【ニコ・パス
欧州チャンピオンズリーグのランス戦において、セリエAのコモに所属する若き才能ニコ・パスが、世界中のファンの胸を打つ感動的なパフォーマンスを披露しました。チェスク・ファブレガス監督率いるコモがアウェイで圧巻のゴールラッシュを見せる中、前半40分にニコ・パスが得意の左足から放った強烈なミサイルシュートでチーム3点目を奪いました。
絶妙なゴールを決めた直後、ニコ・パスはユニフォームをめくり上げて用意していた特別なTシャツをカメラに向かってかかげました。そこには、火曜日にFCアンドラのGKヘスス・オウォノとの激しい接触事故により30歳で急逝したCDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルがゴールを喜ぶ写真とともに、『安らかに眠れ(Descansa en paz)』という哀悼のメッセージが大きくプリントされていました。
ニコ・パスは代表チームとしてアルゼンチンを選択していますが、生まれはサンタ・クルス・デ・テネリフェであり、カナリア諸島に非常に深いルーツと強い誇りを持っています。今季セリエAデビュー以来21ゴール17アシストを積み上げ、23歳以下の選手としてはバルセロナのラミン・ヤマルと並ぶ欧州トップアタッカーとして脚光を浴びる天才が、故郷の悲劇に対して最高の形で敬意を表しました。(via Mundo Deportivo)
【ラス・パルマス
ヘスス・デ・ミゲルの突然の訃報を受け、CDテネリフェの永遠の宿敵であるUDラス・パルマスが、歴史的なライバル関係を超えた感動的な決断を下しました。ラス_パルマスは公式SNSを通じ、今週末に行われるエルデンセ戦において、テネリフェの伝統的なクラブカラーである「白地に青のストライプ」をあしらったサードユニフォームを着用してピッチに立つことを発表しました。
公式発表では『今週末、僕たちのカラーはこれだ。ヘスス・デ・ミゲルに捧ぐ』というメッセージとともに、全選手がそのユニフォームを身にまとった画像を投稿しました。かつてこのサードユニフォームはライバルの色に似すぎているとして物議を醸した過去がありましたが、今回は両クラブのサポーターから「最高の敬意と団結の証」として称賛の嵐が巻き起こっています。さらにファンからは、スタンドの観客も青と白の服を着て参列しようという運動が広がっています。
一方で、ラス・パルマスの主将キリアン・ロドリゲスはラジオ番組の取材に応じ、選手たちが抱える深刻な心理的ダメージを告白しました。キリアン・エムバペは『週末が来て家族やパートナーが試合を見に来るたびに、現実に戻されて、試合に出ることに対する恐怖やパニックを感じてしまう』と語り、悲報を聞いた瞬間は車内全体に息が詰まるような静寂が広がったと明かしました。さらに『救急チームだけでなく、僕たち選手自身もピッチ上で仲間が倒れた際にどう動くべきか、予防のための緊急処置訓練を受けるべきだ』と切実な提言を行っています。(via Estadio Deportivo)
