守護神テア・シュテーゲンのアヤックス電撃レンタル移籍が正式発表
アヤックスは、バルセロナの守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを2027年6月までの期限付き移籍で獲得したことを公式発表しました。この移籍における最も大きなポイントは財政面であり、バルセロナが彼の年俸の85%に相当する約1700万ユーロを負担することで合意に達しました。
テア・シュテーゲンはバルセロナで通算21個のタイトルを獲得し、外国人選手としてはリオネル・メッシに次ぐ歴代2位の423試合に出場した偉大なレジェンドですが、近年の度重なる怪我と、ハンジ・フリック新監督がジョアン・ガルシアを正守護神に固定した方針により、出場機会を失っていました。新天地では、昨季後半にレンタル移籍していたジローナで指導を受けた恩師ミシェル・サンチェス監督とアムステルダムで再会することになります。ジローナではデビュー戦直後に左太もも裏を負傷し、わずか2試合の出場でシーズンを終えてワールドカップも欠場するという悪夢を味わいましたが、ミシェル監督は彼の能力を今でも高く評価しており、今回の移籍を熱望していました。
この移籍決定に際し、右膝の靭帯断裂により3〜4ヶ月の離脱を強いられているフレンキー・デ・ヨングが、かつて自身も所属したアヤックスへと向かう戦友に向けて心温まるビデオメッセージを贈りました。デ・ヨングは『アヤックスのファンやクラブの人々は本当に素晴らしい。君を僕の時のように温かく迎えて大切にしてくれるはずだ。何か知りたいことがあればいつでも電話してほしい』とエールを送り、テア・シュテーゲンはこれに対し『フレンキーは他のオランダ人のようにいつも誠実でストレートだから、そう言ってもらえると本当に安心するし心強いよ』と深い感謝を返しました。(via SPORT)
去就が揺れるフェラン・トーレスがアメリカで心境激白 クラブに警告と帽子騒動の釈明
ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で、延長106分にスペインを世界王者に導く劇的な決勝ゴールを決めたフェラン・トーレス。祝勝会でドナルド・トランプのスローガンをもじった「Make Spain Great Again」の赤い帽子を被った姿がホワイトハウスやトランプ本人からSNSでリアクションされるなど世界的な大騒動に発展した件について、アメリカのメディアで釈明しました。フェランは『政治的な意図は全くありませんでした。私は政治のことは何も知りません。ただ、スペインが再び世界の頂点に立ったことを祝いたかっただけです』と完全に否定しました。
しかし、彼を巡る最も熱いトピックはその去就です。ルイ・エンリケ監督率いるPSGが今週中の獲得に向けて5000万ユーロを上限とするオファーを準備しており、アトレティコ・マドリードやトッテナムも関心を示しています。フェランはバルセロナとの契約を2027年まで残していますが、アメリカでのインタビューの中で『バルサは私が本当に必要な存在であることを行動で示すべきです。彼らが交渉の席に着き、お互いにしっかり話し合うことが何よりも重要です。このような偉大なクラブから求められるのは光栄であり、私には契約があるので落ち着いて自分自身で決断します』と、バルセロナに対して挑戦的とも言える警告のメッセージを発信しました。
この発言はバルセロナのフロント陣を困惑させていますが、クラブ側は彼を安売りするつもりはなく、5000万ユーロ未満での売却には応じない姿勢を崩していません。同時に、2027年のフリー流出を防ぐための契約延長交渉は9月以降に給与アップなしの保守的な条件で進める計画です。(via MARCA)
カンテラの新星シャビ・エスパートがフリック監督を魅了 右サイドバックの新星としての台頭
19歳のカンテラ出身ユーティリティ選手、シャビ・エスパートがハンジ・フリック監督の心を完全に掴んでいます。エスパートはスペインU19代表として臨んだ欧州選手権で圧倒的なパフォーマンスを見せてベストイレブンに選出された後、与えられたはずの休暇を自ら返上してチームに合流しました。
イングランド合宿でのトレーニングやバーミンガム戦における右サイドバックでのソリッドな守備、そして卓越したビルドアップ能力は指揮官から絶賛されており、フリック監督も『彼がトップレベルの選手であることは疑いようがない』と惜しみない賛辞を送っています。
エスパート本人は『欧州選手権から素晴らしいコンディションを維持して合流できました。自分の目標はファーストチームに残り続けることであり、監督の信頼にこたえるために100%の力を出し切ります。このクラブに長年いるので、自分が何をすべきか、チャンスをどう活かすべきかは理解しています』と力強く語りました。今季はエルチェへのレンタルから復帰したエクトル・フォルトらと右サイドバックの激しい定位置争いを展開することになります。(via SPORT)
ジュリアン・アルバレス獲得への執念 アトレティコCEOの頑なな拒否に対抗する超巨額の新オファー
バルセロナはレヴァンドフスキが去った前線の絶対的なターゲットとして、アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWジュリアン・アルバレスの獲得を諦めていません。
アトレティコ側、特にCEOのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンは、バルセロナやレアル・マドリードといった国内のライバルがアトレティコを公衆の面前で侮辱しようとしていると確信しており、プライドにかけて彼らを交渉の席から完全に排除し、アルバレスの他クラブへの移籍を阻止する方針を打ち出しています。
しかし、アルバレス本人のバルセロナ加入への想いは極めて強く、休暇を終えてチームに合流する予定の8月10日に、アトレティコ上層部に対して直接移籍を志願する方針です。これに呼応するように、バルサ側は彼の代理人であるフェルナンド・イダルゴを今週バルセロナに招き、獲得に向けた共同戦略を練る会談を行います。バルサは当初提示した1億ユーロからさらに1500万ユーロを上乗せした、総額1億1500万ユーロ(約184億円)に達する巨額の第2弾オファーを準備してアトレティコの牙城を崩しにかかる計画です。(via Estadio Deportivo)
シティの司令塔ロドリを巡るレアル・マドリードとの水面下の争奪戦
バルセロナは中盤のさらなるグレードアップを目指し、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリの動向を鋭く注視しています。
ロドリに対しては、10日ほど前に宿敵レアル・マドリードが獲得に向けて本格的なコンタクトを開始していました。しかし、マンチェスター・シティ側はバルセロナが必ずロドリの獲得レースに参入してくるという情報を掴んでおり、レアルとの独占的な交渉を一時的に凍結させました。
ロドリ本人は、レアル・マドリードに就任したモウリーニョ監督の縦に速い戦術スタイルに疑問を感じており、バルセロナの持つパスサッカーの哲学のなかでこそ自身の能力を最大限に発揮できると考えています。マンチェスター・シティは移籍金を最低でも6500万ユーロと定めており、バルセロナにとって中盤の補強は最優先ではないものの、デ・ヨングの長期離脱もあり、ロドリがバルサ入りに前向きな姿勢を見せるのであれば、獲得に向けた交渉を本格化させる可能性があります。(via SPORT)
ベルギーの怪物 Jesse Bisiwu がラポルタ会長同席のもと2031年までの長期契約に署名
バルセロナは、将来を嘱望される18歳のベルギー人快速ウイング、ジェシー・ビシウを移籍金850万ユーロで獲得し、2031年6月30日までの長期契約を交わしました。
この公式サイン式は火曜日の13:00からクラブオフィスで行われ、 arritmia による数日間の入院生活から回復し、無事に自宅退院したジョアン・ラポルタ会長が直接ホストとして出席して行われました。ビシウはすでにイングランド合宿の最終段階に合流しており、フリック監督も『彼の持つ卓越したスピードと素晴らしい技術は、短い練習時間でも十分に感じ取ることができた』と今後の起用に大きな期待を寄せています。
ビシウはバルサAtlèticでのプレーを中心にトップチームとの掛け持ちで育成される予定であり、8月8日に行われるウディネーゼおよびノッティンガム・フォレストとの三角親善試合で、ファンの前で初めてピッチに立つ可能性があります。(via Mundo Deportivo)
紅白戦でフェルミン・ロペスが怪我から復活のゴール イングランド合宿が無事に終了
バルセロナはイングランドのセント・ジョージズ・パークでの合宿を無事に終えて帰国しました。合宿最終日に行われる予定だったプレストン・ノースエンドとの親善試合が、相手クラブの極めて深刻な選手不足(ファーストチームの人数不足)により急遽中止となったため、ハンジ・フリック監督はチームを2つのグループに分けた紅白戦(3部構成、各20分)を即座に企画し、本番さながらのインテンシティで実施しました。
この紅白戦では、怪我からの完全復活を目指すフェルミン・ロペスが素晴らしいシュートを決めて完全復活をアピール。一方のチームも、新加入アデエミの正確なアシストからシャビ・エスパートが同点ゴールを押し込み、1-1の引き分けで終了しました。
バルデやハフィーニャ、さらには負傷していたアラウホも実戦に復帰し、順調な仕上がりを見せました。背中の痛みを抱えて別調整が続いていたバルデは、8月8日のウディネーゼ戦でプレーできる見込みです。チームは帰国後、2日間の完全オフを挟んで木曜日から練習を再開します。(via SPORT)
ガビとバルデが明かす更衣室の赤裸々な裏話
バルセロナの生え抜きであるガビとアレハンドロ・バルデが、クラブ公式メディアの企画で更衣室のプライベートな秘密を笑顔で暴露しました。
「自宅の鍵を失くしそうな人」には2人とも即座にガビを指名。「バスの中で一番早く眠りに落ちる人」として、バルデは自分自身とジュール・クンデを挙げました。「クラブカラーの青と赤に髪を染めそうな人」には、過去に実際に染めたことのあるロナルド・アラウホとハフィーニャの名前を挙げました。
さらに「もし緊急事態でゴールキーパーをやらなければならなくなったら誰か」という問いには、長身のアラウホで一致したものの、ガビは『彼はキーパーをやりたがるけど、実際はタクシーすら止められないほど下手くそだよ』と笑い飛ばしました。また、「チームメイト全員に食事をご馳走してくれそうな太っ腹な選手」としてガビはラミン・ヤマルを挙げた一方、バルデについては『こいつは絶対に奢らないケチだ』と暴露。バルデもこれに対して爆笑しながら『マルク・カサドも相当なケチ(rata)だよね』と同調し、更衣室の非常に仲の良い関係性をのぞかせました。(via SPORT)
著名シェフのジョルディ・クルスが語るフリック監督の指導論と捧げたい特製フィデウア
著名な料理人で大のバルサファンとして知られるジョルディ・クルスが、ハンジ・フリック監督のリーダーシップについて、自身のキッチンでの経験を重ね合わせながら独特の視点で語りました。
フリック監督について、クルスは『彼は厳しい人ではなく、非常に人間味のある人物です。今の時代に必要なのはただ厳しいことではなく、笑顔が少なくても規律を正確に伝えること。キッチンでも、後ろから頭を叩かれながら作った料理が美味しくなるはずがない。監督はチームとの間に素晴らしい信頼関係を築いています』と高く評価しました。
さらに、もし監督に料理を振る舞うなら何を作るかという問いに対し、『エスパルデニェス(シロナマコ)と手長エビをふんだんに使った特製のフィデウアを作りたい。伝統的で贅沢、かつ彼の気取らない人柄にぴったり合う。彼は美味しいワインが実によく似合う顔をしているから、極上のワインも添えてね』と笑顔で提案しました。(via SPORT)
【本日の総括】
バルセロナはテア・シュテーゲンのアヤックスへの期限付き移籍を正式にまとめ、ジェシー・ビシウの獲得やカンテラのシャビ・エスパートの急台頭など、フリック監督のもとで「次世代を見据えたスリム化と若返り」を急ピッチで進めています。アメリカで去就について含みを持たせた発言を行いPSG移籍が噂されるフェラン・トーレスの動向や、獲得を熱望するジュリアン・アルバレスへの1億1500万ユーロに及ぶ超巨額オファーの準備、さらにロドリを巡るマドリードとの水面下の攻防など、今夏の移籍市場の主役としてピッチ内外で非常に大きな波乱と期待に満ちた動きを見せています。