【今回のラインナップ】
✅ カディス:ルーカス・ペレスの加入が目前、セウタ戦で必勝を期す
✅ レガネス:17位と苦しむ降格組、ルイス・アスエを獲得しマラガと激突
✅ スポルティング・ヒホン:ホームでのデポルティーボ戦は前代未聞の厳戒態勢
✅ カステリョン:未勝利の泥沼も6位を死守、カラトラバ不在でスエロの左足に託す
✅ アルバセテ:熱狂必至のホームでカステリョンを迎え撃つ
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ:退団騒動の余波とアウェー大挙動員
✅ ブルゴス:コルドバを粉砕し、勝ち点50で7位と昇格プレーオフを猛追
✅ サラゴサ:残留に向け指揮官がホーム全勝宣言、サイドゥが台頭
✅ ラシン・サンタンデール:首位を快走、「統制されたカオス」でサラゴサへ
✅ テネリフェ:バジェスの活躍で2位との差を拡大、タラベラ戦へ
✅ オサスナ・プロメサス:テネリフェに敗北も次戦での巻き返しを狙う
✅ タラベラ・デ・ラ・レイナ:降格圏脱出を懸けテネリフェと対峙
✅ アルメリア:自動昇格へ向け、ホームの利を活かしサンセと激突
✅ レアル・ソシエダB(サンセ):主力欠く苦しい台所事情でアルメリアに挑む
✅ マラガ:昇格争いへ好調キープ、ホームでレガネスを迎え撃つ
✅ コルドバ:泥沼6連敗で12位後退、負傷者多数の緊急事態でミランデス戦へ
✅ ミランデス:最下位も前節劇的勝利で息を吹き返す、若手バウサが牽引
✅ セウタ:野戦病院状態でカディス戦へ、レガネス戦の大敗から立て直しを図る
✅ グラナダ:昇格候補の意地を見せ、ホームでウエスカと激突
✅ ウエスカ:残留へ勝ち点確保が至上命題、レジェンドも苦境を憂慮
✅ ラス・パルマス:自動昇格へ4点差、ビエラら欠くもサンドロが復帰
✅ エイバル:要塞イプルーアでラス・パルマスと死闘
✅ バジャドリード:残留ラインの瀬戸際、ミランデスに痛恨の逆転負け
✅ アンドラ:降格圏で苦しいサバイバル、最終節まで続く過酷な日程
■【カディス】
ルーカス・ペレスの加入が決定的な状況となっている。フェイエノールトを退団して無所属となっていた彼に対し、過去の所属クラブであるカディスが正式にオファーを出した。セルヒオ・ゴンサレス監督やマヌエル・ビスカイノ会長との非常に良好な関係が交渉を後押ししている。今節は中盤を中心に多くの欠場者を抱えるセウタと対戦予定であり、昇格に向けた勝ち点を積み上げる絶好のチャンスとなっている。(via SPORT)(via Estadio Deportivo)
■【レガネス】
イゴール・オカ監督率いるチームは第31節を終えて17位(勝ち点37、9勝10分12敗)と、1部からの降格組としては非常に苦しいシーズンを送っている。直近のセウタ戦ではディアワラ、フアン・クルス、そしてゴンサロ・メレロ(2得点)の活躍で5-2と大勝し、降格圏と6ポイント差に広げた。プレーオフ圏内からは13ポイント離れており、まずは残留を確定させることが最優先事項である。今節は好調のマラガとアウェーのラ・ロサレダで対戦するが、ギニア代表に招集されたシセが欠場し、代わりにメレロが中盤に入ることが予想されている。冬の市場ではルーカス・ペレスにオファーを出したものの、マドリード近郊でのプレーを望んでいた彼に拒否され、代わりにルイス・アスエを獲得している。最終節には残留を争うアンドラとの直接対決も控えている。(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホン】
今節ホームのエル・モリノンで行われるデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦は「高リスク試合」に指定され、前例のない厳戒態勢が敷かれている。クラブがアウェー向けに用意した570枚のチケットを大幅に上回るデポルティーボの急進的サポーターが自家用車で来場すると見込まれ、警察の特別介入部隊(UIP)や爆発物処理班(Tedax)、警察犬部隊などが動員される。安全確保のため、アウェー席付近の一般チケット販売も厳しく制限されている状況だ。過去にはルーカス・ペレスの獲得を打診されたが、クラブ側が拒否した経緯もある。(via SPORT)
■【カステリョン】
現在勝ち点50でブルゴスと並び、プレーオフ圏内の6位を死守している。しかし、第26節のデポルティーボ戦での勝利(当時33年ぶりに単独首位浮上)を最後に、直近5試合は2分3敗と未勝利の泥沼に陥っている。次節のアウェー・アルバセテ戦では、ドグラス・アウレリオ、ブライアン・シペンガ、アワー・マビル、アレックス・カラトラバら主力に欠場者が続出している。カラトラバの欠場により、イスラ・スエロの先発が確実視されている。スエロは今季1000分未満の出場ながら5ゴール5アシストを記録しており、彼が先発した直近2試合(バジャドリード戦、デポルティーボ戦)は全勝している。得意の左足のカーブをかけたクロスが大きな武器として期待されている。月曜日のカルチュラル・レオネサ戦でもそのクロスから同点弾を演出した。サポーター団体「Fedpecas」がバスを手配し、約700人以上のファンが敵地へ駆けつける見込みだ。(via SPORT)
■【アルバセテ】
ホームのカルロス・ベルモンテでカステリョンを迎え撃つ。一般向けチケットの販売が開始されると、クラブの公式ウェブサイトが一時ダウンするほどの盛況ぶりを見せた。約700人以上のカステリョンサポーターが来場する見込みであり、スタジアムは熱狂的な雰囲気に包まれることが予想される。(via SPORT)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
1月に経営陣との対立が原因でルーカス・ペレスが退団するという大きな激震が走った。今節はスポルティング・ヒホンとアウェーで激突する。熱狂的なサポーターが大量に現地入りするため、両クラブのファン同士の衝突を防ぐべく、警察の特別部隊が出動するほどの厳重な警備態勢が敷かれることになっている。(via SPORT)
■【ブルゴス】
カステリョンと勝ち点50で並び、得失点差などで7位につけている。昇格プレーオフ圏内を巡る激しい争いを繰り広げており、直近ではコルドバを4-0で粉砕する圧倒的なパフォーマンスを披露した。(via SPORT)(via MARCA)
■【サラゴサ】
想定外の残留争いに巻き込まれる苦境に立たされている。ダビド・ナバロ監督は、前節アウェーのデポルティーボ戦での敗北を「決勝を落とした」と重く受け止めつつも、これを反発力に変えると強調した。今節はホームのイベルカハ・スタジアムで首位ラシン・サンタンデールを迎え撃つが、指揮官は「ホーム残り6試合に全勝すれば残留できる」と力強く断言している。中盤で急成長中の若手サイドゥについては「1部レベルの身体能力と技術、ボール運びのセンスがある」と大絶賛し、前線のケナン・コドロのポストプレーやライン間での貢献度も高く評価している。懸念されたエル・ヤミクの打撲も回復し、試合には間に合う見込み。地元特有の強風(シエルソ)の中でのトレーニングで環境への適応も完了している。クラブOBのチェチュ・ドラドも、現在の苦境を心配し残留を強く願っている。(via AS)(via SPORT)
■【ラシン・サンタンデール】
現在リーグ首位を快走し、3シーズン連続で上位争いを演じている。イニゴとアンドレスが攻撃のキーマンとして試合を決定づける能力を見せつけている。チームの戦術は「統制されたカオス」と評されており、相手を混乱の渦に巻き込みながらも自陣の組織を完璧に保つという高度なスタイルで、次節サラゴサとのアウェー戦に臨む。(via AS)
■【テネリフェ】
冬の移籍市場でウニオニスタスから加入したガストン・バジェスがここまで3ゴールを挙げ、チームメイトのアルゼンチン人ディ・レンソと外国人最多得点争いを繰り広げるなど躍動している。エンリクやデ・ミゲルといったFW陣とも似たプレースタイルで、良好な連携を構築している。前節のオサスナ・プロメサス戦では試合内容に課題を残したものの、勝利を収めて2位との勝ち点差を広げることに成功した。次節はアウェーでタラベラ・デ・ラ・レイナと対戦する。(via AS)
■【オサスナ・プロメサス】
前節はテネリフェと対戦し敗北を喫した。チームのパフォーマンス自体はテネリフェを苦しめる場面もあったが、結果に結びつかなかった。次戦での巻き返しが求められている。(via AS)
■【タラベラ・デ・ラ・レイナ】
降格圏からの脱出を懸け、次節はホームでテネリフェと対戦する。相手チームの警戒度は高く、決して簡単な試合にはさせないという強い意志を持っている。(via AS)
■【アルメリア】
自動昇格圏内を巡る熾烈な争いの渦中にある。今節はホームでレアル・ソシエダB(サンセ)と対戦する。負傷者を抱えながらも、ホームの圧倒的な利を活かして勝ち点3の奪取を狙っている。相手のサンセ監督からは「1部レベルの攻撃陣を擁し、非常に得点力が高い」と最大級の警戒を受けている。(via Estadio Deportivo)(via Mundo Deportivo)
■【レアル・ソシエダB(サンセ)】
ヨン・アンソテギ監督率いるチームは、残留を早急に確定させるため、アウェーで強豪アルメリアに挑む。ベイティアとキタがトップチーム昇格のため欠場し、オチエングもケニア代表招集で不在という苦しい台所事情だが、出場停止明けのカレラとバルダが復帰し、総力戦で勝ち点奪取を目指す。(via Mundo Deportivo)(via Estadio Deportivo)
■【マラガ】
フアンフラン・フネス監督の指導のもと、チームは絶好調を維持している。ホームのラ・ロサレダでレガネスを迎え撃つ。プレーオフ進出や自動昇格の夢を繋ぐためには、ホーム残り5試合での確実な勝ち点獲得が絶対条件となっており、士気は非常に高い。(via SPORT)
■【コルドバ】
深刻な危機に瀕している。現在6連敗中で12位(勝ち点41)まで急降下し、直近ではブルゴスに4-0で大敗を喫した。イバン・アニア監督は、ホームのヌエボ・アルカンヘルでミランデスと対戦するが、ミランデスにはホームで一度も勝ったことがないという不吉なジンクスがある。さらに、GKのカルロス・マリン、DFのフォメジェム、トリジ、フアン・マリア・アルセドが負傷欠場し、ダニ・レケナもU-21スペイン代表招集で不在という野戦病院状態に陥っている。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via SPORT)
■【ミランデス】
アレッシオ・リスチ監督率いるチームは現在22位(最下位、勝ち点27)と絶望的な状況だが、前節バジャドリード戦でカルロス・フェルナンデスの劇的なゴールにより2-1の逆転勝利を収め、残留ラインまで9ポイント差に迫った。エスパニョールからレンタル中の21歳MFラファ・バウサが中心選手として大車輪の活躍を見せている。1試合12km以上を走る驚異的な運動量を誇り、今季27試合に全試合先発出場、3ゴール2アシストを記録。シュート数もリーグMF部門で6位(1試合平均1.41本)につけている。同じくエスパニョールからレンタル中のハビ・エルナンデスと共にチームを牽引する。今節コルドバ戦では、アルベルト・マリとパブロ・ロペスが負傷欠場する。(via Mundo Deportivo)(via MARCA)(via SPORT)
■【セウタ】
中盤を中心に多くの欠場者を抱える厳しい台所事情の中、ホームでカディスと対戦する。直近のレガネス戦では5-2で大敗を喫しており、守備の立て直しと疲労回復が急務となっている。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)
■【グラナダ】
昇格候補としての地位を強固なものにするため、ホームのロス・カルメネスでウエスカと対戦する。両チームの過去の対戦成績は拮抗しており、厳しい戦いが予想されるが、ホームの利を活かして確実に勝ち点3を積み上げたいところだ。(via Estadio Deportivo)
■【ウエスカ】
直近の試合で痛恨の躓きを見せており、降格圏の争いに巻き込まれないためにもグラナダ戦での勝ち点確保が至上命題となっている。チームのレジェンドであるチェチュ・ドラドも、現在の状況を心配し残留を強く願っている。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)
■【ラス・パルマス】
ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督率いるチームは現在5位につけ、自動昇格圏までわずか4ポイント差に迫っている。今節はアウェーのイプルーアでエイバルと対戦する。キャプテンのホナタン・ビエラ(負傷)、マルビン・パーク(負傷で4試合連続欠場)、ロレンツォ・アマトゥッチ(出場停止)、フアンマ・エルソグ(U-21スペイン代表)の4名が欠場する痛手だが、イバン・ヒルがメンバー入りし、サンドロ・ラミレスも復帰する。サンドロは2023年5月に同スタジアムで決勝ゴールを決めた実績があり、大黒柱としての活躍が期待されている。(via SPORT)
■【エイバル】
自動昇格に向けて負けられない戦いが続くラス・パルマスを、要塞イプルーアで迎え撃つ。(via SPORT)
■【バジャドリード】
現在、残留ラインの瀬戸際に位置しており、前節は最下位のミランデスを相手に2-1で痛恨の逆転負けを喫した。この敗戦がチームに与えた精神的ダメージは計り知れず、早急な立て直しが求められている。(via MARCA)
■【アンドラ】
降格圏に沈んでおり、息の詰まるようなサバイバルレースを強いられている。最終節にはレガネスとの直接対決を残すなど、最後まで目の離せない厳しいスケジュールが待ち受けている。(via SPORT)
【本日の総括】
首位ラシン・サンタンデールが「統制されたカオス」で盤石の強さを見せる一方、自動昇格枠とプレーオフ圏内を巡る争いは激しさを増している。テネリフェ、ラス・パルマス、アルメリア、グラナダ、マラガらが勝ち点を積み上げ、カステリョンとブルゴスが熾烈な6位争いを展開。下位に目を向けると、最下位ミランデスの劇的勝利が残留争いに火をつけ、サラゴサ、レガネス、バジャドリードといった元1部クラブが生き残りをかけた泥沼の戦いに巻き込まれている。代表ウィークによる主力の離脱(シセ、オチエング、レケナ、エルソグら)が各チームの戦力に直結しており、今節の結果がリーグ終盤の勢力図を大きく塗り替えることになりそうだ。
