メッシ、涙の告白と妻からのエール&W杯の歴史を刻む特別パッチ

アルゼンチン代表のリオネル・メッシはアルジェリア戦でのゴール後、感極まって涙を流した。試合後の記者会見でメッシは『スポーツとは全く関係のない理由で泣いた。ここ数日、とても難しくて複雑な日々を過ごしていた。いつもそばにいてくれて、元気でいられるように多くの力を与えてくれたチームメイト全員に感謝している』と打ち明けた。また、メッシは自身のモチベーション維持について、引退したラファエル・ナダルのドキュメンタリー番組を見ていることを明かし、『私はナダルにとても共感する。私たちはその点でとても似ている。常に全力を尽くしたい』と語り、『アルゼンチンはクレイジーだ。いつも私たちを追いかけ、大きな努力をしてくれる人々に感謝したい』とファンへの愛を口にした。

スタンドのボックス席では、妻のアントネラ・ロクソが3人の子供たち(チアゴ、マテオ、シロ)と共に10番のユニフォームを着て声援を送っていた。アントネラはInstagramで『バモス、アルゼンチン!!! いつもあなたと一緒に @leomessi!!!! あなたは信じられないくらい素晴らしい!!』と夫への愛と誇りを綴った。

さらに、今大会で6度目のワールドカップ出場を果たしたメッシの右袖には『FIFA World Cup Legacy MESSI』と記され、ゴールを祝う選手のシルエットが描かれた特別な金色のパッチが輝いていた。このパッチは、6大会に出場したクリスティアーノ・ロナウド、マヌエル・ノイアー、ルカ・モドリッチ、長友佑都といった限られたレジェンドのみが着用を許される特別なものである。

(via SPORT / Estadio Deportivo / Esport3 / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

イリア・トプリア初黒星の裏側、視力喪失の危機とマルク・マルケスの激励

UFCの舞台でジャスティン・ゲイジーに敗れ、キャリア初黒星を喫したイリア・トプリア。試合後、テレビ番組の司会者パブロ・モトスが病院に駆けつけ、トプリアの凄絶な状態を明かした。モトスによれば、トプリアは両方の眼窩骨や鼻を骨折しており、『目の骨折で目が内側に凹み、視力を完全に失っていた。1ラウンドから右目が見えず、左目も同じようになり、2ラウンドは盲目状態で戦っていた。まだ目を開けることができない』という状態だった。それでもトプリアは冗談を交え、『調子はどう?まあ、君よりはマシだよ』と気丈に振る舞い、『チャンピオンは倒れるとき、激しく倒れるんだよ』と語っていた。眼科医のカルロス・フェルナンデス=ベガは、『あの状態で戦い続けたのは本当のリスクだった。MMAはプロの試合でヘルメットが禁止されており、この種の衝撃を防ぐことはできない』と危険性を指摘している。

この敗戦を受け、元妻のジョルジナ・ウスカテギはInstagramで聖書の一節を引用し、『サウロは地面から起き上がったが、目は開いているのに何も見えなかった。キリスト教の伝統では、この失明は単なる肉体的な視力喪失以上のものとして解釈される。サウロが霊的に「盲目」であり、道を歩み続ける前に立ち止まって物事を別の見方で見る必要があったことを象徴している』『道、真理、命』と意味深な投稿を行った。

一方で、MotoGPで9度の世界王者に輝いたマルク・マルケスは、Instagramでトプリアの写真を添え、『頂点にいると、多くの人があなたが落ちるのを見たがる。落ちたとき、チャンピオンはなぜそこに到達したのかを証明するんだ』と熱い激励のメッセージを送っている。

(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)

ハーランド、母に捧げる異例のユニフォームネーム変更

ノルウェー代表のアーリング・ハーランドが、ワールドカップという大舞台でユニフォームの登録名を変更した。背中には従来の「Erling」ではなく、「Braut Haaland」と刻まれている。これは、ノルウェーの七種競技で国内チャンピオンに輝いた実績を持つアスリートであった母、グリー・マリタ・ブラウトへの深い敬意とオマージュである。

(via MARCA)

ティアゴ・アルマダ、アルジェリア戦での起用にアルゼンチンファンから批判殺到

アトレティコ・マドリードで低調なシーズンを送っていたティアゴ・アルマダが、アルジェリア戦でサプライズ先発を果たした。しかし、ボールタッチ43回、ドリブル成功0回、シュート1本、ロスト7回と目立った活躍ができず、55分にニコ・ゴンサレスと交代した。この起用とパフォーマンスに対し、SNS上ではアルゼンチンファンから激しい批判が殺到した。スタメン起用に対する驚きや、今後のグループステージでの先発落ちを強く望む声が溢れ返る事態となった。

(via ElDesmarque)

ムバッペやヤマルらの偽造ユニフォーム16トン、警察が大規模摘発

ワールドカップ開幕に合わせ、警察とユーロポール、インターポールが合同で大規模な偽造ユニフォームの摘発作戦を実施した。マドリード、バルセロナ、マラガ、アリカンテなどスペイン国内の15箇所で倉庫や市場が捜索され、キリアン・ムバッペやラミン・ヤマルなどの名前が入った偽造ユニフォームが6万6000着以上(総重量16トン)押収された。この作戦で知的財産権侵害の罪により95人が逮捕されている。これらの偽造品が市場に出回っていれば、闇市場で200万ユーロの収益を生み出し、公式の販売ルートには最大700万ユーロの損害を与えていたと試算されている。

(via MARCA)

マケレレ激怒「ボールに運んでもらう気か?」ムバッペへの辛口批判とフルートの約束

フランス対セネガル戦の前半、キリアン・ムバッペの低調なパフォーマンスに対し、DAZNで解説を務めていた元フランス代表のレジェンド、クロード・マケレレが激怒した。マケレレは放送中に『なんてことだ!何を求めているんだ?ボールにゴールの中まで運んでもらいたいのか?』と叫び、『ムバッペの問題は、すべてのボールを自分のものにしたがることだ。チームメイトとプレーすべきなのに、チームプレーをしていない』と個人プレーに走る姿勢を酷評した。

しかしムバッペは後半に2ゴールを奪って批判を封じ込めた。試合後には『復讐のためにプレーしているわけではない。もし批判を黙らせたいなら、80歳までプレーしなければならないだろう。私は自分の国のために最善を尽くすことだけに集中している』と語った。また、ゴール後にフルートを吹くジェスチャーを見せたが、これは米国の番組でフルートを上手く吹けなかった際、司会者のジェームズ・コーデンに対して「ゴールを決めたらこのジェスチャーをする」と約束していたためである。

(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)

W杯のキャンプ地を襲う毒蛇の恐怖、各国代表がパニック

アメリカで開催中のワールドカップで、ピッチ外の思わぬ脅威が選手たちをパニックに陥れている。ドイツ、スイス、ノルウェーの代表キャンプ地周辺で猛毒を持つマムシ(カパーヘッド)が出没しているのだ。ドイツ代表のヨシュア・キミッヒは『昨日、毒蛇を見た。噛まれたら病院に行かなければならない。蛇を踏んだら最悪な結果になる気がする。選手たちは歩く前に地面を見るようになっている』と恐怖を語った。これを受け、オーストリア代表はキャンプ地周辺での自転車練習を禁止し、スイス代表は蛇よけの専用エリアを設けるなどの緊急対策に追われている。

(via MARCA)

「Google翻訳で代表入り」カーボベルデ代表ロペスのユニフォーム交換秘話

アイルランド出身でカーボベルデ代表のセンターバックを務めるロベルト・ロペスは、異色の経歴を持つ。彼はプロ向けSNSのLinkedInを通じてカーボベルデ代表監督からポルトガル語でスカウトのメッセージを受け取った。最初はスパムだと思って放置していたが、Google翻訳を使って解読し、代表入りを決断したのだ。

スペイン戦で歴史的な引き分けを演じた後、ロペスは長年の「試合後にユニフォーム交換をしない」という自身のルールを破り、ミケル・オヤルサバルとユニフォームを交換しようと決意した。しかし、チームメイトが先に行ってしまったため断念。『これは運命じゃない、自分のスタイルじゃない』と思い直した彼は、『このカーボベルデのユニフォームは私の初めてのW杯のユニフォームだ。交換しなくてよかった。家に持ち帰るよ』と喜びを噛み締めた。

(via MARCA / Mundo Deportivo)

W杯デビューの40歳GKヴォジーニャ、SNSフォロワー1100万人超えと涙の背景

スペイン戦で数々のファインセーブを見せ、MVPに輝いたカーボベルデ代表の40歳GKヴォジーニャ。彼の活躍はSNS上で爆発的なバズを引き起こし、Instagramのフォロワー数は試合前の4万5000人からわずか24時間で1100万人以上に激増した。これはスペイン代表のスター選手たちのフォロワー数を軒並み上回る異常事態となった。

試合後、ヴォジーニャは感極まって涙を流した。その理由について彼は『子供の頃に育ててくれた祖父母がここにいられなかったから泣いた。数年前に亡くなったんだ。母もビザの問題と取得費用のため来られなかった。間に合わなかったんだ』と明かした。さらに『私は25歳までプロのサッカー選手ではなかった。子供の頃はこんなこと夢にも思わなかったが、18歳の自分に「すべては報われた」と言ってやりたい』と語った。カーボベルデ本国では、この引き分けをまるでW杯で優勝したかのように街中が熱狂して祝う様子がSNSで拡散されている。

(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

W杯史上最多、7組の兄弟選手が入り乱れる異例の大会に

今大会は参加国枠の拡大もあり、ワールドカップ史上最多となる7組の兄弟が出場している。さらに特筆すべきは、兄弟で別々の国を代表するケースが多発していることだ。イニャキ・ウィリアムズ(ガーナ)とニコ・ウィリアムズ(スペイン)、デジレ・ドゥエ(フランス)とゲラ・ドゥエ(コートジボワール)、デリック・ブロビー(ガーナ)とブライアン・ブロビー(オランダ)、ハリー・サウター(オーストラリア)とジョン・サウター(スコットランド)の4組が国を跨いで出場。一方で、リュカとテオのエルナンデス兄弟(フランス)、レアンドロとジュニーニョのバクーナ兄弟(キュラソー)、ラロスとデロイのドゥアルテ兄弟(カーボベルデ)は同じ国を代表して戦っている。

(via SPORT / Esport3)

故マラドーナの最期を看取った関係者が側近の洗脳を法廷で証言

ディエゴ・マラドーナの死を巡る裁判で、彼の最期を看取った依存症治療アシスタントのカルロス・コッタロが出廷し、衝撃の証言を行った。コッタロは、マラドーナの弁護士であるマティアス・モルラやアシスタントのマキシミリアーノ・ポマルゴら側近が彼を完全にコントロールしていたと告発。『彼らがディエゴの代わりに話していた。ディエゴの代わりに言われていた多くのことは、彼自身ではなく側近が言っていたことだ。電話も管理され、娘たちが彼に会えるかどうかもコントロールされていた』と証言した。コッタロ自身も、マラドーナの退院後すぐに側近から解雇されたという。

(via SPORT)

イラン代表選手が告発「疲労困憊だ」政治的理由による過酷な当日入国

ワールドカップに出場しているイラン代表の選手たちが、過酷な移動状況を告発した。米国とイランの政治的・軍事的な対立が影響し、イラン代表は米国国内に滞在することが許されず、メキシコに滞在しながら試合当日に米国へ日帰り入国することを強いられている。モハメド・モヘビは『昨日旅行を始め、朝直接トレーニングに到着した…私たちは疲れている。試合の2日前にここに到着するはずだったのに。これは公平ではないし、公平な競争が必要だ』と嘆いた。メフディ・タレミも『すべてが私たちにとって災難だ。公平ではないが、言い訳はしたくない。前を向いて残りの試合に希望を持っている』と悲痛な声を上げた。

(via ElDesmarque)

FCバルセロナ、AIが生み出した「カンプ・ノウの香り」の香水を発売

FCバルセロナは、人工知能(AI)を駆使して開発した新しいクラブ公式香水「Passionate」と「Timeless」の2種類を発売した。バルセロナを拠点とするスタートアップ企業Scircleへの投資から生まれたこのプロジェクトは、「さまざまな世代の何千もの感情を結びつける」ことを目的としている。香水には、ピッチの躍動感を表すシトラスノートに加え、刈りたての芝生の香り、伝統を伝える高貴な木の香り、そしてファンの情熱を表現するバニラの香りがブレンドされている。価格は20ミリリットルで60ユーロとなっている。

(via Esport3)

クリスティアーノ・ロナウド、150万ユーロの超高級別荘をマルベーリャに購入

クリスティアーノ・ロナウドが、スペインのコスタ・デル・ソルにあるマルベーリャの超高級住宅街「The Heights」に、150万ユーロ以上の価格で別荘を購入した。ラ・レシーナのゴルフコースに隣接するこの邸宅は、自然光を最大限に生かす現代的な建築で、オープンキッチンの広大なリビングや、地中海を一望できるプライベートテラスを備えている。敷地内には設備の整ったプライベートジム、映画館、複数の車両を収容できる巨大なガレージも完備されている。このエリアには格闘家のコナー・マクレガーも邸宅を構えている。

(via Mundo Deportivo)

パウ・ガソルが女子サッカーに5500万ユーロの歴史的巨額投資

元バスケットボールスペイン代表のパウ・ガソルが、自身の投資会社Gasol16 Venturesを通じて、スペインの女子プロサッカーリーグ(リーガF)に最大5500万ユーロを注入する投資プロジェクトに参加した。これは女子サッカーリーグに対する民間投資としては過去最大規模となる。このプロジェクトは、リーグの商業的発展、国際的なポジショニングの強化、参加クラブの長期的な持続可能モデルの構築を目的としている。ガソルはこれまでもWNBAやNWSLのベイFCなど、女子スポーツへの投資を積極的に行っており、NBAでの経験とネットワークを女子サッカーの発展に注ぐ構えだ。

(via Esport3)

ラミン・ヤマルのスパイクに国旗論争、モロッコ連盟会長が挑発

スペイン代表のラミン・ヤマルがカーボベルデ戦で着用したスパイクが、SNS上で大きな論争を巻き起こした。ヤマルのスパイクには自身の名前と共に、父親の出身国であるモロッコと、母親の出身国である赤道ギニアの国旗がプリントされていたが、スペインの国旗はなかった。これに対し、スペイン国内の一部から批判が上がった。同時に、ヤマルがモロッコ代表ではなくスペイン代表を選んだことを今も許していないモロッコのファンからも、モロッコ国旗を外せという批判が噴出した。この騒動を受け、モロッコサッカー連盟のファウジ・レクジャ会長は『ラミン・ヤマルとの決勝戦を見て、彼が正しい決断をしたかどうかを確認したい』と挑発的なコメントを発した。

(via Esport3)

ラファ・ミル、性的暴行で実刑判決、地元グラウンドの名前も剥奪の危機

セビージャのFWラファ・ミルに対し、若い女性への性的暴行と傷害の罪で懲役8年半の判決が下された。この事態を受け、彼の出身地であるムルシア州ハバリ・ヌエボの市議会は、2021年の東京オリンピック銀メダル獲得を記念して名付けられた「ラファエル・ミル・ビセンテ市営サッカー場」の名称を撤回する方針を固めた。スポーツ担当市議のミゲル・アンヘル・ノゲラは『最終的な判決が出るまで決定は下されないが、有罪となればハバリ・ヌエボのサッカー場の名前を変更しなければならない』と断言した。

(via ElDesmarque)

ガーナ代表トーマス・パーティ、性的暴行容疑でカナダ入国拒否

ガーナ代表のトーマス・パーティが、英国でのレイプ容疑で裁判を控えていることを理由にカナダへのビザ発給を拒否された。ガーナ外務省はこの決定を「極めて不当」と批判し、カナダ連邦裁判所に控訴したが棄却された。このため、パーティはトロントで開催されるパナマ戦に出場できず、米国に留まることになった。パーティは法廷に提出した声明で『私は何の犯罪でも有罪判決を受けていない。私は無罪を主張しており、無罪のままだ』と訴えたが、カナダ当局は入国管理の決定はワールドカップとは無関係に個別に行われるとしている。

(via MARCA)

ベルナルド・シウバのバルサ極秘訪問、幻に終わった年俸600万ユーロの契約

レアル・マドリードへの移籍が決まったベルナルド・シウバだが、実はわずか1ヶ月前にバルセロナを極秘訪問していた。彼は法律事務所で専門家を交え、FCバルセロナとの契約内容を詳細に検討しており、年俸約600万ユーロという大幅な減俸を受け入れてでもバルサでのプレーを望んでいた。しかし、バルサ側が絶対的なスタメンを保証しなかったことや、クラブの優先順位が彼になかったことで交渉は停滞。最終的にジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリードの監督に就任したことが決定打となり、彼はマドリード行きを選択した。

(via SPORT)

「プールの少年」ネットミームの残酷な代償、いじめ被害からの再起

2012年にテレビのインタビューで「落ち着きが一番求められている」「他のプールに行くとパンチート(中南米系への蔑称)やキューバ人ばかり」と発言し、スペイン中でバイラルミームとなったテルエルの少年アルバロ・ムニョスさん。現在26歳となった彼は、当時の発言が前日に聞いた会話の切り取りであったことを明かし、その結果、学校や街でひどいいじめに遭い、殺害予告まで受けた過酷な過去を告白した。『あまりのいじめに、いなくなってしまおうかと考えた時期もあった。最初の5年間は外に出られなかった』という。現在は闘牛の場内アナウンサーとして働きながら農業生産の学位を取得中で、『時間を戻せるなら、自分をひっぱたいて「なんてくだらないことを言っているんだ」と言うだろう』と語り、自虐的に笑えるまでに立ち直っている。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ワールドカップの熱狂の裏で、メッシの涙やトプリアの悲劇的な敗戦、さらにはW杯キャンプ地を襲う毒蛇騒動やイラン代表の政治的要因による過酷な移動など、ピッチ外でのドラマが数多く繰り広げられた。また、偽造ユニフォームの大規模摘発や、選手の過去の言動に端を発する法的なトラブルやネットいじめの後日談など、サッカー界を取り巻く社会的な問題も浮き彫りとなっている。