アレックス・カラトラバの獲得
エスパニョールは、CDカステリョンから26歳の攻撃的MFアレックス・カラトラバを5年契約(2029年まで)で獲得しました。「カラ」の愛称で呼ばれる彼は昨季カステリョンで14ゴール8アシストという見事な成績を残しており、オサスナ、セルタ・デ・ビーゴ、デポルティボ・ラ・コルーニャなど複数の1部クラブが獲得を狙っていました。セルタは昨季も獲得を試みており、デポルティボのスポーツディレクターであるフェルナンド・ソリアーノも彼の500万ユーロという魅力的な契約解除金を利用しようとしましたが、一足遅れました。
スポーツディレクターのモンチは入団会見で、『カラトラバはマノロ・ゴンサレス監督がそのポジションに求めていた全ての要素を兼ね備えています。私がクラブに来る前から彼を獲得したいという強い希望がありました』と明かしました。また、モンチは先週金曜日に心臓発作で倒れ、現在は順調に回復しているセルヒオ・オルテガへのサポートと愛情のメッセージも送っています。
カラトラバ自身は、オサスナやヨーロッパリーグに出場するセルタなどがある中でエスパニョールを選んだ理由について、『クラブが野心的なプロジェクトを作っていると言われました。彼らは少し変化をもたらしたいと考えていて、その部分が私を納得させました。新しく加わる人々とともに、このプロジェクトは私にぴったりだと思いますし、楽しみたいです』と語りました。
さらに、バダロナ時代から彼を高く評価していたマノロ・ゴンサレス監督については、『彼がバダロナにいた時に面会したことがあります。彼は私と少し似ていて、下部リーグから努力と犠牲でここまで這い上がってきました。その共通点が私たちが良いチームを作れる理由になるかもしれません。彼の信頼にお返ししたいです』と意気込みを見せています。また移籍の経緯については『昨夏も両者の間で実現させようとしていましたが、その時は叶わず、最終的に今年実現しました』と喜びを口にしました。
自身の目標については、『まずはチームに適応し、チームメイトを知り、少しずつ状況を見ていきたいです。1部リーグはまだ経験したことのない舞台ですが、数字(結果)を残してチームを助けたいと思います』と語りました。カラトラバはこれまでオルタ、エウロパ、パレツ、サンツ、UEコスタ・ブラバなどの地域リーグでプレーしてきており、『泥臭いサッカー環境で過ごしたそれらの時期から多くのことを学びました』と自身のルーツを大切にしています。 (via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
キリンチー・ハートマンの期限付き移籍
エスパニョールは、イングランドのバーンリーから24歳の左サイドバック、キリンチー・ハートマンを期限付き移籍(レンタル)で獲得したことを公式に発表しました。彼はオランダのフェイエノールトの下部組織出身で、オランダ代表としてのプレー経験も持つ実力派のディフェンダーです。ラ・リーガ EA Sportsの舞台で、チームの左サイドの守備と攻撃の活性化をもたらすことが期待されます。 (via SPORT)
アンヘル・フォルトゥーニョの契約延長
エスパニョールは、24歳のゴールキーパー、アンヘル・フォルトゥーニョとの契約をさらに3シーズン延長し、2030年6月30日まで結ぶことで合意に達したと発表しました。
フォルトゥーニョはベンジャミン(U-10)カテゴリーでエスパニョールのアカデミーに加入し、ペリコ(エスパニョールの愛称)の下部組織をすべて経てトップチームまで昇り詰めた生え抜きの選手です。昨シーズンはラ・リーガ EA Sportsとコパ・デル・レイ(国王杯)の両方でトップチームデビューを果たしており、今後さらなる成長とクラブの将来を担う活躍が期待されています。 (via SPORT)
セルヒオ・ガルシアのBチーム監督就任
「ファレテ」の愛称でファンから深く愛されているクラブのレジェンド、セルヒオ・ガルシアがエスパニョールに帰ってきました。彼はエスパニョールのBチームの新しい監督として、2028年までの2年契約にサインしたことが公式に発表されました。下部組織「ラ・21」の若手選手たちを積極的に起用し、育成していくという明確なアイデアを持っています。
セルヒオ・ガルシアは、現役時代に2010年から2015年、そして2017年から2019年の計7シーズンにわたってエスパニョールのユニフォームを着てプレーし、公式戦231試合に出場して50ゴールを記録した偉大なストライカーです。現役引退後は、ダムのフベニールA(U-19)の監督を成功裏に務め、直近のシーズンではU-17スペイン代表の監督として、今年の夏にエストニアで開催されたU-17欧州選手権でチームをベスト4に導きました(準決勝でイタリアにPK戦の末敗退)。
彼のコーチングスタッフ陣も発表されています。アシスタントコーチにはラモン・フェレール、そして選手の個人能力向上担当(Mejora Individual del Jugador)には、アルゼンチン出身のパブロ・ロチェンが就任します。ロチェン自身も1999年から2002年までエスパニョールでプレーし、クラブ史上3度目のコパ・デル・レイ優勝を経験した元選手です。さらに、フィジカルコーチにボルハ・エステベ、アナリストにジェラール・スケル、GKコーチにセルジ・プジョル、そしてデレゲートとしてラファ・アルバが脇を固めます。 (via Esport3, Mundo Deportivo)
【本日の総括】
本日は、複数の1部クラブが狙っていたアレックス・カラトラバの完全移籍や、オランダ代表DFキリンチー・ハートマンのレンタル加入、そして生え抜きGKフォルトゥーニョの長期契約延長と、トップチームの戦力整備が大きく進みました。さらに、ファンに愛されるレジェンドのセルヒオ・ガルシアがBチームの監督として帰還し、育成面でも非常に明るく期待の膨らむ充実した1日となりました。