【ラ・リーガ第12節
金曜日の夜、サンチェス・ピスフアンで行われたセビージャ対アラベスの試合で、スペイン・フットボール界全体で準備されたヘスス・デ・ミゲル選手への最初のスタジアム追悼が実施されました。テネリフェでの悲惨な事故から数日、悲しみが癒えぬ中で行われたリーグ戦の開幕戦は、両クラブのサポーターと選手がひとつになる感動的な雰囲気に包まれました。
試合前、両チームの先発選手たちはライバル関係を横に置き、交互に入場。全員が背番号「9」と『いつも私たちの記憶の中に』というメッセージがプリントされた特別Tシャツを着用し、ピッチ中央へ花束を手向けました。続いて静寂の中で黙祷が捧げられ、大型ビジョンには亡くなったデ・ミゲル選手の姿が映し出されました。
さらに感動を呼んだのは、試合開始後の9分です。デ・ミゲル選手が着用していた背番号「9」にちなみ、審判が試合を一時中断。スタジアム全体が立ち上がり、大型ビジョンの追悼映像とともに、両チームの選手、ベンチ、観客全員による万雷の拍手が送られました。この「9分の中断拍手」と「合同ユニフォーム着用」は、今週末に行われるラ・リーガ、セグンダ、RFEF、Liga Fの全会場で統一して実施される予定であり、ライバル関係を超えたフットボール界の敬意がスタジアム全体に鳴り響いています。(via Estadio Deportivo)
【リアル・ソシエダ対リヨン
木曜日に行われたUEFAヨーロッパリーグのリアル・ソシエダ対オリンピック・リヨン戦の裏で、アノエタ・スタジアムのアウェイ席周辺を巡る激しい暴行・過剰警備トラブルが発覚しました。リヨンの過激派サポーターグループ「Bloc 405 Ferveur Nord」が公式声明を発表し、サン・セバスティアン滞在中に地元警察(エールツァインツァ)とスタジアムの民営警備員から「不当かつ無差別な暴力」を4度にわたって受けたと猛抗議しています。
声明によると、サポーターグループ11名は純粋に応援目的でアノエタを訪れたものの、入場ゲートで1名が根拠のない薬物所持疑惑をかけられ、個室 cabina にて全裸にされて全身を検査される不当な身体捜索を受けたとのこと。これに対して説明を求めたところ、特殊警棒を持った約20名の警察・警備陣が駆けつけ、背後からの首絞め、警棒での打撃、暴言を浴びせられたと主張しています。さらに2名のメンバーがカメラの死角となる場所へ力ずくで連れ出されて暴行を受け、スペイン国内でのスタジアム立ち入り禁止処分に直面していると告発しました。
さらに試合開始20分過ぎには、抗議として着席を拒否していたグループに対し、フラッグの持ち手用ポールをリュックに入れていたという理由で約20名の警察官がなだれ込み、2名を床に押さえつけて手錠をかけました。その際、1名が肩を負傷したにもかかわらず、救護隊が近づくことすら阻まれたと主張しています。最終的にUEFAのファン連絡担当者(SLO)や弁護士とともにスタジアムを後にしたものの、アウェイサポーターに対する不当な扱いとして大きな波紋を呼んでいます。(via NoticiasDeGipuzkoa)