コパ・デル・レイ決勝:国歌への大ブーイングとアイトール・サバレタ氏へのティフォ
スタジアムのスタンドでは、1998年にビセンテ・カルデロン周辺で殺害されたレアル・ソシエダサポーター、アイトール・サバレタ氏の顔が描かれた巨大なティフォ(モザイク)が展開された。イクリニャ(バスク州旗)の色で彩られたスタンドは、クラブの歴史に刻まれた悲劇を忘れないという強い意志を示した。ジョキン・アペリバイ会長は試合前『アイトールは常に我々と共にいる』と語った。
一方で試合前のスペイン国歌斉唱時、フェリペ6世が貴賓席に姿を現した直後から、約45秒間にわたって一部の観客から激しいブーイングが巻き起こった。別の観客層はスペイン国旗を掲げてこれに対抗し、スタジアムは異様な雰囲気に包まれた。元バスケットボール選手のアルフォンソ・レジェスは自身のSNSで『競技場で国歌を侮辱したりブーイングしたりしてはならない。はっきりしたか、無作法者たちよ』と激怒の投稿を行った。また、ラジオ番組のディレクターであるパコ・ゴンサレスも『またしても国歌にブーイングが浴びせられるという恥ずべき事態を目の当たりにした。私たちは国歌がブーイングされることを受け入れてしまっている。いつか罰則が科され、お互いを尊重し合う日が来るだろう。遠い未来のように思えるがね』と嘆いた。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)
警察が両チームのウルトラスから大量の武器を押収し乱闘を阻止
国家警察は、セビリアのスタジアムや周辺道路で160人以上の過激派(ウルトラス)を特定し、大規模な衝突を未然に防いだ。コルドバのラ・カルロタ付近の高速道路ではマドリードから来た2台のバスを止め、91人の身元を特定。また、レアル・ソシエダのウルトラス60人も特定され、彼らの車やバンからは95本の鉄パイプが入った箱、ナイフ、木の棒、チェーン、目出し帽、護身用ベスト、ヘルメット12個、メリケンサック、発煙筒31個、催涙スプレーなど大量の危険物が押収された。さらに、頭部への攻撃から守るプロテクターが内蔵された帽子もスペインで初めて押収されている。金曜日の夜には、セビリアのアラメダ・デ・エルクレスで乱闘を計画していた両チームのウルトラスがサン・アントニオ広場で警察に阻止された。フランシスコ・トスカーノ政府代表は『両チームのウルトラスのグループには、私たちの街や他のヨーロッパの国々から来たウルトラスも紛れ込んでいることが確認された』と明かした。(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via Esport3)
