守護神アルバロ・バジェスの胸中

レアル・マドリード戦でキリアン・エムバペのPKを止めて勝利のヒーローとなった守護神アルバロ・バジェスが、ついに憧れのチャンピオンズリーグの舞台へ足を踏み入れる。

初めて立つ最高峰の舞台に向けて、バジェスは『多くの選手にとって今回が初めてのチャンピオンズリーグであり、ロッカー室はものすごく興奮していて、早く試合を始めたくてたまらない様子だ。ヨーロッパ、そして国際舞台におけるこの大会の重要性を理解しているし、全力を尽くして最高の姿を見せたい。自分たちに限界を設ける必要はない。初戦から勝ち点を積み重ねていくことが大切だ』と、無限の野心と意欲をみなぎらせている。

彼がかつてベティスがチャンピオンズリーグに出場した21年前を振り返った言葉には、並々ならぬ想いが込められている。

『当時はまだ7歳か8歳の小さな子供で、あまりはっきりとは覚えていない。物心がついたあとに当時のビデオをたくさん見た。自分が小さかった頃、憧れの選手たちがその特別な試合で戦っているのを見たときと同じ無邪気な子供のようなワクワクした気持ちを抱いている。今度は自分がピッチに立ち、あの夜を再現し、さらに良い結果を残して、このクラブで歴史を作り続けたい』と熱く語っている。

また、今回はキリアン・エムバペの弟であるリールの19歳MFイーサン・ムバッペとの対決を控えていることについて、ユーモアを交えてこう話した。

『明日、彼の弟と対戦することはもちろん意識している。彼はリールの攻撃陣の中で非常に技術が高く、素晴らしいクオリティを持った重要な選手だ。マドリー戦と同じように勝利という結果を再現できたら嬉しい。でも、今度はPKが蹴られない方がもっといいね(笑)』

対戦相手リールのベテラン、オリヴィエ・ジルーについても、コーチ陣とともにビデオ分析を徹底しているという。

『対戦相手のストライカーの特徴や強み、弱みは完璧に分析している。ジルーについては、あの大きな体格と圧倒的な身体能力の高さが非常に脅威であり、何としても彼らの攻撃を食い止めたい』と、守備の要としての引き締まった表情を見せた。

なお、レバンテ戦で5失点を喫したことについては悔しさを滲ませつつも、チームの結束を強調している。

『1失点だろうが5失点だろうが、ゴールを決められるのはキーパーとして本当に腹立たしい。ただ、キーパーが失点を防いでチームを最大限助けるのが私の仕事であり、フットボールはチームスポーツだ。勝つのも負けるのも全員の責任。失点数に関係なく、グループとしてどう戦うかが何よりも重要だ』と語り、チームへの揺るぎないコミットメントを示した。

(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo / SPORT)