フェデ・ガットーニがイタリア・セリエBのアスコリへ完全移籍合意
⚽️ セビージャは不要な選手を放出する人員整理(オペラシオン・サリダ)を猛烈な勢いで進めており、アルゼンチン人ディフェンダーのフェデ・ガットーニが、イタリア・セリエBに昇格したアスコリへ完全移籍することが決定しました。ガットーニはクラブとの契約を1年残していましたが、セビージャと契約解除をする形での退団となります。
ガットーニはかつてモンチ前スポーツディレクターが獲得合意を取り付けていた数少ない選手の一人であり、今回の退団により、現チームに残るモンチ獲得の選手はマルカオとアドリア・ペドロサの2名のみとなりました。ガットーニはセビージャ加入後、アンデルレヒトやリバープレートへの期限付き移籍を繰り返したものの、十分な結果を残せず完全に構想外となっていました。アスコリ側は公式発表を前に、マテ茶やスペイン語のメッセージ、これまでに所属したサン・ロレンソ、セビージャ、アンデルレヒト、リバープレートのクラブカラーを模したブレスレットの画像をSNSに掲載して獲得を予告していました。
今回の取引は、移籍金なしのフリーでの放出となり、ガットーニはセビージャで受け取る予定だった残り1年の給与の半分未満を放棄しました。これにより、高給取りではなかったものの、サラリー上限(選手登録制限)に少しの空きを作ることができ、今後の新戦力登録を円滑に進めることができます。ガットーニは火曜日の夕方にアスコリに到着し、メディカルチェックを済ませて複数年契約に署名しました。
これで構想外リストからはラファ・ミル、ジョアン・ジョルダンに続いて3人目の放出完了となります。現在、同様の構想外で残る選手はアドリア・ペドロサとファビオ・カルドーゾのみとなっており、練習に加わっているチデラ・エジュケもオファーが届き次第退団する見通しです。
ガットーニのセビージャでの挑戦は完全に失敗に終わりました。モンチが140万ユーロで獲得を決めたものの、加入時には彼はすでに退団しており、ホセ・ルイス・メンディリバル元監督のもとでデビューを果たしたバレンシア戦で致命的なミスを犯して以降は完全に干されました。セビージャでの通算出場は公式戦わずか5試合(ラ・リーガ3試合、コパ・デル・レイ2試合、アトレティコ・アストルガ戦で1ゴール)に留まり、リーグ戦の出場時間はわずか18分と、クラブの歴史の中でも最も痛烈な失敗補強の一つに数えられています。(via ElDesmarque)
新ストライカーのロビー・ユアを阻むブレグジットによる選手登録トラブル
⏱️ 水曜日のスタジアムでの練習セッションにおいて、新加入ストライカーのロビー・ユアの姿がピッチ上に見られませんでした。ユアの合流を遅らせているのは怪我などの身体的な問題ではなく、完全に官公庁での事務手続きの遅れです。スコットランド国籍である彼は、2020年のイギリスのEU離脱(ブレグジット)に伴って外国人枠(EU圏外)の扱いとなっており、この事務手続きに想定以上の時間がかかっています。
これにより、ユアは土曜日のラージョ・バジェカーノ戦の前にチームとわずか2回の練習しかこなせない窮地に立たされています。しかし、ユア自身は非常に高いモチベーションを保っており、インタビューで次のように熱い想いを語りました。
『先週までスウェーデンで試合に出場していたので、肉体的には完全に準備ができていますし、セビージャのユニフォームを着てピッチに立つことにとても興奮しています。セビージャからの興味を知ったのは約3週間前のことでした。本当に感動しましたし、スペインのみならずヨーロッパを代表するビッグクラブであるセビージャでプレーするチャンスを、ずっと心から望んでいました。今回の移籍は、私自身のフットボールキャリアを次のレベルへ、つまり最高峰の世界へと引き上げるための偉大なステップアップです。スコットランド出身の多くの選手は母国に留まる傾向がありますが、私は一人の人間として、そしてフットボール選手として、新たな環境で自分を試したいと強く思っていました。違う国の文化や生活に身を置くことは、過去のベルギーやスウェーデンでの生活を経て慣れており、何ら難しい挑戦ではありません。4年前に誰かが、私がセビージャの選手になると教えてくれたら、それだけで最高に幸せだったでしょう。ここまでの歩みは、自分の決断が正しかったことを証明してくれています』
また、決断を後押ししたルイス・ガルシア・プラサ監督との事前の電話会談についても明かしました。
『先週、監督と電話で非常に素晴らしい話をしました。私のプレースタイルがどのようにチームの戦術にフィットし、効果的に機能するかを熱心に説明してくれました。話を聞いた瞬間に、彼のプロジェクトの重要な一部になりたいと決意しました。街の美しさや、何よりもサポーターがいかに素晴らしいかも教えてくれました。何より楽しみにしているのは、あの美しく情熱的なスタジアムで、リーグ最高峰と言われる熱狂的なファンの大歓声の前でプレーすることです。私の最優先事項は、どのような形であれ泥臭くてもゴールを決め、チームの勝利に貢献することです。もちろん、中盤まで下がってボールをキープして味方を活かすことや、前線への素早いランニングも得意としていますが、ボックス内に入った時の純粋なフォワードとしてのゴールへの本能は、私の最大の強みです。ファンのみなさんには、このクラブのために魂を込めてすべてを捧げることを約束します』
移籍金は固定で650万ユーロが支払われ、達成ボーナスなどの変動条件が満たされれば最大で800万から900万ユーロ規模になる契約です。2031年までの5年契約が正式に結ばれました。(via Estadio Deportivo)