ファビオ・シウバ獲得への動きとドルトムントとの駆け引き

マヌ・ファハルドとマヌエル・ペジェグリーニ監督が、チャンピオンズリーグに向けたプロジェクトの前線強化として最も気に入っているストライカーの一人が、ファビオ・シウバです。ベティスは今年1月にも彼をレンタルで獲得しようと試みましたが、その際はボルシア・ドルトムントに拒否されていました。しかし現在、状況は変わりつつあります。ファビオ・シウバ自身が現在のドルトムントのスタイルに自分が合わないと感じており、昨季ラス・パルマスで活躍した経験から、スペインでのプレーを視野に入れて今夏の移籍を強く望んでいます。

ドルトムントの前線の再編計画において、彼は構想外となる可能性が高く、夏の移籍市場での放出にオープンな姿勢を見せています。昨季のチーム得点王であるセール・ギラシに対してはフェネルバフチェが獲得に動いており、仮に彼が退団したとしても、ドルトムントはホッフェンハイムで活躍したフィスニク・アスラニを後釜として迎える予定です。さらにマクシミリアン・バイヤーの存在もあるため、ファビオ・シウバがスタメンの座を奪うのは非常に困難な状況です。

気になる市場価値ですが、出場機会が安定しなかった影響で直近5ヶ月で急落しており、12月の2800万ユーロから5月の最新評価では2200万ユーロまで下がっています。ドルトムントは昨夏に2250万ユーロを投資しているため、完全移籍による即座の現金化、もしくは買い取り義務付きのレンタルで投資の大部分を回収したいと考えています。一方のベティスは、買い取りオプション付きのレンタルであれば喜んで受け入れる構えであり、両クラブ間での条件交渉が鍵となります。なお、ベティスは彼だけでなく、ケビン・デンキーやフランクリノ・ジュといった他のストライカーの動向も同時に注視しています。 (via Estadio Deportivo)