スポルティング・デ・ヒホン
アルゼンチン人FWアレホ・サルコ(20歳)をフリートランスファーで獲得した。バイエル・レバークーゼンとの契約解除に伴う加入だが、ドイツのクラブは買い戻しオプションを保有している。サルコは『ここアストゥリアスにいることができてとても幸せです。スポルティングファンの皆さんに早くお会いしたいです』と語っており、ニコラス・ラルカモン監督の指揮下でトレーニングを開始し、ビーゴでの合宿にも参加している。クラブは彼がマリノ・デ・ルアンコのミラマール・スタジアムやヒホン市内で観光客のように振る舞う動画を用いて発表を行った。ベレス・サルスフィエルドで台頭後レバークーゼンに渡ったが、昨季はブンデスリーガやボルシアMGへのローンで継続的な出場機会に恵まれていなかった。(via SPORT)
シント=トロイデンからウルグアイ人FWアンドレス・フェラーリのローン移籍での獲得がすでに合意に至っており、発表が間近に迫っている。彼らはフアン・オテロ、ジョナサン・デュバシンと共にラルカモンの攻撃陣を形成する予定である。(via SPORT)
ハイドゥク・スプリトから移籍市場に出されているMFウーゴ・ギジャモンの獲得でも有利な位置につけている。バレンシアCFが保有権の50%と育成補償の5%を持っている同選手は、フリーでの退団や好条件での移籍を待っており、東欧やポルトガルからのオファーもある中、LALIGA復帰を魅力的だと感じている。(via ElDesmarque)
ベティスで昨季37試合に出場して8ゴール(219分に1ゴール)を記録したウルグアイ人FWゴンサロ・プティのローン獲得にも関心を示している。(via Estadio Deportivo)
レアル・オビエド
昨季1部リーグから降格し、セグンダで再起を図る中で活発な動きを見せている。ブラジルのボタフォゴからクリス・ラモス(27歳)を2027年6月までのローン移籍で獲得し、今夏9人目の補強とした。同選手はカディスCFで3シーズンを過ごしプリメーラとセグンダで16ゴールを記録した実績があり、昨季は負傷に泣かされたものの、フリアン・カレロ監督の攻撃陣に質、パワー、経験、そしてゴールをもたらす存在として期待されている。(via ElDesmarque)
放出面では、昨夏にレクレアティーボから45万ユーロと最大70万ユーロの変動条件で獲得したナイジェリア代表の左SBラヒム・アルハサンを、イタリアのボローニャに最大350万ユーロで売却した。このうち20%はレクレアティーボに支払われる。ラヒムは昨季のプレーオフ全試合を含む29試合で2,000分以上プレーし、アシストも記録するなどチームの主力として昇格争いに貢献していた。スポーツディレクターのダビド・フェルナンデスは、この取引をクラブの理想的なモデルと位置づけ、アルコルコンから加入したサム・ロドリゲスにも同様の期待を寄せている。また、プリメーラRFEFから加入したホアキン・デルガドとビクトル・ミンゴもプレシーズンに参加しているが、どちらかがローン移籍する見込みとなっている。(via SPORT)
レアル・ソシエダの左SBハビ・ロペスの復帰も画策している。同選手は昨季のローン期間中に26試合で1,769分プレーし、監督が変わってもスタメンの座を確固たるものにしていた。高額な市場価値(レアル・ソシエダがアラベスから獲得した際の650万ユーロ)がネックだが、移籍金の減額要求か、昨季同様のシーズン終了までのローン移籍の2つのプランで交渉を進めている。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
前線の補強として、昨季ミランデスへのローンで16ゴール2アシストとキャリア最高の成績を残した30歳のFWカルロス・フェルナンデスを巡り、アルメリアと激しい争奪戦を展開している。レアル・ソシエダはローンではなく完全移籍での放出を望んでおり、オビエドはクリス・ラモスとの強力なコンビ結成を目指している。(via ElDesmarque)
レバンテUD
セルタからU-21スペイン代表MFウーゴ・ソテロ(22歳)を今季終了までのローン移籍で獲得した。ローン料として10万ユーロを支払い、シーズン終了後に300万ユーロで保有権の50%を買い取る義務のないオプションが付随している。将来的に完全移籍した場合、セルタは50%の権利を保持し続ける。昨季のソテロはLALIGAで20試合(うち先発16試合)、ヨーロッパリーグで7試合に出場し1,500分以上プレーしたが、ミゲル・ロマンの台頭で出番を減らしており、ポルトガルでのプレシーズンマッチのメンバーからも外れていた。(via ElDesmarque)
ルイス・カストロ監督のもと、バルデリ、アイサ・マンディ、ビジャレアルからローン移籍したダニ・レケナに続く4人目の補強となる。クラブはアトレティコ・マドリードのフリオ・ディアスの獲得を選手の不誠実な態度を理由に見送っており、ソテロには中盤の要としての役割が期待されている。さらにマヌ・サンチェスが加わる可能性も残されている。(via ElDesmarque)
RCDマジョルカ
わずか2ヶ月前にセグンダへの降格が決定したものの、パブロ・オルテルスSDの主導で着実に再建を進めている。昨冬の移籍市場での失態が降格の一因とされたが、アンディ・コールバーグ会長は同SDの続投を決断した。(via SPORT)
他クラブからオファーがあったMFパブロ・トッレとDFマルティン・バリエントの引き留めに成功し、サポーターに希望を与えている。特に注目されているのは、強豪クラブからの関心を集める下部組織出身のウインガー、ヤン・ビルジリ(ビラサール出身)の慰留であり、彼が2部で違いを生み出すことができると説得を続けている。これはパブロ・トッレと同様の賢明な判断になるとクラブは考えている。(via SPORT)
すでにアルナウ・プイグマル、アドリ・フエンテス、スマホロ、ジト・ルヴンボの獲得を完了させている。今後の補強として、GKアルナウ・テナスとコルドバでの活躍が光るアレックス・サラの到着が予想されている。(via SPORT)
また、ルーマニアのファルルでプレーする25歳のMFビクトル・ディカンの獲得も検討している。同選手の移籍金は約4万ユーロと安価に設定されている。(via Estadio Deportivo)
UDアルメリア
昨季ミランデスで16ゴール2アシストを記録したレアル・ソシエダのFWカルロス・フェルナンデスの獲得に向けて、オビエドと激しい争奪戦を繰り広げている。アルメリアは数年前のセビージャ時代から同選手に注目しており、クラブのプロジェクトの中心選手として位置づけて強くアプローチしている。(via ElDesmarque)
ブルゴスCF
エスパニョールでマノロ・ゴンサレス監督の構想外となったMFホセ・グラヘラの獲得に関心を示している。同選手はオロトとの親善試合のメンバーから外れ、LALIGA HYPERMOTIONで高い評価を得ているものの、高額な給与がネックとなっている。移籍実現にはクラブの財政調整と選手自身の給与面での努力が不可欠となっている。(via ElDesmarque)
レアル・バジャドリード
ベティスのウルグアイ人FWゴンサロ・プティのローン移籍先候補として、スポルティングと共に挙がっている。プティは昨季のローン先(ミランデスおよびグラナダ)で安定した出場機会は得られなかったものの、2部で1,755分間プレーして8ゴールを記録した実績がある。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
オビエドやマジョルカなど、降格組が豊富な資金力や売却益を活かしてクリス・ラモス、パブロ・トッレといった1部レベルの選手を確保し、圧倒的な戦力を構築しつつある。一方で、スポルティングやレバンテは若手の有望株やローン移籍を駆使して的確な補強を進めており、昇格争いは降格組と実力派クラブの熾烈な戦いになることが予想される。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
スポルティング・デ・ヒホンは、ラルカモン監督の下で前線の再構築を急いでいます。サルコやフェラーリといった若手、さらにギジャモンやプティといった実力者を加えることで、攻撃のバリエーションを増やそうという意図が見えます。特に昨季の課題であった得点源の確保は急務であり、彼らが既存のオテロやデュバシンとどう噛み合うかが鍵です。一方、オビエドはクリス・ラモスの加入で前線にパワーと経験を加え、カレロ監督の戦術に厚みをもたらそうとしています。戦術的な完成度を高めるには、新戦力がいかに早くチームの規律に馴染めるかが焦点となるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
降格の痛みを経験したクラブが、いかにして再起を図るか。マジョルカがパブロ・オルテルスSDを続投させ、主力選手の引き留めに注力している姿勢は、クラブとしての長期的な安定を優先する意思表示と受け取れます。対照的に、オビエドはラヒムの売却益を再投資に回すという、非常に現実的かつ効率的な経営モデルを提示しました。サポーターの期待とクラブの財政的現実のバランスをどう取るか。各クラブのフロントが示す「再建の哲学」が、今シーズンのセグンダの勢力図を大きく左右することになるはずです。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の移籍市場は、降格組の資金力と中堅クラブの知恵比べが鮮明です。特に注目すべきは、買い取りオプションやローン移籍を巧みに活用するレバンテやスポルティングの動きです。ソテロのようなU-21代表クラスをローンで確保する手法は、限られた予算内で戦力を底上げする最適解と言えます。一方で、高額な給与がネックとなるグラヘラのようなケースもあり、各クラブはサラリーキャップと戦力補強の狭間で難しい舵取りを迫られています。契約年数や保有権の分割など、複雑な条件交渉を制したクラブが、シーズン終盤に大きなアドバンテージを得るでしょう。