【今回のラインナップ】
✅ CDカステリョン [主力の代表戦と深刻な退場者問題の全貌]
✅ レアル・バジャドリード [土壇場での敗戦と自動昇格争いへの危機感]
✅ カディスCF [泥沼の連敗と新体制での守備崩壊]
✅ ブルゴスCF [バジャドリードとのダービーを劇的勝利で制す]
✅ ADセウタFC [カディスを撃破し勢いに乗る]
✅ レアル・サラゴサ [監督交代後の復活劇と最終ラインの再編]
✅ ラシン・サンタンデール [サラゴサに敗れ足踏み]
✅ コルドバCF [移動トラブルと野戦病院化で迎える大一番]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [自動昇格圏に肉薄、主力の復帰で必勝態勢]
✅ CDミランデス [コルドバと引き分け、次節はサラゴサ戦]
✅ CDレガネス [次節ホームでサラゴサを迎え撃つ]
■【CDカステリョン】
残り10節となり、セグンダの戦いは佳境に突入している。好調のチームを牽引するブライアン・チペンガは、2月のラ・リーガ・ハイパーモーション最優秀選手に選出された。彼は母国コンゴ民主共和国代表としてワールドカップ出場を懸けたジャマイカとの大陸間プレーオフ決勝(メキシコのグアダラハラで開催)に臨む予定で、クラブにとって彼がW杯に出場することは国際的な知名度向上につながる大きな出来事となる。また、アワー・マビルもオーストラリア代表としてプレーしている。(via SPORT)
一方で、深刻な退場者問題に直面している。32節消化時点で9枚のレッドカードを受けており、これはレアル・サラゴサの11枚に次いでリーグワースト2位の数字である。直近6試合だけで4人の退場者を出しており、カルロス・ベルモンテでのベニャト・ゲレナバレナの退場がその最新例である。ジェレミー・メロの退場など正当な判定もあるものの、チームは決して荒いプレースタイルではない。しかし反則ポイントは115に達しており、数的不利の状況で96分間、数的有利でわずか25分間しかプレーできておらず、パブロ・エルナンデス監督自身も退場処分を受けた経験がある。(via SPORT)
■【レアル・バジャドリード】
リーグ第33節でカディスCFを本拠地ホセ・ソリージャに迎え撃つ。現在勝ち点36の18位に沈むパウロ・ペソラーノ監督率いるチームは、直近のブルゴスCFとのダービーマッチにおいて、ポンソーやラタサが決定機を作りながらも後半アディショナルタイムのPKで0-1の敗戦を喫した。これで2連敗となり、自動昇格争いから脱落しないためにもホームでの勝利が至上命題となっている。(via MARCA)
■【カディスCF】
レアル・バジャドリードとのアウェイゲームに臨む。現在勝ち点38の17位に位置し、直近のADセウタFC戦でも1-2で敗北を喫した。直近11試合で9敗という極めて危険な状態に陥っており、セルヒオ・ゴンサレス監督の就任効果もすぐには表れていない。守備の脆弱性が目立ち、攻撃のアイデアも欠如している危機的状況である。(via MARCA)
■【ブルゴスCF】
レアル・バジャドリードとのダービーマッチで、後半アディショナルタイムに得たPKを沈めて1-0の劇的勝利を収めている。(via MARCA)
■【ADセウタFC】
不調に陥っているカディスCFと対戦し、2-1で見事な勝利を飾っている。(via MARCA)
■【レアル・サラゴサ】
ラシン・サンタンデールを2-0で撃破し、残留圏まで勝ち点3差に迫る重要な勝利を挙げた。試合後にはチームとファンが一体となって「サラゴサは決して諦めない」を大合唱している。ダビド・ナバロ監督は選手たちに子供の頃の情熱を思い出すよう訴えかけ、見事に魂のこもったプレーを引き出した。ダニ・ゴメスのゴールなどで勝利を収め、残り10回の「決勝戦」に向けて弾みをつけている。(via SPORT)
チェマ・インディアスSDとルベン・セジェス前監督が解任された後、残留圏から8ポイント差の絶望的な状況でダビド・ナバロ監督が就任した。冬に獲得したロベル・ゴンサレスと、不遇の時を過ごしていたダニ・ゴメスが見事な輝きを放っている。ケナン・コドロやウゴ・ピニージャも今後のキーマンとなる。(via SPORT)
次節はアウェイのブタルケでCDレガネスと対戦し、週末のミランデス戦へと続く過密日程となる。レガネス戦ではインスアとアギーレガビリアが累積警告(5枚目)で出場停止となるため、守備陣の再編が必須である。センターバックはラドバノビッチとエル・ヤミクがコンビを組む予定で、これは今季11組目のCBペアとなる。右サイドバックには、フランチョの中盤起用が濃厚なため、フアン・セバスティアンが入る見込みである。なお、リーグ最多のレッドカード11枚を受けている点には注意が必要である。(via SPORT)
■【ラシン・サンタンデール】
レアル・サラゴサとのアウェイゲームに臨んだが、0-2で敗北を喫している。(via SPORT)
また、カステリョンとの対戦では相手選手(ジェレミー・メロ)の退場を誘発するような戦いも経験している。(via SPORT)
■【コルドバCF】
リーグ第33節、アウェイのリアソールでのデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦に挑む。出発予定だったコルドバ空港からのフライトが技術的トラブルで変更となり、急遽バスでセビージャへ移動してから飛行機に乗るという過酷な移動と休養不足を強いられた。イバン・アニア監督率いるチームは直近7試合で勝ち点1しか挙げられていないが、前節CDミランデスと引き分けてクラブワーストとなる6連敗を止めた。(via SPORT)
怪我人や出場停止で野戦病院化しており、フォメジェム、フアン・マリア・アルセド、トリジ、アディルソン・メンデスが負傷欠場。ペドロ・オルティスが出場停止、ダニ・レケナがU-21スペイン代表招集で不在となっている。スタメン変更が余儀なくされており、テオ・ジダンの先発起用や、ミケル・ゴティに代わってダリソンがトップ下に入る可能性、またシャビ・シンテスに代わってアレックス・マルティンが守備陣に入る可能性が高い。(via SPORT)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
ホームのリアソールでコルドバCFを迎え撃つ。アントニオ・イダルゴ監督率いるチームは、自動昇格圏までわずか勝ち点2差という絶好の位置につけている。ストイチコフが出場停止から復帰し、U-21ベルギー代表から早期離脱したルーカス・ノウビも起用可能となった。ダビド・メジャは引き続きリハビリ中で欠場となる。1週間で3試合をこなす過密日程を考慮し、中盤では状態がギリギリのディエゴ・ビジャレスを休ませてリキを起用するなどのターンオーバーが予想されている。(via SPORT)
■【CDミランデス】
前節はコルドバCFと引き分けて相手の連敗ストップを許す結果となった。(via SPORT)
週末の日曜日にはアウェイのイベルカハ・エスタディオでレアル・サラゴサとの対戦を控えている。(via SPORT)
■【CDレガネス】
木曜日に本拠地ブタルケでレアル・サラゴサとの対戦を控えている。(via SPORT)
【本日の総括】
セグンダ・ディビシオンは残り10節を切り、昇格・降格争いが一層の激しさを増している。自動昇格を狙うデポルティーボ・ラ・コルーニャは主力の復帰で必勝態勢を整え、バジャドリードは土壇場での敗戦から立ち直り、昇格への望みを繋ごうと必死だ。一方で、残留圏を目指すレアル・サラゴサの奇跡的な復活劇や、度重なるトラブルと怪我人に苦しむコルドバCFの過酷なアウェイ戦など、下位のサバイバルレースも極限状態にある。カステリョンのような好調チームでさえ退場者の続出という予期せぬ落とし穴に直面しており、終盤戦に向けて各クラブの総力とメンタルコントロールが最終的な勢力図を大きく左右することになる。
