ラファ・ミル退団

ラファ・ミルがセビージャとの2025年6月30日までの契約を解除し、ギリシャのアリス・テッサロニキへフリー移籍することで合意に達しました。ルイス・ガルシア・プラサ監督の構想から外れており、プレシーズン開始からチームとは別に一人でジムなどで調整を続けていました。バレンシア県裁判所から性的暴行による8年半の有罪判決(第一審・未確定)を受けていましたが、ギリシャ移住の許可を得たため移籍が可能となりました。今後は毎月スペイン領事館で署名を行う義務があります。彼は2021年夏にウルヴァーハンプトンから1600万ユーロで加入し、初年度はロペテギ監督のもと13ゴールを挙げてチーム内得点王になるなど、公式戦105試合に出場し24ゴール2アシストを記録しました。しかしその後、ビクトル・オルタSDやホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長らと対立。昨季はエルチェへレンタルされ31試合で8ゴールを記録したものの、買い取りオプションは行使されず復帰していました。給与の高い彼の退団により、クラブはサラリーキャップの負担を大幅に軽減し、今夏の新規加入選手の選手登録を進めることが可能になります。(via ESTADIO Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via SPORT)

新加入フリオ・ディアス

アトレティコ・マドリードから新加入した左サイドバックのフリオ・ディアスが、ルイス・ガルシア・プラサ監督のもとで初練習に参加しました。契約は2031年6月30日までとなっており、練習前にはチームメイトから歓迎のパシージョを受けました。特にチリ代表キャプテンでもあるガブリエル・スアソは、セッション中ずっと彼を気にかけていました。ディアスはクラブ公式メディアに対し、『みんなに会えて、セビージャFCが本来の場所に戻ることを証明したいという気持ちでいっぱいです。セビージャからの電話があった時、1秒も迷いませんでした。歴史あるクラブですし、とてもワクワクしています』と語りました。また、自身のプレースタイルについて『私を知らない人に向けて言えば、決してボールを諦めない非常にアグレッシブな選手で、若さとハングリー精神を見せにきました。今日必要とされているものです。攻撃に参加するのが好きな選手だと思っていますが、守備でも力強さを感じています』とアピール。ポジションを争うスアソについては『スアソの実力や成熟度は誰もが知っていますし、チリのキャプテンでもあります。彼はすべての子供が憧れる選手であり、彼からすべてを学ぶためにロッカールームを共有するのが待ちきれません』と敬意を表しています。指揮官については『非常に情熱的でハングリー精神があり、日々向上し、それをファンや選手に伝えたいという意欲を持った監督です』とコメントしました。(via ESTADIO Deportivo)

プレシーズン合宿と今後の日程

チームはプレシーズンを本格化させるため、木曜日にオランダのロッテルダムへ向けて出発し、ガルデレンを拠点に合宿を行います。この期間中に、NECナイメヘン、FCユトレヒト、そして強豪のバイエル・レバークーゼンと3つの親善試合を行い、ルイス・ガルシア・プラサ監督の戦術浸透度を測る予定です。また、リーグ開幕戦については、アスレティック・クラブと対戦する予定となっています。(via ESTADIO Deportivo) (via MARCA)

アドリア・ペドロサと構想外選手の状況

ホセ・イグナシオ・ナバロSDは、構想外選手の放出に奔走しています。左サイドバックのアドリア・ペドロサは、エルチェでのレンタルから復帰し最初のプレシーズンマッチ2試合には出場したものの、ルイス・ガルシア・プラサ監督の構想外となり、現在はフェデリコ・ガットーニ、ファビオ・カルドソ、ジョアン・ジョルダンと共に全体練習から外れています。セビージャは左サイドバックにフリオ・ディアス、ガブリエル・スアソ、そして昨季台頭したオソと4人を抱えており人員過多の状況です。ペドロサに対してはデポルティーボ・ラ・コルーニャが獲得に向けた交渉を開始しています。2028年までの契約を残すペドロサの市場価値は280万ユーロとされており、セビージャは完全移籍による売却、あるいは将来の売却条項を含めることでキャピタルゲインを得たいと考えています。また、同じく放出候補だったタンギ・ニアンズはリールへの退団が決定し、クラブの財政的な負担を少し和らげています。(via ESTADIO Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via SPORT)

FW補強戦線とアコル・アダムスの売却

アコル・アダムスがヴェネツィアへ売却され、クラブに1100万ユーロ以上のキャピタルゲインをもたらすことが決定しました。しかしこれだけでは収支を合わせるには不十分であり、クラブはさらなる補強資金を捻出する必要があります。ストライカーの補強に関しては、フェデ・ビニャスの獲得が失敗に終わった後、アルゼンチンのティグレに所属するダビド・ロメロの獲得交渉が進行中です。セビージャとパルマがそれぞれ約700万ユーロのオファーを出し、選手とは合意に達していると報じられていますが、セビージャ側はまだ慎重な姿勢を保っています。その他にも、ウェストハムのタティ・カステジャノスやバンバ・ディエンなどが候補に挙がっていますが、カステジャノスは高額すぎるため非現実的と見られています。また、パリFCのストライカー、ヴィレム・ジュベルに対してもブレーメンなどと並んで関心を示しているとされますが、パリFCは完全移籍か買い取り義務付きのレンタルしか認めておらず、セビージャの予算では獲得が難しい状況です。(via ESTADIO Deportivo) (via ElDesmarque)

バルガスとソウの去就

ワールドカップでベスト8に進出したスイス代表のルベン・バルガスとジブリル・ソウが休暇を終え、セビージャに戻らずオランダでのプレシーズン合宿から直接チームに合流する予定です。バルガスの市場価値はW杯での活躍(2ゴールとコロンビア戦での決定的なPK成功)により1500万ユーロに上昇しました。セビージャは売却額として約2000万ユーロを期待しており、彼を今夏最大の売却候補と見ています。しかしバルガス自身は移籍先に強いこだわりを持っており、トルコや野心のないクラブからのオファーは拒否し、トップリーグの競争力のあるクラブ(アストン・ヴィラ、ニューカッスル、ブライトンなどが関心)でのみ移籍を了承する構えです。条件に合うオファーがなければセビージャ残留を望んでいます。一方、ジブリル・ソウは給与削減を受け入れて契約を2029年まで延長しており、クラブ内での評価も高いため残留の可能性が高いと見られています。(via ESTADIO Deportivo) (via ElDesmarque)

負傷者と復帰選手の状況

右サイドバックのフアンル・サンチェスが左大腿四頭筋の筋線維損傷により負傷離脱しており、グループ練習から外れています。彼はナポリ、フィオレンティーナ、アタランタなどイタリアのクラブから関心を集めているため、クラブとしては彼をショーケースから外さないためにも早期の復帰を望んでいます。また、アルフォン・ゴンサレスもプレシーズン初期に負傷し離脱中ですが、一方でマルカオ、オソ、カストリンの3選手は怪我から回復し、全体練習に復帰しました。(via ESTADIO Deportivo)

【本日の総括】

人員整理と補強が同時進行する中、ラファ・ミルやアコル・アダムスの退団で得た枠を活かし、ダビド・ロメロら新たなストライカーの獲得を目指すセビージャ。新加入のフリオ・ディアスが合流し、W杯組も復帰するオランダ合宿でチームの土台作りが急ピッチで進められています。