アレハンドロ・レゴが2030年までの長期契約にサイン

アスレティック・ビルバオは、夏の移籍市場が開く前に解決すべき課題の一つであったアレハンドロ・レゴとの契約延長を正式に完了させました。23歳になったばかりのカンテラーノである同選手に対し、クラブは一方的に2シーズンの契約延長を行えるオプションを保持していましたが、今回はその権利を行使せず、双方が改めて話し合いの席を設けました。結果として、少なくとも2030年6月30日までの4シーズンにわたる新たな契約を結ぶことで合意に達しています。

この契約については数日前の時点で既に基本合意が伝えられていたものの、ボーナスなどの変動給を含む経済的条件の調整に時間がかかっていました。レゴには来季のプロジェクトに向けた即戦力として他クラブからの関心や獲得オファーも届いていましたが、彼の最優先事項は常にアスレティック・ビルバオとの合意であり、数週間前から長くクラブに留まりたいという強い希望を口にしていました。サン・マメスで行われたサインの場には、ジョン・ウリアルテ会長とサッカー部門ゼネラルディレクターのミケル・ゴンサレスが同席しました。

SDインダウチュでサッカーを始め、サントゥチュFCを経てカデテ年代でレサマに加入した長身ミッドフィールダーのレゴは、クラブ内で着実にステップアップを遂げてきました。2シーズン前にビルバオ・アスレティックでブレイクを果たしたことが引き金となり、昨夏にエルネスト・バルベルデ監督の指揮するトップチームへの昇格を勝ち取りました。

トップチームでのデビューイヤーとなった今シーズン、レゴはチームにとって数少ないポジティブなニュースの一つとなりました。開幕戦であるサン・マメスでのセビージャ戦の終盤にトップチームデビューを飾ると、ベニャト・プラドスの負傷によって生じたチャンスを掴み、チーム内での居場所を確立しました。最終的に公式戦41試合、合計2,058分間プレーし、チャンピオンズリーグではチーム内で唯一全8試合に出場したフィールドプレーヤーとなっています。アーセナル戦でも出場機会を得たほか、マジョルカ戦では勝ち点3をもたらすトップチーム初ゴールも記録し、エリートレベルでの第一歩を力強く踏み出しました。

(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

契約延長に関するレゴとディレクターの熱いコメント

今回の契約延長に伴い、レゴは自身のあふれる思いを言葉にしています。

『SDインダウチュでの初期の頃や、サン・マメスを振り返っていつかあそこでプレーできたらと夢見ていた日々を私は決して忘れません。夢は情熱と努力という公式によって叶うものです。私はこれで満足しているわけではなく、このエンブレム、このチームとともにもっと多くのことを成し遂げたいと思っています』

さらに、クラブからの期待に応える覚悟を次のように語りました。

『クラブが私を信頼してくれているのを見るのは誇りであり、この信頼にお返ししたいと強く思っています』

また、サッカー部門ゼネラルディレクターのミケル・ゴンサレスも、レゴの現在と未来への投資としての価値を高く評価し、以下のように称賛しています。

『彼はトップチームでのデビューイヤーに40試合以上に出場し、過去数シーズンにレサマで生み出された期待を確かなものにしてくれました。彼は、見つけるのが難しいプロファイルのミッドフィールダーとしての条件とポテンシャルを備えています』

(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

前日のユーリ契約延長からの連続発表

レゴの契約延長が発表される前夜、クラブの公式SNSでは一足先にユーリの契約延長が発表されていました。その投稿には「続く…」というメッセージが添えられており、ファンへの予告となっていました。そして翌朝、レゴのサインが発表されたことで、チームの主力選手たちの契約延長が連続して行われる形となりました。

(via MARCA)

エディン・テルジッチ新監督の就任と激化する中盤のポジション争い

クラブは新たな指導者として、ドイツ人のエディン・テルジッチを新監督に招聘しました。ボルシア・ドルトムントのベンチを去って以来、数シーズンにわたってチームの指揮から遠ざかっていたテルジッチ監督ですが、スペインのサッカー界に新しいアイデアをもたらす存在として注目されており、他クラブもそのトレンドを取り入れようとするほど高く評価されています。

エリートレベルでの第一歩を刻み、クラブの期待に見事に応えたレゴですが、来季はテルジッチ新監督のもとで再びポジションを勝ち取るための厳しい戦いが待っています。ミッドフィールダーのポジションには、ハウレギサル、ルイス・デ・ガラレタ、ベニャト・プラドス、レゴ自身、ベニャト・ヘレナバレナ、ペイオ・カナレスといった実力者たちが揃っており、非常に競争の激しいエリアとなっています。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

若き才能アレハンドロ・レゴが2030年までの長期契約を結び、クラブと相思相愛の形で未来への誓いを立てました。新しく就任したエディン・テルジッチ監督のもと、激しい中盤のポジション争いが予想される来シーズンに向けて、アスレティック・ビルバオの陣容が着々と固まりつつあります。