緑白の戦士テジョの現役引退
かつてレアル・ベティスでその快速を活かしてスタジアムを沸かせ、サポーターに愛された快速ウイング、クリスティアン・テジョが35歳でプロサッカー選手としての現役引退を正式に表明した。
バルセロナの下部組織で育ち、ポルトやフィオレンティーナといった欧州の一流クラブを渡り歩いた後、テジョはかねてからの念願であったレアル・ベティスへの移籍を果たした。彼の父親が熱烈なベティスファンであったこともあり、クラブとの間には家族ぐるみの非常に深い絆が存在していた。
テジョは自身のSNS上で公開した引退のメッセージビデオの中で、16年間に及ぶキャリアへの感謝を次のように感動的に表現している。
『プロサッカー選手として別れを告げる、本当に辛い日がやってきた。人生において、自分が最も愛するフットボールをこれほど長い間、16年もの間、最高峰のレベルで楽しむことができるなんて夢にも思っていなかった。フットボールは、歴史に名を残す偉大な選手たちとともに過ごしたユニークな瞬間を私にプレゼントしてくれた。自分は本当に選ばれた特権的な人間だったと思う。すべての旅、過ごした都市、所属したすべてのチーム、決めてきたゴール、アシスト、手にしたタイトル、および仲間との祝福、そのどれもが私の心の中に永遠に刻まれている』
彼はキャリアを通じて通算512試合に出場し、91ゴールを記録。その中でも特に、2022年にベティスの一員として勝ち取ったコパ・デル・レイの戴冠は、彼自身の心の中で最も誇らしく、最大のハイライトとして輝き続けている。
『ベティスで味わったあの信じられないような凄まじいプレッシャーや緊張感で、正直なところ恐怖を覚えることもあった。しかし、そうした困難な経験こそが私を精神的に大きく成長させ、今の人間としての私を形作ってくれた』と、ベティスで過ごした激動の日々を愛情たっぷりに振り返っている。
(via Estadio Deportivo)