ビクトル・ツィガンコフの去就問題

ウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフは、クラブ側が以前に交わした一連の約束を果たしていないと考え、ジローナに対して自由契約での退団を要求している。右サイドから左足でのシュートを狙うプレーを得意とし、ゴールやラストパス、そしてウクライナ代表やラ・リーガでのトップレベルの経験をもたらす同選手は、残り1年となった契約の全額または一部を放棄してでも、移籍金ゼロでの退団を望んでいる。

一方のジローナは無料での放出には一切応じない強硬な姿勢を崩していない。しかし、当初設定していた移籍金2000万ユーロからの妥協は見せており、現在は専門サイトが評価する市場価値よりも500万ユーロ低い、1000万ユーロまで要求額を引き下げて解決策を探っている状況にある。

年俸300万ユーロを受け取っているとされるツィガンコフの動向には、ラ・リーガの複数のクラブが注目している。バレンシアやセビージャがフリーとなった場合の獲得機会をうかがっているほか、エスパニョールも動向を監視している。国外からはアヤックスやトラブゾンスポルからのオファーも届いているが、ツィガンコフ本人はラ・リーガでのプレー継続を強く希望している。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)

アトレティコの若手アルナウ・オルティスへの関心

アトレティコ・マドリードの若手アタッカーであるアルナウ・オルティスに対し、ジローナが獲得を検討している。フィゲラス出身の同選手は、高い足元の技術と得点力を兼ね備えるウインガーであり、昨季はプリメーラRFEFで24ゴール7アシストという見事な成績を残したアトレティコが誇る最高の宝石の一人である。

現在、トップチームのプレシーズンに参加しているオルティスは、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督に非常に良い印象を与えている。当初トップチーム昇格は想定されていなかったものの、ピッチ上での素晴らしいパフォーマンスにより、指揮官を納得させてクラブの当初の計画を変更させる可能性がある。ジローナの他にも、エスパニョール、ラシン・サンタンデール、マジョルカなどが彼の獲得を考えている。(via ElDesmarque)

ブリアン・ファリーニャスの移籍交渉は保留中

ジローナは、FCバルセロナに所属する若手MFブリアン・ファリーニャスの獲得に動いていたが、現在は交渉にブレーキがかかっている。当初は同選手の保有権の50%を150万ユーロで売却する案が非常に進展していたものの、ジローナ側が提示された条件に完全には同意しなかった。

さらに状況を大きく変えたのは、バルサのハンジ・フリック新監督の意向である。プレシーズンの最初のトレーニングからファリーニャスの働きに感銘を受けた指揮官は、彼がトップチームにステップアップする準備ができているかを確認するため、移籍の決定を保留にして手元で試すことを求めた。そのため、ジローナへのレンタル移籍の話は完全にスタンバイ状態となっており、フリック監督の最終的な決定を待つことになっている。(via SPORT)

【本日の総括】

ツィガンコフの退団要求や、若手有望株のアルナウ・オルティスおよびブリアン・ファリーニャスへの関心など、移籍市場における水面下の動きが活発化している一日となった。