらに激しさを増している。