RCDマジョルカ

2部への降格に伴い、高給選手の痛みを伴う放出が始まっている。パブロ・マフェオはホセ・ルイス・メンディリバル監督率いるオリンピアコスへの移籍のためアテネへ向かう。『去ることでクラブに少しでもお金を残せるなら、それは双方にとって良いことだ。彼らが私を売ると言い、私が去ることを決めたなら、それ以上のことはない』とコメントを残した。ヴェダト・ムリキもフェネルバフチェへの移籍が進行中で、アントニオ・ライージョ、ヤン・ビルジリ、レオ・ロマンにも退団の噂がある。最大の衝撃は、わずか2週間前に新プロジェクトの責任者として契約更新したばかりのマルティン・デミチェリス監督の電撃退任だ。来季のチャンピオンズリーグに出場するドイツのRBライプツィヒからのオファーを受け、違約金250万ユーロを支払ってクラブを去ることがほぼ確実となった。後任には、過去にレアル・オビエドで攻撃的サッカーを植え付けたルイス・カリオンの就任が決定している。退団するマフェオはデミチェリス監督について『素晴らしい監督であり、輝かしいキャリアを歩むだろう。彼を批判する人には、もし自分が彼の立場ならどうしたか問いたい』と擁護している。(via ElDesmarque) (via Radio MARCA Baleares) (via MARCA)

レアル・サラゴサ

1部RFEFへの降格を受け、ラロ・アランテギSDとイバイ・ゴメス新監督の指揮のもと、大規模なチーム刷新が進行中だ。最初の記者会見で実に26選手の退団が発表された。今夏の最大の焦点はヘタフェでのレンタルで活躍したアドリアン・リソの去就である。クラブは300万ユーロでの売却を目指しているが、オランダやベルギーからのオファーは本人が拒否し、スペインかイタリアでのプレーを強く希望している。国内ではヘタフェ、セビージャ、レバンテ、ラージョ・バジェカーノ、イタリアからはベネツィア、パルマ、ジェノア、トリノ、さらにはギリシャのオリンピアコスも争奪戦に加わっている。また、スロバキア人DFセバスティアン・コサは母国のコシツェへの買い取りオプション付きレンタルが間近だ。一方で、アスレティック・ビルバオを退団したアンデル・エレーラの復帰交渉が進んでいる。過去1年半で6度の筋肉系の負傷を経験しているが、昇格プロジェクトの象徴として期待は大きい。その他、元下部組織の有望株エリック・ペラルタ(15歳)がビジャレアルのカデテを退団した動きもある。(via ElDesmarque) (via El Periódico de Aragón) (via SPORT) (via Estadio Deportivo)

UDラス・パルマス

レギュラーシーズンを勝ち点73の5位で終え、昇格プレーオフに進出したが、ホームのグラン・カナリア競技場でマラガCFに0-1で敗れて敗退した。試合後にはファンからのブーイングが鳴り響き、多数の観客が席を立つ事態となった。これにより1部昇格は逃し、来季は2部通算34シーズン目を迎える。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督の進退は不透明だが、現在は代理人のデ・ラ・ペーニャ氏を通じて交渉を続けている。プレシーズンは7月6日に始動し、9年連続でマルベージャでのキャンプを実施。フィオレンティーナから獲得したロレンツォ・アマトゥッチや、ウルグアイ人アタッカーのレコビータも合流する。また、本拠地は2030年ワールドカップ開催に向け、今後数ヶ月で1億7400万ユーロを投じて収容人数を44,462人に拡張し、屋根を設置する大規模改修が行われるため、来季序盤はアウェイ開催を要請する可能性がある。なお、セルヒオ・バルシアの買い取りオプションの行使は見送られ、レギア・ワルシャワへの復帰が決まった。(via SPORT) (via ElDesmarque)

CDテネリフェ

1部RFEF降格という憂き目を見たが、アルバロ・セルベラ監督の手腕によりわずか1年で2部復帰を果たした。クラブの現在の方針と合わなかったベテランのホナタン・ビエラは契約満了で退団。ヘセ・ロドリゲスも契約延長が見送られる公算が高く、現在はイビサ島で休暇を過ごしながら新天地を探している。プレシーズンではUDラス・パルマスとのカナリアダービーが計画されている。(via SPORT)

マラガCF

フアンフラン・フネス監督の劇的な手腕により、最下位から昇格プレーオフ決勝へと駒を進めた。11月19日に就任したフネス監督は、元教師という経歴を活かした独自のモチベーション管理でチームを立て直し、ファンから英雄として称賛され、すでに契約更新も完了している。準決勝でUDラス・パルマスをアウェイで撃破し、決勝のUDアルメリア戦に臨む。決戦の地アルメリアへは、チケットを持たないファンを含めて約4,000人のサポーターがバスや相乗りで大挙して押し寄せる見込みだ。かつてマラガで活躍した元パラグアイ代表FWロケ・サンタクルスからも『ワールドカップ以上に重要なのはマラガが昇格プレーオフ決勝を戦っていることだ』と熱いエールが送られている。(via SPORT) (via MARCA)

UDアルメリア

ルビ監督のもと、1部昇格プレーオフ決勝でマラガCFと激突する。もしこの決勝を制すれば、ルビ監督は過去5シーズンで3度目(ウエスカ、前回のアルメリアに続く)の1部昇格という偉業を達成する。同監督はクラブ史上最多の指揮試合数と勝利数を誇り、ウナイ・エメリやハビ・グラシアと並ぶクラブ史上最も重要な監督の一人として絶大な評価を受けている。(via MARCA)

CDカステリョン

攻撃的MFアレックス・カラトラバ(25歳)のRCDエスパニョールへの移籍が目前に迫っている。今季43試合に出場し15ゴール8アシストを記録した逸材で、モンチSDの初補強となる見込み。1部昇格を逃したことで契約解除金が1000万ユーロから500万ユーロに減額されており、セルタ、デポルティボ、オサスナといったライバルを抑えてエスパニョールが争奪戦を制した。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

SDエイバル

昨季は勝ち点67で8位。終盤の3連敗が響きプレーオフ進出を逃したが、失点数はリーグ2位タイの40と堅守を誇った。2027年まで契約を延長したばかりのベニャト・サン・ホセ監督に対し、1部のラージョ・バジェカーノが引き抜きを画策している。ラージョは約40万ユーロの契約解除金を支払う方針で交渉が進行中だ。一方で、左サイドバックのフアン・ベルナトが契約を1年延長し、来季もエイバルでプレーすることが公式に発表された。昨冬に加入し、経験とクオリティでチームに大きく貢献している。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

コルドバCF

2026-27シーズンに向けたシーズンチケットの更新キャンペーンが開始され、初日から「ヌエボ・アルカンヘル」のオフィスに長蛇の列ができている。目標は昨季のクラブ史上最多記録である17,370人を維持、あるいは超えること。昨季見せた1部昇格への熱い戦いがファンの期待を大きく膨らませている。また、サラゴサを退団したイバイ・サンスとエデル・ガルシアの2名が新たに加入した。(via SPORT) (via ElDesmarque)

レアル・オビエド

フリアン・カレロを新監督に迎え、1部への最短復帰を目指す。移籍市場が開く前に、すでにパブロ・サエンス、ユネス・ラチャブ、ハコボ・ゴンサレス、アイサル・アフメドの4選手の獲得を完了。さらにヘタフェからハビ・ムニョスやアレックス・サンクリスの獲得も狙っている。一方で、エジプト代表としてワールドカップに出場しているハイセム・ハッサンは資金調達のために売却される可能性が高い。本人は『クラブにお金を残せると思う』と退団を示唆しており、もし600万ユーロで売却された場合、将来の売却益の40%を保持しているビジャレアルに約240万ユーロが支払われることになる。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

ラシン・サンタンデール

下部組織出身の19歳の左サイドバック、ホルヘ・サリナスのFCバルセロナへの移籍交渉が順調に進んでいる。今季33試合に出場し7アシストを記録した超新星で、アトレティコ・マドリードも関心を示していた。契約解除金は約160万ユーロだが、バルセロナから下部組織の選手をレンタルで譲渡する案や、サリナスを来季もラシンにレンタルで残す案などが検討され、全額支払いを回避する見通しだ。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)

デポルティボ・ラ・コルーニャ

8年ぶりの1部復帰を果たし、チーム内は歓喜に包まれている。セルヒオ・エスクデロ、クリスティアン・エレーラ、ストイチコフ、サムエレ・ムラッティエリ、ホセ・グラヘラら5選手の退団が決定。一方で、左ウイングのルイス・チャコンはクルトゥラル・レオネサでのレンタルで8ゴール3アシストを記録して復帰。アントニオ・イダルゴ監督へのアピールを狙うが、2部の複数のクラブから関心を寄せられており、再退団の可能性も囁かれている。また、セビージャを退団したアルベルト・モレノからの逆オファーも受けている。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

CDエルデンセ

バレンシアからレンタル加入していたハムザ・ベラリは、プレシーズンからバレンシアのトップチームの練習に参加するため復帰する。また、ホルヘ・ラストロホとロドリ・バルの獲得も報じられている。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

監督の玉突き人事や主力選手の引き抜きが相次ぎ、昇格・降格チームの入れ替わりによる新たな勢力図の形成が顕著となっている。特にマジョルカやサラゴサといった降格組の血の入れ替えが激しく、一方でテネリフェやデポルティボといった昇格組は勢いに乗っている。マラガとアルメリアによる昇格PO決勝は、来季のラ・リーガの顔ぶれを決定づける大一番だ。若手有望株の1部クラブへの流出(サリナス、カラトラバなど)も活発であり、各クラブのフロントの手腕が問われる厳しい夏になりそうだ。