抗議デモ: 数万人のファンが現経営陣退陣を求める大規模デモを実施
📣 6月18日木曜日の夜20時30分、数万人のセビジスタがホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長率いる現経営陣の退陣を求めて大規模な抗議デモを行いました。参加人数は警察発表で約7500人から8000人、主催者発表では最大40000人に上ったとされています。デモはラモン・サンチェス=ピスフアンの南ゴール側広場から出発し、これまでのタイトルを祝ってきた象徴的な場所であるプエルタ・デ・ヘレスまで、大きな混乱なく行進しました。
プエルタ・デ・ヘレスに到着後、元クラブメディア従業員でジャーナリストのミゲル・アンヘル・モレノによってマニフェストが読み上げられました。要求の主要5項目として、現経営陣の辞任とプロの管理者へのクラブ引き渡し、セグンダ降格の恐怖を拭い去る新サイクルの開始、ソシオやカンテラの重視、大口株主の優先引受権放棄によるファン主導の増資と臨時株主総会の即時招集、そしてクラブの不動産資産からの経営陣の利益搾取阻止が掲げられています。
また、2005年の百周年でプレゴネロを務めた作家アントニオ・ガルシア・バルベイトの録音スピーチも流され、多くのファンの涙を誘いました。彼は『セビジスタの皆さん、セビージャFCがかつての栄光を取り戻すことを願う皆さんの思いに共感します。この不確実で不安な時期に、勝てるプロフェッショナルなプロジェクトのもとでセビジスタが再び団結することが必要です。この136年の歴史を持つ輝かしい機関を守るために、エンブレムと旗を情熱を持って守り続けてください。私たちの子供や孫たちに、私たちが受け継いだセビージャFCを残すための皆さんの努力に感謝します。私の心以上に、あなたのエンブレムが脈打っています。ビバ・エル・セビージャ!』と感動的に語りかけました。
各団体の代表も声を上げており、Federación de Peñas Sevillistas San Fernandoのカルロス・ヒメネス会長は『セビージャのために彼らが出て行くことを求める。売却のオファーがあることは知っている。早急に売却プロセスを早めて出て行ってほしい』と発言。Accionistas Unidosのホセ・キン・ゴンサレスも『経営陣は辞任すべきだ。彼らは5年間私たちを破滅に導き、借金まみれにした。プロフェッショナルに道を譲り、セビジスタが増資に応じられるようにすべきだ。ファンは資金を出す準備があるが、それは彼らが懐に入れるためではない』と痛烈に批判しています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
GK補強動向: ヴラホディモス再獲得を待ちつつ、マドリーの若手フラン・ゴンサレスにも関心
🧤 GKのポジション再編が急務となっています。オディッセアス・ヴラホディモスは買い取りオプションなしのレンタルを終えてニューカッスルへ戻り、エルヤン・ニーランも契約満了で退団してファンに別れを告げました。現在ルイス・ガルシア・プラサ監督の手元にいるトップチームのGKは第3GKのアルベルト・フローレスのみです。
就任して間もないホセ・イグナシオ・ナバロSDは、ヴラホディモスの再獲得を諦めていません。SDは『彼は素晴らしいシーズンを過ごした我々が楽しんだGKだ。ニューカッスルと契約しておりそれを尊重しなければならない。補強が必要なポジションなので、市場を通じて何が起こるか見ていく』と語り、8月に彼の将来が定まるのを待ちつつ、契約解除や再レンタルの可能性を探っています。
同時に、レアル・マドリードのカンテラーノである20歳のフラン・ゴンサレスの争奪戦にも参加しています。身長1.99mのゴンサレスは2029年までの契約を残していますが、トップチーム定着が難しいため今夏の移籍を決断しました。マドリーは保有権の維持や買い戻しオプションを付けたがっていますが、セビージャはボーナス付きのレンタル移籍を提案したい構えです。この争奪戦にはエスパニョール、セルタ、ラシン・サンタンデールや海外クラブも興味を示しています。
さらに、ビジャレアルのディエゴ・コンデについても問い合わせを行いましたが、ビジャレアル側が最低200万ユーロの移籍金と同額の総年俸を要求しているため、高額であると判断しヴラホディモスの状況を見極めるために現在は交渉を保留しています。(via Estadio Deportivo)
ウインガー補強: アドリアン・リソに関心も人員整理が先決、デュランヴィルは獲得失敗
⚡ ホセ・イグナシオ・ナバロSDとルイス・ガルシア・プラサ監督は、サイドアタッカーの補強にも取り組んでいますが、人員整理が先決となっています。現在ウイングにはルベン・バルガス、チデラ・エジュケ、復帰したアルフォン・ゴンサレス、カンテラのミゲル・シエラ、フアンル・サンチェスがおり、人員過多の状況です。ヤヌザイはすでに退団しています。
セビージャはレアル・サラゴサに所属する左利きのウインガー、アドリアン・リソに強い関心を示しており、代理人を通じて買い取りオプション付きのレンタル移籍を打診しています。サラゴサ側は買い取り義務、または条件付きの固定買い取りを要求しています。リソ本人はスペイン国内でのプレーを優先しセビージャへの移籍に前向きですが、ヴェネツィアやMLSのクラブからの好条件のオファーや、ラージョ・バジェカーノ、オサスナ、エルチェからの関心にも耳を傾けています。
一方で、ナバロSDが前任のアントニオ・コルドンから引き継いだリストにあったボルシア・ドルトムントの20歳のジュリアン・デュランヴィルの獲得は失敗に終わりました。1月の時点でレンタルでの獲得を狙っていましたが、デュランヴィルはバーゼルへのレンタルを経て、今夏オリンピック・リヨンへ約550万ユーロで完全移籍することが濃厚となりました。資金力で劣るセビージャはリストから彼の名前を消さざるを得ませんでした。(via Estadio Deportivo)
守備陣の再編: CB飽和状態でロモナコの獲得オファーを拒否、新加入3選手の登録問題も
🛡️ クラブの厳しい財政状況と、セルヒオ・ラモスが率いる投資グループへの株式過半数の売却が失敗した影響で、セビージャは債務削減と利益の出る選手売却を最優先しています。すでにフアン・イグレシアス、アルナ・サンガンテ、ジョン・グリディという3人のフリートランスファー選手を獲得していますが、サラリーキャップの上限を超えているため、現時点では彼らをLALIGAに登録することができません。
特にセンターバックはアルナ・サンガンテの加入により7人も抱える飽和状態となっており、ホセ・イグナシオ・ナバロSDには選手売り込みのオファーが殺到しています。アルゼンチンのインデペンディエンテから24歳のCBケビン・ロモナコを約800万から1000万ユーロで売り込むオファーがありましたが、セビージャはこれを即座に拒否しました。拒否の理由は経済的なものではなく、単に守備陣にこれ以上の補強スペースがないためです。
キケ・サラス、アンドレス・カストリン、新加入のサンガンテは残留が確定していますが、フェデ・ガットーニとファビオ・カルドソは放出が必須です。また、高額な年俸のニャンズを放出することも経済的に不可欠であり、移籍に消極的なマルカオも放出リストに載せられています。(via Estadio Deportivo)
代表での活躍: スイス代表のバルガスが1G1Aと躍動、ソウもW杯初出場
🇨🇭 現在開催中のワールドカップ・グループB第2節で、スイス代表として出場したルベン・バルガスとジブリル・ソウがボスニア・ヘルツェゴビナ戦で躍動し、4-1の勝利に貢献しました。
ルベン・バルガスはベンチスタートでしたが、71分からファビアン・リーダーに代わって出場すると試合の流れを一変させました。74分に左サイドからのクロスでヨハン・マンザンビの先制点を演出すると、84分にはブレール・エンボロからのパスを右足でダイレクトで合わせ、チームの2点目となるゴールを記録。さらに90分には左サイドから鋭く切り込んでマンザンビのチーム3点目をアシストし、1ゴール1アシストの大活躍を見せました。
セビージャでは本来の力を発揮できず苦しいシーズンを過ごしたバルガスですが、試合後のインタビューでは『難しい試合になることは分かっていました。今日、途中出場した僕たちが違いを生み出せたことは良かったです。トーナメントにおいてはそれが重要で、僕たちは団結していますし、とても幸せです。先発する選手だけでなく、ベンチにいる選手も助けなければなりません。最後の試合で2回チャンスがあったのに決められず、あまりよく眠れませんでした。今日はよく眠れるでしょう。この試合で自分がダメージを与えられることは分かっていました』と語り、笑顔を取り戻しています。この活躍はクラブの財政難を救う高額移籍の足がかりになるとして、ファンやメディアから熱い視線を集めています。
また、今大会初出場となったジブリル・ソウも71分にミシェル・アエビシェールに代わってピッチに立ち、後半アディショナルタイムの97分にペナルティエリア内でファウルを受けてPKを獲得し、4-1のダメ押しゴールのお膳立てをしました。(via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo)
小ネタ: ホセ・フアン・ロメロがセビージャ監督就任の噂を完全否定
🗣️ セビージャのライバルであるベティスのBチームで監督を務め、現在はセウタを率いているホセ・フアン・ロメロが、セルヒオ・ラモスの投資グループによるセビージャ買収計画において、セビージャの監督候補に挙がっていたという噂を完全に否定しました。
この噂は、ロメロの代理人がセルヒオ・ラモスの兄であるレネ・ラモスであることが原因で広まりました。しかし、ロメロ自身は熱狂的なベティスファンであり、『セビージャの監督になれるのはどんな監督にとっても素晴らしいことだと誰もが言うだろうが、私の場合は違う。ホアキン・カパロスはベティスに対してかなり無礼だったが、私はセビージャに無礼を働いたことは一度もない。それが現実だ。でも誰も侮辱するつもりはないが、私がセビージャを指揮するなんて絶対に無理だ。不自然なことだからね』と語り、クラブに対する敬意を示しつつも、監督就任の可能性を明確に退けました。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
経営陣の退陣を求める大規模なデモが行われ、クラブのピッチ外での緊張が高まる一方、強化部門は厳しい財政と人員整理の必要性に直面しながらも新戦力の発掘に奔走しています。そんな中、ワールドカップで躍動する所属選手たちの活躍が、クラブの財政難を救う一筋の光となるかもしれません。