アトレティコ・マドリード
フリアン・アルバレスに関するレアル・マドリードからの1億5000万ユーロのオファーを拒否し、違約金5億ユーロを要求した事態について、アトレティコ側は完全にマドリーを拒絶している。アトレティコはフリアンがバルセロナへ移籍するのかどうか早く明らかにしてほしいと願っている。グリーズマンが退団し、セルロートもイタリアへ行く可能性があるため、フリアンまで退団すれば少なくとも3人のアタッカーを補強しなければならないからだ `(via SPORT)`。
マテウ・アレマニーSDがアントワーヌ・グリーズマンの代役としてベルナルド・シウバの獲得を進め、スタメン確約や好待遇で合意寸前まで迫ったが、代理人のジョルジュ・メンデスが土壇場でレアル・マドリード行きへ方針転換させ、交渉は完全に破談となった `(via SPORT)`。
このベルナルド・シウバ獲得失敗を受け、アレマニーSDはパリ・サンジェルマンのイ・ガンイン(25歳)の獲得計画を始動させた。シメオネ監督の指導により、グリーズマンのようにワールドクラスの選手に育て上げられると確信しており、バレンシア時代から彼をよく知るアレマニーの強い意向が反映されている `(via MARCA)`。
マルク・カサド(バルセロナ)の獲得をジョルジュ・メンデスから打診されたが、アレマニーSDはこれを拒否している。フリアン・アルバレスの交渉に選手を巻き込みたくないことに加え、ロドリゴ・メンドーサやオベドを獲得しており、コケやバリオスらとともに中盤の枠がすでに埋まっているためである `(via SPORT)`。
アスレティック・ビルバオ
ニコ・ウィリアムズに対し、アーセナルが獲得に向けた動きを再開した。ミケル・アルテタ監督が彼のスピードと突破力を高く評価している。過去の移籍市場でもアーセナルは関心を示していたが、その際はアスレティックとの契約延長を選んでいた `(via SPORT)`。
エルネスト・バルベルデの後任として就任したエディン・テルジッチ新監督は、プレシーズンをすべて自前の施設であるレザマで行い、親善試合も近郊で済ませる方針を決定した。7月6日からメディカルチェックを開始し、7月8日からトレーニングをスタートさせる。多くのカンテラーノも参加する予定で、7月15日にCDデリオ、7月18日にSDレイオア、7月22日にセスタオ・リーベルと対戦する `(via Estadio Deportivo)`。
テルジッチ新監督へのアピールを狙うFWウルコ・イセタに対し、レアル・オビエドが獲得を狙っている `(via SPORT)`。
昨季で現役を引退したオスカル・デ・マルコスがメキシコでのチャリティ活動に参加し、『子どもの頃からアスレティックのファンで、常にサッカーのロマンチストだった。移籍の噂は耳に入れなかった』とクラブ愛を語った `(via Estadio Deportivo)`。
レアル・ソシエダ
日本代表としてワールドカップに臨むタケ・クボ(久保建英)は、森保一監督が『目標はタイトル』と語る日本代表の中で、フェイエノールトで年間26ゴールを挙げた上田綺世らとともに「史上最高の世代」の中心として決定的な役割を担っており、大きな期待を集めている `(via SPORT)`。
新監督のペレグリーノ・マタラッツォは、就任後初となるプレシーズンでイギリスツアーを行うことを決定した。7月24日から29日まで滞在し、7月25日にアストン・ヴィラ、7月28日にウォルバーハンプトンと親善試合を行う。イギリスツアーは2017年以来となる `(via Estadio Deportivo)`。
マタラッツォ監督は3バックとウイングバックのシステムを導入する計画で、エリック・ブレトスSDに補強を要請している。アリツ・エルストンドの退団とドゥイェ・チャレタ=ツァルのレンタル終了によりCBが不足しており、ニノ、ディオゴ・レイテ、セアド・コラシナツなどが補強候補に挙がっている。また、ジョン・ミケル・アランブルとアイエン・ムニョスをCBにコンバートする案や、ホアキン・オソをサイドの補強としてリストアップしている `(via ElDesmarque)`。
ミケル・オヤルサバルに対し、バルセロナがフリアン・アルバレス獲得難航の代替案として関心を寄せている。違約金は7500万ユーロであり、フリック監督の戦術にも適合し、リーダーシップも兼ね備えていると評価されている `(via SPORT)`。
レアル・ベティス
セルジ・アルティミラがスポルティングCPへ移籍することで合意に達した。移籍金は固定1800万ユーロに変動400万ユーロが加わる条件となる。アルティミラはRBライプツィヒへの移籍を好んでいたが、提示額がベティスの求める2500万ユーロに届かず、スポルティングがオファーを増額し、5年契約と違約金8000万ユーロを提示したことで決着した。6月30日までの決算の帳尻合わせに不可欠な売却となる `(via Estadio Deportivo)`。
モロッコ代表としてワールドカップに出場予定だったエズ・アブデが、ノルウェーとの親善試合で左膝の内側側副靱帯を捻挫し、無念の負傷離脱となった。アブデは『重要な大会を逃すのは非常に大きな打撃だが、決して諦めない。より強くなって戻ってくる』とSNSでコメントしている。離脱が28日を超えれば、FIFAのクラブ保護プログラムによりベティスに最大750万ユーロの補償金が支払われる可能性がある `(via ElDesmarque)`。
パリ・サンジェルマンのファビアン・ルイスが将来的なベティス復帰の希望を明言した。『いつかスペインに戻るかは分からないが、自分の家でありチームであるベティスでキャリアを終えたいと常に言っている。それが一番美しいこと』と語り、代理人も『38歳ではなく、もっと前に戻るだろう』とコメントした `(via Estadio Deportivo)`。
バジャドリードへのレンタルで活躍したGKのギジェルメ・フェルナンデスについて、バジャドリードが買い取りオプションを行使しなかったため、ベティスは完全移籍での他クラブへの放出を検討している `(via Estadio Deportivo)`。
ジローナの2部降格に伴い、違約金が1000万ユーロ程度に半額となったアゼディン・ウナヒの獲得をマヌ・ファハルドSDが画策している `(via Estadio Deportivo)`。
FWゴンサロ・プティについて、EU外枠が埋まっているため、他クラブへのレンタルや完全移籍が検討されている `(via Estadio Deportivo)`。
右SBのアンヘル・オルティスは、プレシーズン開始に向けて自主トレを行っており、新たな右SBが獲得された場合はレンタル移籍の可能性がある `(via Estadio Deportivo)`。
ワールドカップでスイス代表として活躍するリカルド・ロドリゲスだが、6月30日でベティスとの契約が満了し退団する `(via Estadio Deportivo)`。
ビジャレアル
ガーナ代表のトーマス・パーティが、イギリスでの性的暴行疑惑の裁判を理由にカナダへの入国ビザを拒否され、ワールドカップのパナマ戦を欠場することになった。ガーナ政府は『無罪推定の原則に反し、不当で横柄だ』とカナダ政府に強く抗議している `(via SPORT)`。
マルセリーノ・ガルシア・トラル前監督が、クラブから1年契約の延長オファーしか提示されなかったことを「信頼の欠如」として拒否し退任した。その後、クラブがイニゴ・ペレス新監督と3年契約を結んだことに対し、マルセリーノは『新しい監督に3年を与え、困難な状況からチームを立て直した私には1年しか提示しなかった。理解はするが共有はしない』と不満を表明した `(via ElDesmarque)`。
セビージャ
ルイス・ガルシア・プラサ新監督が就任した。さらに、フアン・イグレシアス(ヘタフェから)とジョン・グリディ(アラベスから)をフリーで獲得した。フアン・イグレシアスはダビド・ソリアの助言を受けており、『ボルダラスのDNA』を持ち込みたいと意気込んでいる `(via ElDesmarque)`。
アウルーナ・サンガンテ(ル・アーヴルからフリー)の獲得も間近に迫り、パトリク・メルカドとも大筋合意に達している `(via ElDesmarque)`。
ナイジェリア国籍FWアコール・アダムスの売却を進めている。今季32試合10ゴールを記録し市場価値が上昇しており、クラブは2000万〜2500万ユーロの移籍金を設定した。マルセイユからのオファーも噂されている `(via Estadio Deportivo)`。
スイス代表ルーベン・バルガスのワールドカップでの活躍を受け、市場価値上昇に伴う今夏の売却を目論んでいる `(via Estadio Deportivo)`。
サラゴサ所属の21歳左ウイング、アドリアン・リソの獲得状況を問い合わせている。サラゴサはヘタフェのオファーを拒否しており、リソの1部でのプレー希望がセビージャに有利に働いている `(via Estadio Deportivo)`。
22歳の左SBオソ(ホアキン・マルティネス)に対し、レアル・ソシエダなどが関心を示しており契約延長の返答を保留中である。彼は将来的にアルゼンチン代表とリーベル・プレートでプレーする夢を語っている `(via Estadio Deportivo)`。
ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長は、セルヒオ・ラモス率いるグループへのクラブ売却が破談になった後、3〜4ヶ月の過渡期であることを明かし、新たな売却ルートや増資を検討している `(via ElDesmarque)`。
バレンシア
昨季はカルロス・コルベラン監督の下、降格圏を争いながらも第37節で残留を決め、巻き返しを見せた。ラ・リーガのベストゴールにウーゴ・ドゥロ、ラルジ・ラマザニ、フラン・ベルトランのゴールが選出された `(via ElDesmarque)`。
コルベラン監督とロン・ガーレイCEOは、ギド・ロドリゲスとの2年+1年オプションの契約延長交渉を進めているが、返答待ちの状況となっている。代替候補として、ベンフィカから退団の可能性があるエンソ・バレネチェアをリストアップしている。プレースタイルがギドに酷似しており、最有力候補とされている `(via ElDesmarque)`。
ジローナ
クラブはセグンダ(2部)に降格したが、ベルギー代表としてワールドカップに臨むアクセル・ヴィツェルが1部でのプレーを望んで退団を希望している `(via Estadio Deportivo)`。
アゼディン・ウナヒも2部でのプレーを望んでおらず、違約金が半額になったためベティスが獲得を狙っており、アルナウ・マルティネスやツィガンコフなどの主力も放出が濃厚となっている `(via Estadio Deportivo)`。
マジョルカ
マルティン・デミチェリス監督が2028年までの契約延長を発表した直後にRBライプツィヒへ引き抜かれるという電撃退任(裏切り)が発生し、クラブとファンは激怒している。パブロ・オルテルスSDは後任探しに奔走し、セビージャを退任したフランシスコ・ガルシア・ピミエンタを最有力候補としている `(via MARCA)`。
サム・コスタに対してベンフィカから2500万ユーロのオファーが届き、マフェオやムリキの移籍も濃厚となっており、2部でのチーム再建が求められている `(via Estadio Deportivo)`。
ロベル・ゴンサレス(昨季サラゴサで活躍)の獲得を巡り、ラス・パルマスやブルゴスと争奪戦を展開している `(via SPORT)`。
ラス・パルマス
ルイス・ガルシア監督の続投が決定した。昨季は昇格プレーオフでマラガに敗れたが、勝ち点73を獲得した手腕が評価され契約更新に至った `(via SPORT)`。
ロベル・ゴンサレスの獲得レースに参戦し、マジョルカなどと競合している `(via SPORT)`。
エルチェ
エデル・サラビア前監督の後任として、アルゼンチン人のマルティン・アンセルミ新監督(40歳)の就任を公式発表した。FCポルトやボタフォゴなどで指揮を執った実績があり、1年+オプション1年の契約を結んだ `(via ElDesmarque)`。
セルタ・デ・ビーゴ
新しいスポーツ施設プロジェクト『Celta360』の建設が進んでおり、2027年9月にオープンする予定となっている `(via Estadio Deportivo)`。
Bチームであるセルタ・フォルトゥナは、セグンダ昇格プレーオフ決勝でポンフェラディーナと対戦し、第1戦をアウェーで0-0で引き分けた `(via MARCA)`。
エスパニョール
ミランデスへのレンタルから復帰した21歳のMFラファ・バウザに対し、マノロ・ゴンサレス監督とモンチ新SDが大きな信頼を寄せており、トップチームへの定着が期待されている `(via Mundo Deportivo)`。
レバンテ
オーストラリア代表としてワールドカップに出場するGKマシュー・ライアンについて、1部残留に大きく貢献したため、クラブは彼の契約延長と残留を熱望している `(via SPORT)`。
ラージョ・バジェカーノ
ハゴバ・アラサテ監督が新たに就任した `(via Estadio Deportivo)`。
ベティスからノーベル・メンディの買い取りオプションを行使して獲得した `(via Estadio Deportivo)`。
オサスナ
アレッシオ・リッシ監督が退任した `(via Estadio Deportivo)`。
ヘタフェ
フアン・イグレシアスがセビージャへフリー移籍した `(via ElDesmarque)`。
アラベス
ジョン・グリディがセビージャへフリー移籍した `(via ElDesmarque)`。
【本日の総括】
移籍市場と監督人事が目まぐるしく動いており、特にアトレティコのB・シウバ獲得失敗とイ・ガンインへのシフト、マジョルカのデミチェリス監督電撃退任とピミエンタ招聘の動きなど、各クラブのフロントの腕が試される時期に突入しています。また、W杯での活躍や負傷がダイレクトに移籍市場の価値や補償金(アブデの件など)に直結しており、各チームは国際大会の動向を注視しながら水面下で激しい引き抜き合いを展開しています。日本人選手としては、レアル・ソシエダの久保建英が日本代表の「史上最高の世代」の中心としてW杯デビューを迎えることに大きな注目が集まっています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
アトレティコがベルナルド・シウバの獲得に動いた意図は、グリーズマンが担っていた『ライン間での創造性』の補填にあります。交渉破談後にイ・ガンインへ標的を切り替えたのは、彼が持つ高い技術と戦術理解度が、シメオネ監督の求める『個の打開力と組織への順応』を両立できると判断したからでしょう。一方、ソシエダのマタラッツォ新監督が3バック導入を画策している点は興味深い。久保建英の立ち位置が、従来のサイドからより中央寄りのシャドーへ変化する可能性があり、攻撃のタクトをどう振るうのか、その配置の妙に注目しています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
マジョルカで起きたデミチェリス監督の電撃退任は、クラブの長期的な信頼関係を根底から揺るがす事態です。契約延長直後の引き抜きは、フロントの危機管理能力と監督の倫理観が問われる象徴的な出来事と言えます。対照的に、セビージャはルイス・ガルシア・プラサ新監督を迎え、フリー移籍を駆使して着実に陣容を整えるなど、過渡期を乗り切るための現実的な舵取りを見せています。クラブの温度感は、フロントの誠実さと、それに呼応する現場の結束力によって大きく左右されることを改めて感じさせます。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の市場は、W杯という不確定要素が契約交渉を複雑化させています。特にベティスがアルティミラの売却で決算の帳尻を合わせつつ、アブデの負傷離脱でFIFAからの補償金を見込む動きは、経営と編成の連動性を象徴しています。また、アトレティコがカサドの獲得を拒否した判断は、中盤の年齢構成とサラリー負担を考慮した極めて理知的な編成方針の表れです。噂に惑わされず、違約金や契約年数といった数字の裏側にある『クラブの優先順位』を読み解くことが、この夏の移籍市場を理解する鍵となります。