エスタニス・ペドロラの獲得と正式発表

サンプドリアからエスタニス・ペドロラ(間もなく8月24日に23歳を迎える22歳)の獲得が合意に達し、クラブから正式に発表されました。契約期間は2030年6月までの4シーズンとなります。移籍金は90万ユーロでクラブの権利の一部を取得する形となりました。バルセロナの下部組織出身である同選手ですが、バルセロナは将来の移籍におけるキャピタルゲインの50%を保有していたものの、今回の移籍金がサンプドリアが以前支払った300万ユーロを下回ったため、バルセロナ側に利益は発生しません。

発表前にはクラブの公式YouTubeチャンネルでペドロラのプレゼンテーションのカウントダウンが誤って公開されるハプニングがあり、事実上のフライング発表となっていました。その後、夕食時にドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をモチーフにした見事な動画で正式に発表されています。

ペドロラはすでに日曜日、オビエドの遠征隊がドイツでの試合からバルセロナ経由で戻るのと同じフライトでアストゥリアスに到着しました。月曜日の朝には練習施設を訪れており、メディカルチェックを終えた後、すぐにフリアン・カレロ監督の指揮下でトレーニングに参加する予定です。

ネイマールを目標とするペドロラは、これまでサンプドリアで個別トレーニングを行っていたため、状態を整えていく必要があります。左サイドでチャイラとポジションを争うことになりそうですが、1対1の強さ、才能、大胆さで指揮官の計画において重要な役割を担うと期待されています。昨季後半のラス・パルマスへのレンタル移籍(18試合で4ゴール1アシストを記録しプレーオフ進出に貢献)での活躍が評価されており、今夏獲得を狙っていたラス・パルマスをオビエドが制した形となりました。これでペドロラは今夏13人目の新戦力となります。

(via SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque, Esport3, MARCA)

新戦力の顔ぶれと補強の現状

今夏の移籍市場でオビエドは大規模な再編を断行しており、陣容はほぼ完成しつつあります。これまでに加入した12人は、パブロ・サエンス、ユネス・ラシャブ、ハコボ・ゴンサレス、アイサル・アフメド、サム・ロドリゲス、ビクトル・ミンゴ、アリツ・アルダソロ、アレクサンドル・イスファン、クリス・ラモス(月曜日にプレゼンテーションを実施)、フアン・クルス、カルロス・フェルナンデス、ダニ・ビジャエルモサとなっており、ここにペドロラが加わりました。

ダビド・フェルナンデスがスポーツディレクターとして主導する体制のもと、残る補強ポイントは、コスタスやカルボと競争できるセンターバックのみと見られています。アルゼンチン人DFケビン・ロモナコの獲得に動いていますが、これを実現するには大口の売却が必要な状況です。そのため、ワールドカップ帰りのハイセム・ハッサンの売却が今夏の大きな目標となっています。また、戦力外となっているパラキヴも放出候補の筆頭です。

(via SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque, Esport3, MARCA)

アントニオ・サンチェス獲得への関心

守備陣とは対照的に、中盤と前線には多くの新戦力が加わりましたが、オビエドは中盤の最後のピースとしてRCDマジョルカのアントニオ・サンチェス(29歳)の獲得を真剣に検討しています。アルベルト・レイナが残留し、アイサル、アルダソロ、ユネス、ビジャエルモサが加わった中盤ですが、サンチェスが加わればさらなる選択肢と厚みがもたらされます。

スペインのトップリーグで150試合以上の経験を持つこと、そしてマジョルカとの契約が残り1年となっており、交渉においてマジョルカ側が強気に出られない状況であることが大きな魅力となっています。ただし、同選手にはカディスCFやUDラス・パルマスといった2部の有力クラブも関心を寄せており、オビエドが獲得するには彼らとの競争に勝つ必要があります。

(via ElDesmarque, SPORT)

ホアキン・デルガドのサラゴサへの放出の可能性

前線の補強が進んだことで、FCバルセロナのBチームから復帰したセビージャ出身の若手FWホアキン・デルガドが、フリアン・カレロ監督の構想外となりました。この状況を受けて、現在プリメーラRFEFでの新たなプロジェクトに向けて理想的なストライカーを探しているレアル・サラゴサが、デルガドの獲得についてオビエドに接触しています。

サラゴサのラロ・アランテギSDは、当初狙っていたヘスス・デ・ミゲルの負傷(恥骨炎)などを懸念し、代替案としてデルガドに白羽の矢を立てました。オビエドの攻撃陣はクリス・ラモス、カルロス・フェルナンデス、アレクサンドル・イスファンが残留確実であり、新戦力ビクトル・ミンゴとデルガドのどちらかが退団することになると見られていました。交渉はまだ初期段階ですが、1部昇格を争うクラブへの移籍であり、デルガド自身にとっても出場機会を得られる重要なステップになる可能性があります。

(via ElDesmarque)

フリアン・カレロ監督がSNS引退を宣言

就任から2ヶ月足らずのフリアン・カレロ監督が、SNSでの投稿やコメントを一切やめるという劇的な決断を下しました。同監督はブルゴス、アルコルコン、カルタヘナ、レバンテ時代から、試合後の率直な感想やポジティブなメッセージでファンと交流し、自身の人生哲学を伝える場としてSNSを積極的に活用してきました。

しかし、移籍市場の喧騒の中、オビエドを最高のチームにするため、沈黙と仕事、そしてサッカーのみに集中することを選択しました。監督はSNS上で以下のようなメッセージを残してアカウントの更新を停止しています。

『これからは、私の全エネルギーを本来あるべき場所に注ぎます。心から、皆さんのために。時には沈黙こそが最良のメッセージであり、コミットメントの形でもあります。今日から、私はSNSでの投稿やコメントをやめます。これは私の全エネルギー、時間、そして集中力を愛するレアル・オビエドのみに捧げるためであり、本当に重要な目標から焦点をそらす可能性のあるいかなる解釈も避けるためです。皆さんの愛情と理解に感謝します。私が最も好きな場所…サッカースタジアムでお会いしましょう』

(via ElDesmarque)

プレシーズンの状況と今後のスケジュール

チームはドイツのニュルンベルクでの第4戦となる夏の親善試合を終えて帰国しました。この試合は現在までのところプレシーズン唯一の敗戦となっています。

月曜日の朝、エル・レケソンの第4グラウンドと第5グラウンドに分かれて激しいトレーニングセッションが行われ、新シーズンに向けた最終週がスタートしました。このセッションには、負傷中のブランドン、イリッチ、チャイラ、ワールドカップから合流したばかりのハッサン、そして退団濃厚なパラキヴは参加しませんでした。

今後のスケジュールとして、8月5日(水)にカルロス・タルティエレでラシン・サンタンデールとの親善試合が予定されており、これが新戦力ペドロラの実力を測る試金石になると見られています。また、ラ・リーガ第4節のホーム、ブルゴス戦の日程が正式に発表され、9月6日(日)の16時15分キックオフに決定しました。

(via SPORT, ElDesmarque)

オビエドに関連するその他の情報

オビエドに過去所属した選手や、他クラブの動向に関する話題です。

現在ビジャレアルに所属し、スポルティング・ヒホンが獲得を狙っているアレックス・フォレスについて、昨季はオビエドにレンタル移籍していたものの、出場した19試合のほとんどが終盤のわずかな時間での途中出場であり、控え中心でかなり地味なシーズンを過ごしていたことが報じられています。

また、現在レアル・ソシエダからの退団が噂されているハビ・ロペスも、過去にオビエドで実りあるレンタル期間を過ごしていました。デポルティボに新加入したGKレオ・ロマンも、かつてオビエドでレギュラーとして42試合に出場し、14回のクリーンシートを達成した実績を持っています。

その他、デポルティボのプレシーズン情報の中で、チャーリー・パティーニョがサン・ラサロ戦は欠場したものの、その後のオビエド戦などには全て出場したことが記されています。

(via SPORT, ElDesmarque, Estadio Deportivo)

【本日の総括】

エスタニス・ペドロラの獲得が正式発表され、夏の積極補強は13人目に到達。チーム編成は最終段階に入り、残すはセンターバックの確保とハッサンらの売却のみ。カレロ監督がSNSを断ってサッカーに全集中する中、中盤の要としてアントニオ・サンチェス獲得の噂も浮上し、開幕に向けたチームの士気は最高潮に達しています!