悲劇の2部降格と最終節エルチェ戦
ジローナにとって非常に悲しいリーグ戦の結末が訪れました。セグンダ・ディビシオン(2部)への降格が決定してしまったのです。運命の最終節でジローナはエルチェと対戦し、1対1の引き分けに終わりました。この結果、対戦相手のエルチェはこの引き分けによって1部残留を決めることとなり、ジローナにとっては明暗がくっきりと分かれる残酷なフィナーレとなりました。
(via Mundo Deportivo)
主力選手の大量流出の危機
2部降格という重い現実を突きつけられたクラブは、今夏の移籍市場で苦渋の決断を迫られることになります。チームを支えてきた最高の選手たちの何人かを手放さざるを得ない状況に追い込まれており、その中にはアルナウ・マルティネスやビクトル・ツィガンコフ、そしてアゼディン・ウナヒといった主力選手たちの名前が挙がっています。クラブの財政面や選手個人のキャリアを考慮すると、彼らが2部でプレーし続けることは極めて困難であると見られています。
(via Estadio Deportivo)
アゼディン・ウナヒのベティス移籍の噂
主力放出の筆頭として名前が挙がっているのが、モロッコ代表MFのアゼディン・ウナヒです。彼にはレアル・ベティスが強い関心を示しており、ジローナの降格が決定する前から既に注目を集めていました。ウナヒ自身も2部でプレーする意思はなく、彼の給与水準やプレーの質は明らかに2部リーグの枠に収まるものではありません。
ウナヒは昨夏、フランスのマルセイユからギリシャのパナシナイコスへのレンタル移籍を経て、移籍金600万ユーロでジローナ(モンティリビ)に加入しました。彼とジローナの契約は2030年まで残っており、本来であれば契約解除金は2000万ユーロに設定されていました。しかし、彼の周囲の人間が保証するところによれば、クラブの2部降格に伴い、この契約解除金は約半額にまで減額される条項になっているとのことです。これにより、現在の彼の市場価値と同等の1000万ユーロ程度で獲得可能となり、移籍のハードルが大きく下がったことで、ベティスのようなクラブにとっては非常に魅力的なターゲットとなっています。
(via Estadio Deportivo)
アゼディン・ウナヒの今季のスタッツと評価
ジローナでのラ・リーガデビューシーズンとなった今季、ウナヒは身体的なトラブルに悩まされ、出場は24試合にとどまりました。しかし、ピッチに立った1766分間の中で、5ゴール3アシストという見事な数字を残しています。さらに、彼が見せた高い連携能力やゲームメイクの質は、ベティスのスポーツディレクターであるマヌ・ファハルドの好みに非常に合致していると評価されています。移籍市場での人気が高まるのも納得のパフォーマンスをスペインの舞台で証明しました。
(via Estadio Deportivo)
ワールドカップを戦う現・元ジローナ選手
ジローナの選手たちは国際舞台でも活躍を見せています。現在開催中の2026年ワールドカップにおいて、モロッコ代表のモハメド・ワフビ監督は、ブラジル代表との大一番のスターティングメンバーにジローナの真珠であるアゼディン・ウナヒを抜擢しました。さらに、同じくモロッコ代表の先発ゴールキーパーには、かつてジローナやセビージャでプレーしたヤシン・ボノが名を連ねています。ジローナにゆかりのある選手たちが、強豪ブラジルを相手に世界のひのき舞台で戦っています。
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
最終節の引き分けにより無念の2部降格となってしまったジローナ。それに伴い、アルナウ・マルティネスやツィガンコフ、ウナヒといった主力選手の退団が避けられない見通しです。特にウナヒは契約解除金が半額になったことでベティスなどからの関心が強まっており、今後の動向から目が離せません。一方で、ウナヒや元ジローナのボノがW杯の大舞台で奮闘しており、ピッチ外のネガティブな話題を少しでも吹き飛ばす活躍が期待されます。