【レーシング・サンタンデール

ラ・リーガが毎節発表しているスタジアム内の暴力・暴言レポートにおいて、エル・サルディネーロで行われたレーシング・サンタンデール対レアル・マドリード戦でペドロ・サンチェス首相に対する暴言が合唱されたとして告発された件について、レーシング・サンタンデール側が公式に反論を行いました。

クラブ関係者は通信社EFEの取材に対し、あらゆる暴力や暴言を非難すると前置きした上で、『サンタンデールのサポーターは非政治的であり、政治的な誹謗中傷には関与していない』と強く主張。問題となった約10秒間の暴言合唱は、アウェイのレアル・マドリードサポーター席から発せられたものであり、むしろレーシングの地元ファンは暴言を吐くアウェイサポーターに対して指笛を吹き、黙らせようとしていたと説明しました。

なお、今回のラ・リーガの告発状には、ヘタフェやエルチェのスタジアムで元運輸相に対する過激な中傷コールが起きたことや、ラヨ・バジェカーノのサポーターによる過激なスローガンなども含まれており、国政選挙を前にスタジアムへ政治が持ち込まれる事態に対してクラブ側が警戒を強めています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ピッチ上の激闘の裏で、今週末のスペイン・フットボール界は「亡き仲間への深い追悼と連帯」が大きなうねりとなっています。胸スポンサー枠を削って支援サイトを掲げるサバデルや、批判に晒される選手を自宅まで訪ねて守ろうとするアンドラサポーターの姿は、フットボールが持つ人と人との温かい絆を再認識させてくれます。また、アレハンドロ・バルデやラミン・ヤマル、フェルミンの幼少期の苦難や家族愛、NFL選手とヴィニシウス・ジュニオールの友情など、ピッチ外の人間ドラマを知ることで週末の試合観戦が一層味わい深いものになるはずです。